『 身近な人ほど言えない言葉 』

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5月4日、アメリカのウィスコンシン州フォンデュラクのドン・ゴースクさんが地元のマクドナルドで3万個目になる”ビックマック”を食べたようです。1972年5月17日からビッグマックを1日平均2個、食べ続けているドン・ゴースクさんは「ビッグマックを世界で最も多く食べた人間」としてギネスにも登録されています。

毎日そんな食事をして大丈夫かな?と心配ですが、64歳のドン・ゴースクさんは肥満でもなくコレステロール値も正常で健康そのものなんだそうで、正直びっくりです。またビッグマックの考案者のジム・デリガッティさんも98歳まで生きたようで、健康や長生きというのは食事だけではないということでしょうか。

ビックマックを初めて食べた日からこれまでビックマックを食べなかった日は2日だけ、旅先でどうしてもマクドナルドが無かった日と、母親が亡くなった日だということです。

 

 

『健康は難しい』

 

” 長生きするために煙草も酒も女もやめた男が、他に何をすればいいかと医者に聞くと、医者はそんなつまらない人生、長生きしていったい何が楽しいの?と逆に男に聞き返す “

そんなアメリカのジョークがありますが、なかなか分かっているようで分かっていないのが “健康と長生き” なんだと思います。

 

「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディーである ” イグノーベル賞 ” を受賞した心理学者リチャード・スティーヴンズ(Richard Stephens) さんの著書『 悪癖の科学 』によると人間の悪い癖も実は意味があるということが書いてあります。翌朝が大事な会議でも深酒したり、人間はなぜ世間が眉をひそめるようなことをついやってしまうのかと、そして一部の悪癖には隠れた効用があることを示す研究成果の数々を紹介していて、悪い癖も身体にとって良い場合があるとユーモアたっぷりに書かれているこの本を読むと、改めて健康を左右する要因は様々だと思います。

 

『母の日』

 

母の日には、日頃なかなか伝えることができない感謝の気持ちを伝えることが大切ですが、どうも苦手です。身近な人ほど言葉に出して感謝の言葉を言うのが恥ずかしいのと、別に今言わなくてもそのうち言えばいいでしょうと思ってしまい、久しぶりに実家に帰り花だけは渡せましたが、その言葉が結局なかなか伝えられません。いい歳になって情けない限りです。

 

先週たまたま仕事で神戸に行く機会があり、子供の頃よく親に連れて行ってもらった神戸の王子動物園に立ち寄りました。動物園といえば地元の宝塚ファミリーランドか王子動物園でしたが、王子動物園は子供は無料だったり動物がたくさんいて、よく連れて行ってもらったのを覚えています。

自分の子供を連れて行ったこともありますが、今では自分の子供とも動物園は行かないので、親子の時間はあっという間に過ぎるもんです。

 

 

誰にも同じように時間は過ぎますから、家族もずっと同じようにはいかないわけで、僕のまわりにも母親が認知症になって大変な苦労をしている人もいますし、親を介護することになって実家に戻った友人もいます。そう考えると、親が元気なうちに感謝を伝えておくことは改めて大切だと思います。

久しぶりに実家で食事をしたときに父が「死んだらなんにもないとつまらん、死んだ後にちょっとくらい楽しみがあればいいけど」といい、母が「お父さんは一番長生きだから」となんだか噛み合ってるのかよくわからない会話がありました。

高齢になった親に望むことは、少しでも長生きして元気でいてほしい、ただそれだけですが、そのためには食生活だけではなく様々なことが関わっているようです。

『変わる』

時間とともに変わるのは自分自身だけではなく家族をはじめ自分の周りにいる人も変わります、子供が大きくなり家を出たり、仕事をリタイアして仕事仲間と疎遠になったり、また離れ離れになったり、ずっと会えなくなったり、人と人とのつながりが減っていくのを感じたり、別れを経験することは悲しいことだと思います。

ただ出会いの数以上は別れは来ないので、その分多くの素晴らしい出会いがあったわけです。時間は戻りませんが、若い人は前を向いて進むべきですが高齢者の方は振り返ることも時にはいいことだと思います、昔のことを思い出したり、誰かに話を聞いてもらうことは老後を元気で過ごすための栄養にはなるはずです。

 

いま『利己的な遺伝子』という本を読んでいます、40年以上も前の本で、読み始めたばっかりですが、“集団の利益になるような利他的な行動も、それは自らの遺伝子の存続に有利に働くという理由からだ”ということが書いてあり、かなり面白くて、そしてぶっとくてなかなかの強敵です。

人間は遺伝子の乗り物のようなもので、人間の身体は無くなったとしても親から子、子から孫へ遺伝子は繋がっていきます、一時的なブームはすぐに終わります、ただ遺伝子のように時間を超えて残っていくようなものもあります、そんな長く続けていきたいと思えるような、高齢者の自立に関わるプロジェクトでありたい、そしてそのきっかけになるような企画をスタートをしていく予定です。

 

最後に母の日に言えなかった言葉を書かせてください。

「産んでくれて、苦労して育ててくれてありがとう、これからも元気でいてください。」

 

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