レポート【 社会人クラス 社会科見学 】いってきました!多古町あじさい祭りフィールドワーク

【 社会人クラス 社会科見学 】
\ いってきました!多古町あじさい祭りフィールドワーク /

 

千葉県多古町(たこまち)
成田空港に隣接する 約15000人の自然ゆたかな町です。

マイナスの課題を繋げ合わせプラスを生み出す
ちゃんとちゃんとの学校も応援している
多古町の「タコ足ケアシステム」。

高齢者も障害者も一緒に
地域のみんなでまちを元気にする取り組みです。

その様子を少しでも肌で感じに
多古町にいってみよう!
というフィールドワーク第一弾。

1年に1度 あじさい祭では
多くの地元のみなさんに触れあいました。

 

 

 

多古町のみなさん、
楽しいひとときをありがとうございました。

タコ足メンバーのみなさんと記念ショット。

まだまだ まちで活躍されている方、
素敵なシニアの方、いっぱいの多古町。

「ヒトモノコト」の
ヒトをつなぎあわせ  コトをおこしていく

そんな 福祉のまちムーブメント
じわじわおこりはじめています。



社会人クラスの体験型授業
おっちゃんマップ(仮)づくり
これから本格始動していきます♪

今後も取材やフィールドワークの授業を
行っていく予定です。

ご興味ある方は 社会人クラスまで。

オンラインだけでも
フィールドワークでも
ご自由に関わってみてくださいね。

【 好評募集中! 】

\ 2019年 ちゃんとちゃんとの学校
オンライン社会人クラス1期生 /

▶︎WEBサイトより申し込む

ちゃんとちゃんとの学校 事務局
chantchantoffice@gmail.com⭐️WEB :http://chant-chant.net/
⭐️Instagram:https://www.instagram.com/chantchantschool/
⭐️Facebook:https://www.facebook.com/chant.chant.project/
⭐️STORE:https://chantchant.stores.jp/

『 排除 』

「松阪もめん」とは、天然藍の先染め糸を使い、「松坂嶋(まつさかじま)」と呼ばれる縞模様が特徴の松阪地域で生産される綿織物です。

仕事で松阪に来ていますが、松阪といえば「松阪牛」も有名ですが、「松阪もめん」も有名です。

「青は藍より出でて藍より青し」ということわざがあります。

「藍」とは染料に使う藍草のことで、藍草で染めた布がもとの藍草よりも鮮やかな青色となることから、弟子が師匠の学識や技量を越えることのたとえとして使われます。

ただし本来の意味は、学問は中断してはいけない、努力すればするほど優れたものになるということのようです。

学ぶこと、それを続けることが大切だということを意味することわざです。

 

『 公園 』

自宅の前の公園には、遠くから遊びに来る子供達がいます。

なぜわざわざこの公園に来るのか?聞いてみたら「近くの公園はボール遊びが出来ないんだ」という理由でした。

最近の公園はより安全を求めてなのか、禁止事項がたくさんあります。

ボール遊びだけではなく、ペットがダメ、自転車がダメ、一輪車がダメ、スケボーがダメ、撮影がダメ、花火がダメ、飲食がダメ、うるさくしてはダメ、、、などなどよく見かけます。

これを全て守るとしたら、いったいどうして遊べばいいのか?お手本を見せてもらいたいくらいです。公園で遊ぶ子供が少なくなったのは、こういうこともひとつの理由じゃないのかなぁ、と思います。

もちろん怪我したら誰が責任とるんだ〜!、という意見も分かりますが、もっといい形がないもんかと思います。

 

『 ウォシュレット 』

一般世帯で80%近い普及率があるウォシュレットは、ホテルでもほぼ付いている気がします。ただ使い過ぎには注意が必要のようです。

肛門の周辺には「皮膚常在菌」という菌が存在し、皮膚を「酸性」に保ったり、有害な細菌などから守ってくれる働きをしています。

ウォシュレットを使い過ぎると、強力な水圧によってこの大切な皮膚常在菌が洗い流され、トラブルを起こしやすい状態になってしまうそうです。

綺麗にし過ぎるのも問題だということかもしれません。

潔癖症の人が時々いらっしゃいますが、そんなに綺麗にし過ぎるのは、私はちょっと不自然な気もします、人間なんてそんな綺麗なもんじゃないはずです。

 

『 黒い羊 』

白い羊の集団に、黒い羊が一匹いると白い羊たちから受け入れてもらえず、排除されるという話があります。

聖書の故事に由来している話で、集団心理学では『黒い羊』と言われているようです。

 

「犯罪者の3人に1人は生まれつきの犯罪者で、残虐な犯罪を犯すのは決まって生まれつきの犯罪者だ」というのが犯罪人類学と犯罪学の父と呼ばれているチェーザレ・ロンブローゾです。

生まれつき犯罪をおこすのはこんな顔なんだと、顔の特徴まで発表したこの危険な考えは当然ながら科学的にも否定されています。

 

『 黒 』

Vantablack(ベンタブラック)」と名付けられた物質が、世界で最も黒い物質なんだそうです。

イギリスのナノテクノロジー開発企業であるSurrey Nano Systemsが開発した「Vantablack」が最も黒いと言われるのは可視光吸収率にあります。

可視光吸収率とは、目に見える光を吸収する確率のことで、一般的な黒色の可視光吸収率は95~98%程度に対して、Vantablackの吸収率は99.965%で、ほとんどの光を吸収してしまいます。凹凸なところにVantablackを使うと凹凸が分からないくらい、真っ黒なんだそうです。

黒も色々あるんだなぁと思いますし、どんなに黒いといっても100%ではないんだとも思いました。

 

『 考え続ける問題 』

事件がショッキングになればなるほど、被害が大きくなればなるほど、その対策も世の中の意見も同じように強く激しくなりがちです。

最近よく報道されている、高齢ドライバーによる悲惨な交通事故に関しても、様々な意見があります。

私のまわりでも75歳以上は免許証を取り上げるべきだという意見をよく聞きました。

排除することは、とても分かりやすく、インパクトはありますが、それは一方で考え続けることを放棄している気がしてなりません。

実際には交通事故をおこすのは16〜19歳が1番多いわけですが、死亡事故に関しては高齢者が多いということで、それはアクセルとブレーキの踏み間違いが一般的なドライバーより8倍近く多いことに関係しています。

10日に、政府が高齢ドライバー向けの、新たな運転免許制度を創設する方向で検討していくということが、わかったようです。

75歳以上向けの、この新しい免許は自動ブレーキやペダルの踏み間違い時の加速抑制装置を備えた「安全運転サポート車」に限って運転を認めるようにするようです。

100点満点の正解がない、この問題ですが、交通事故はお年寄りだけがおこすわけではなく、ある日突然誰もが加害者にも被害者にもなるということをもとに、これからも考えることをやめずに、考え続けていく問題だと思います。

 

 

シニアのジリツ支援プロジェクト『ちゃんとちゃんとの学校』では7月13日、初めて東京を飛び出し岡山でちゃんとちゃんとの学校を開催します。

私達は様々なプロジェクトを、サポーターの方々の支援のもと活動しています。

2019年度から『ちゃんとちゃんとの学校』の記念すべき1期生のサポーター募集をスタートしますので、シニアのジリツ支援に関心がある方ならどなたでもご参加いただけますので、是非皆様のご参加をお待ちしております。

詳細はこちらをご覧ください。

 

 

『 You’ll Never Walk Alone 』

圧倒的な力を前にすると、チームワークでは立ち向かえないこともあります。

頑張っても越えられない壁や、明らかな実力差は、どれだけ力を合わせたところでどうしようもない、勝負の世界は甘くはないわけです。

一方で、強烈なチームワークが、とんでもない大番狂わせを起こすことだってあります。

 

『 チャンピオンズリーグ 』

サッカーで最もハイレベルな試合が観れるのは、ワールドカップではなくチャンピオンズリーグだと思います。

ヨーロッパのクラブNo. 1を決めるその大会で14年前に起きたのが、イスタンブールの奇跡です。

イスタンブールで行われたチャンピオンズリーグの決勝戦は、イタリアのACミランとイングランドのリバプールFCとの戦いでした。

圧倒的に前評判が高かったのはACミランでした。スーパースターを揃えた強豪ACミランと、地味なメンバーでなんとか決勝戦までたどり着いたリバプールでは、やはり誰もがACミランの勝利を疑いませんでした。

前半が終わった時点で3-0、大方の予想通りACミランが圧倒しました。

ところがハーフタイムを境にリバプールは全く別のチームになります、怒涛の勢いで同点に追いつき、PK戦の末にACミランを下しました。歴史に残る大逆転劇でした。

 

『 You’ll Never Walk Alone 』

たった15分のハーフタイムに一体何があったのか?、チームを変えたのは、ある歌でした。

ハーフタイムの間にリバプールのサポーターが歌い続けた歌が『 You’ll Never Walk Alone 』です。

“君は1人じゃない” という意味のこの歌は、昔から熱狂的なリバプールのサポーターが歌うことで知られています。

“どんなに負けていても俺たちがついている”というメッセージが、控え室にいる選手達に伝わったのではないかといわれています。

サポーターのことを12番目の選手といいますが、リバプールは12人目の選手の力が特に大きかった気がします。

その逆転劇から14年、再びリバプールはセミファイナルで、あのメッシ率いるFCバルセロナを初戦0-3から大逆転し、決勝戦も勝利し見事にビッグイヤー(優勝トロフィー)を獲得しました。

優勝後にスタジアムで大合唱が起こったのは、やはり『 You’ll Never Walk Alone 』でした。

 

『 生活の一部に 』

気がつけば、またサッカーの話を書いてしまいました、ちゃんとちゃんとの”ちゃんと”はサッカーの応援チャントからきていますので、と苦しい言い訳をしていますが、ご勘弁ください。

昔は今のようにサッカーは人気がありませんでした。

Jリーグもなかった時代は、今のような緑の芝生も珍しく、ほぼ観客がいないスタンドからファ〜と鉄のラッパの音が聞こえるだけでした。ましてや、海外のサッカーなんかはダイヤモンドサッカーという番組でしか見ることが出来ませんでした。

子供の頃からなぜ野球は人気があるのにサッカーは人気がないのかなぁ?とよく考えていた者からすると、まさかこんなにサッカーが人気になるとは?といまだに信じられない気持ちです。

「日本人がサッカーの観戦後、ビールを飲みながら飲み屋でその試合を振り返るような雰囲気を作れたとき、初めてサッカーは国民の間に浸透したことになるだろう。」 

と元日本代表のトルシエ監督が言っていました。Jリーグの開幕から一時的なサッカーブームが起こりましたが、それ以降は人気が低迷し、再び人気がでるまでには時間がかかりました。

一時的な流行がやがて定着する、いつのまにか生活の一部になる、日本のサッカーがそこまで来たのか?それはわかりませんが、昔に比べれば、その日は近づいている気がします。

そこにはただのプロサッカーリーグではなく、地域に根ざしたクラブを目指したことが理由のひとつではないかと思います。

 

『 割れた窓 』

ある街に、窓が割れたままの建物があったとします。それをそのままにしておくと、その街の治安がどんどん悪くなる。

という考え方を「割れ窓理論」というようです。

 

ニューヨークの地下鉄には落書きが絶えませんでした、それを落書きの度にひとつひとつ消すことによって、落書きだけではなく犯罪が減りました。

ディズニーランドでは少しでも建物に傷が入ったりすると、すぐに修理し、またゴミが出たらすぐに掃除する、それを続けることによってゲストのマナーを良くすることに成功したようです。

割れた窓をそのままにしないためには、地域の人々が協力して自分の家以外にも気を配ることが求められます。

地域をひとつの共同体として考えていくことが、自分が住む街をより良い街にしていくわけです。

プロのサッカーチームには多くの人が関わります、スポンサー、GM、広報、スカウト、コーチ、サポーター…さらにその地域が関わっていくことがブームで終わらないことに繋がり、たかがサッカーが、生活の一部になりつつあるのではないかと思います。

 

『 ポジション 』

サッカーにはゴールを決めるフォワードや、ミッドフィルダー、ディフェンダー、ゴールキーパー、などのポジションがあり、それぞれの役割があります。

最近ではそのポジション以外の役割も求められています。ディフェンダーのように守るフォワードや、ミッドフィルダーのようにパスを出すディフェンダー、強いチームの特徴はそれぞれのポジションの役割はもちろんのこと、自分以外のポジションの役割もこなすことが求めらます。 

同じ目的のためには、ポジションなんて関係ないわけです。それぞれの選手達がひとつの大きな生き物のように連動して動き始めるときに、本当に強いチームになります。

 

『 ひとつのゴール 』

シニアの自立支援という大きなテーマでは、サッカーのポジション以上に様々な分野に分かれていて、それぞれの役割があります。

「シニアの自立支援」というゴールは同じであったとしても、その分野によって課題が違ったり、目的も異なることはよくあることだと思います。

その分野だけでは解決出来ない課題を、他の分野の人も手分けしてやっていくようなことは、まさに地域包括ケアシステムの考えですが、それは同じゴールを目指すことが最も重要です。

またより幅広い分野の方々が、シニアの自立支援に関わった方が様々な課題を解決できるはずですし、よりカラフルな、より豊かなシニアの時代になるはずです。

そのためには、楽しみであり、手軽さが、ある意味でゆるさも必要です。サッカーの楽しさや手軽さが多くの人々を惹きつけるように、ちゃんとちゃんとのシニアの自立支援もそうでありたいと思います。

よくわからないけどおばあちゃんが好きだとか、あのおじいちゃんは面白いなぁとか、きっかけはなんだっていいはずです。

いまの与えられたポジションを時には少しはみ出してみることや、ちょっと視点を変える、他のポジションの立場を考えてみることも、とても意味があるのではないでしょうか?

ゆるくつながる、私たちの『ちゃんとちゃんとの学校』がそういうきっかけになればなぁと、よく思います。

とてもとても有り難いことに『ちゃんとちゃんとの学校』の考えに共感していただいて、この活動を応援していただくサポーターの方が徐々に増えています。

問題意識を持ち集まった方々と、もっと強いチームになり、シニアの方々にたくさんの応援チャントを送りたいと思っています!

 

そしてサッカーの話はしばらく封印します。

 

 

シニアのジリツ支援プロジェクト『ちゃんとちゃんとの学校』では初めて東京を飛び出し、7月13日に岡山でちゃんとちゃんとの学校を開催します。

私達は様々なプロジェクトを、サポーターの方々の支援のもと活動しています。

2019年度から『ちゃんとちゃんとの学校』の記念すべき1期生のサポーター募集をスタートしますので、シニアのジリツ支援に関心がある方ならどなたでもご参加いただけますので、是非皆様のご参加をお待ちしております。

詳細はこちらをご覧ください。