『骨格を分析して自分に最適なシューズを選ぶ』

近年、ウォーキングやランニングは、様々な健康効果があるとのことから、シニア世代だけでなく幅広い世代の人たちから人気を集めています。

ウォーキングやランニングは気軽に始められますが、実は正しいシューズ選び、そして正しいフォームで行わなければ、効果がないばかりか怪我の原因にもなるという事をご存知でしたか?

仕事でお会いするシニアの皆様にお話しを伺うと、意外と「痛み」を我慢しながらウォーキングをしていると言う声が多く聞かれます。しかし、自分にとってどんなシューズが適していて、どんなフォームで行うことが正しいのかがわかりませんよね。

実は、このようなシューズ選びやフォームの悩みを解決してくれる会社があるのです。

広島市中区にある「フィールフィールド株式会社」さんです。こちらの会社は、日本で唯一のパフォーマンス向上のための骨格診断サービスを行ってくれる会社です。

今ならこの骨格診断サービスが、東京ビックサイトで体験できます!(期間11月7日~9日)

ということで、早速プロジェクトリーダーの広納と二人でお邪魔してみることに!7日~9日までの三日間、東京ビックサイトではファッションワールド東京というイベントが開催中なのですが、その中のシューズEXPOにフィールフィールドさんが出展されています。

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ブースにお邪魔すると、代表取締役の鈴木学さん自らがお出迎えして下さいました。

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最初にランニングやウォーキング時の「痛み」は何故起こるかを伺いました。

●骨格に合ったシューズ選びが出来ていない
●骨格に合ったランニング・ウォーキングフォームが正しくない
●生活習慣の中でクセがついてしまった体の動かし方によって、筋肉の付き方が、骨格本来の動きを制限してしまっている

これらの事が原因になっているので、これを解決するためにまずは骨格構造を知る事が大切だとのこと。

自分の骨格を測定した経験ってありますか?私はそのような経験はなかったので、早速測定していただくことにしました。測定自体はほんの1分程度、しかも特に何かを装着するわけでもなく、ただ言われるがままに立っていれば測定完了です。(写真は広納が体験中のもの)

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この測定をしてもらうことにより、自分がどういった骨格で、その形状に合わせた効果的な体の動かし方や、適切なシューズまでもがわかってしまいます!

このようにして、骨格に合わせた動きを続けることによって、本来の骨格の動きを取り戻すことで、体のバランスが整い痛みなどを根本から治していくことが可能だということでした。

今回お邪魔した時に、フィールフィールドの代表である鈴木さんだけでなく、「骨格ランニング」(講談社)の著者である鈴木清和さんもブースにいらっしゃって、こちらもまた大変興味深いお話を伺うことができました。この話は長くなりそうなので、明日に続きます!

是非、骨格測定に興味ある方は、明日9日(水)まで東京ビックサイトでイベントが開催中ですので、足を運んでみて下さい!

第7回 ファッション ワールド東京
会期:2016年11月7日(月)~9日(水)10:00~18:00
会場:東京ビックサイト(国際展示場)

フィールフィールド株式会社さんのブースは「シューズEXPO内です」

 

『寒い冬こそ水分補給をしっかりと!』

11月に入り、急に寒さが増して来ましたね。

暑い時期には、意識しなくても水分補給がしっかりできている人は多いと思います。しかし、寒くなってくるとどうでしょうか。実は夏よりも冬に水分不足に陥る人が少なくないと言われています。

今回は、冬に陥りがちな水分不足と、水分補給についてお話させていただきます。

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Photo by Michael Thomas

■気づきにくい水分不足

夏場は汗を多量にかくことから、水分を細目に補給する人が多いです。しかし、冬は汗をかいている実感がなく、また、あまえい動かない、喉が渇いてないからという理由で水分補給を怠ってしまいがちです。

ところが、私たち人間は汗や排泄など意外にも、不感蒸泄(ふかんじょうせつ)と言って、呼吸の際に呼気に含まれる水分と、皮膚や粘膜からの蒸発水分によって体内の水分は失われています。この不感蒸泄によって、1日に約900mlほどの水分が失われていると言われています。

■シニア層では体内水分量が減少

人間の体は約60%が水分であるという話を聞いたことがあると思います。しかし、この水分量は年齢と共に減少してしまいます。その理由としては以下の理由があると言われています。

  • 水分を蓄えるための筋肉が減少し、体内の水分量が少なくなる
  • 腎臓の機能が低下し、老廃物を出すためにたくさんの尿が必要
  • 感覚が鈍くなり、喉の渇きを感じにくく、補給する水分量が低下

これらの理由などから、60歳以上のシニア層では、体の水分量は約50%程度となります。

■水分は一日にどれくらい摂ったらいいの?

一日に失われる水分量は、不感蒸泄を含め2500mlくらいだと言われています。この失われる量と同じくらいの水分補給をする必要があります。

一日に摂取する水分量の目安としては、「体重(kg)×30ml」です。例えば体重60kgの人であれば、1800ml(1.8L)ということになります。その他、食事などから摂取する水分をたすと、だいたい2500mlくらいにはなります。

■飲むタイミングは?

一度にゴクゴクと大量に飲んでしまうと、胃に負担がかかりますのでゆっくりと、何度がにわけて飲むことがお勧めです。さらに、寝ている間にも不感蒸泄は起こりますので、就寝前や起床後、汗をかきやすい入浴の前後には必ず飲むと良いでしょう。

■水分は何でもいいの?

ジュースや炭酸などはカロリーオーバーになりますので、水分補給には向いていません。また、アルコールやカフェインは、利尿作用があり逆に水分不足に陥りやすくなりますので適していません。やはり、一番はお水が望ましいです。冷たい水は体を冷やしてしまいますので、常温、または白湯などが最もお勧めです。

 

夏場は熱中症対策にと、たくさんの水分を摂っている人でも、冬になるとつい水分補給を怠りがちになってしまいます。
冬の間水分補給を怠ってしまうと、血液がドロドロになり血液循環が悪くなることにより、様々な病気の引き金ともなります。また、水分不足は乾燥肌の原因にもなります。

寒い冬を元気に、そしてカサツキのない肌のためにも、毎日の水分補給を大切に行ってみて下さい。

『認知症カフェの役割』

高齢化社会が進む中、認知症の方が増加しています。現在日本では、軽度認知障害を含めると、およそ800万人ほどの認知症高齢者がいるとも言われています。この数は、65歳以上の方の4人に1人の割合です。

厚生労働省では、認知症を患っている人やその家族の方を支援すべく「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)を策定しました。この新オレンジプランの一施策として「認知症カフェ」の設置を挙げています。

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Photo by  PublicDomainPictures

■認知症カフェとは?

認知症カフェは、認知症の方、家族、専門家、地域住民が集う場で、交流や情報交換などを主な目的としています。カフェと言っても、通常のカフェのように営業しているわけではなく、定期的なイベントとして開催される交流会といった感じです。

しかし月に数回でも、こうした交流の場があることにより、認知症を発症されている本人にとって、同じ悩みを分かち合うことができたり、本音で話をすることもできるなどといったメリットがあるだけでなく、人と交流をする楽しみができ、引きこもりの解消にも一役かってくれます。

また、認知症を患っている本人だけでなく、それを支える家族にとっても、専門家への相談ができたり、同じ境遇の人たちと話をすることで、心理的負担の軽減にも繋がるといったメリットがあります。

■認知症カフェと介護サービスの違いは?

介護サービスの場合、そのほとんどがケアプランなどに基づいて決められたプログラムを利用者が受けるのが通常です。この形では、介護される側とする側とにはっきりと分かれてしまい、より強く認知症の方が認知症なのだという意識を持たざるを得なくなってしまいます。

認知症カフェでは、特にプログラムを設けるのではなく、過ごし方は自由で自分で時間の使い方を決める事ができます。「認知症の人」としてではなく、「ひとりの人」として過ごすことが出来るのです。

■運営上の問題点

認知症の人にとっても、その家族にとっても気軽に利用できて、その活躍が期待される認知症カフェですが、運営上いくつかの問題点があると言われています。

一つには人材不足があげられます。認知症カフェの運営は、現在ボランティアに依存している部分が多数を占めます。月に数度の開催を目指すとなれば、当然人材が必要ともなりますし、また認知症ボランティは認知症についていの知識が必要ですから、人材の育成が急務だとされます。

そしてもう一つは資金面です。認知症カフェの利用料金は200円~300円程。収入としては微々たる金額なのにも関わらず、運用費はそれを遥かに超える金額が必要となります。現在運営費は、自己資金または本人負担が6割を占めているのが現状です。

認知症カフェには、こうした問題点や他にもいくつかの課題があることから、まだまだ運営数が少ないと言われています。これから超高齢化社会を迎える日本において、こうした取り組みが広がっていけるよう、問題点の解決が早期になされることを願いたいものです。