『マージャンは脳を鍛える最強の脳トレ!』

先日お会いした品川区在住シニア男性の方は、週に一度マージャンをやるのが楽しいとおっしゃっていました。

「マージャン」と聞くと「賭け事」とのイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、昨今麻雀は脳トレ効果があるとして、積極的に介護予防事業などにも取り入れられています。

前述のシニア男性は、週に一度、区が主催する「品川いきいき健康マージャン広場」へと足を運んでいるそうです。

品川いきいき健康マージャン広場は、品川区と長寿社会文化協会と日本健康麻将協会の共同事業で、60歳以上の品川区民の健康づくり、仲間づくりを目的として実施されています。

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Photo by  Muffet

 

■マージャンが脳のトレーニングになる理由

●役をつくる
マージャンは、4面子1雀頭で構成される「役」を作らなければあがることはできません。役の知識と、効率の良い牌のきり方などを知識経験で行う作業は前頭葉をフル活動させます。

●点数計算
点数を計算する際に、脳内で素早く暗算を繰り返します。これは脳の活性化に繋がります。

●相手の手を推理
マージャンは、自分の手だけでなく相手の手を推理しながら戦略を練らなければなりません。相手の手を読むためには、経験や知識だけでなく臨機応変に頭を使う必要が生じます。

●指先を使う
マージャンは指先を使います。指先を使う事は末梢神経が刺激され、同時に脳細胞にも刺激が伝わり、脳の活性化に繋がります。

このように、マージャンは脳の様々な部分の刺激に良いとされていますので、認知症の予防としても注目されています。また、地域での交流の場が少なくなりがちなシニアにとっては、絶好の交流の場ともなるのではないでしょうか。

中には、健康マージャン広場で知り合ったというシニア仲間で、お花見に出かけたり旅行に行ったりされることもあるそうです。このように、シニアの引きこもりや孤独感の解消にも役立っているようです。

現在、シニアを対象とした健康マージャンサロンが増えてきており、今後も事業の拡大が期待されています。

「賭けない」「飲まない」「吸わない」健康マージャン、皆様の街にもあるようでしたら、一度参加されてみてはいかがでしょうか。

 

 

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