『自立して過ごせる期間「健康寿命」を伸ばす』

チャントチャントプロジェクトでは「自立」「行動」「革新」というテーマで、シニアのライフデザインをしていくプロジェクトです。

今回のテーマは「自立」です。

 

■健康寿命=自立

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Photo by marcuzzo

近年、よく耳にするようになった「健康寿命」という言葉、皆様はご存知ですか?厚生労働省の健康日本21では、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。もう少しわかりやすく言えば、「介護を受けたり病気などで寝たきりになったりせずに、自立して健康に生活できる期間」ということです。

厚生労働省発表の最新健康寿命は「男性70.42歳」「女性73.62歳」となっています。

健康寿命を伸ばす事は、チャントチャントプロジェクトが掲げるものの一つ「自立」にとって非常に大切な事でもありますし、また、近年問題となっている介護費や医療費の削減や軽減といった意味でも重要です。

健康寿命を妨げる要因は、主に3つあると言われています。

  • 痴呆症
  • メタボリックシンドローム
  • ロコモティブシンドローム

これらの要因は、要介護となる大きな病気を招く原因となることが多いので、日頃から予防に努める必要があります。

こうした要因の予防につながり健康寿命を伸ばす方法として、加齢医学を専門とする順天堂大学大学院教授の白澤卓二氏が、「健康寿命を伸ばす10の生活習慣」というものを発表されています。

【健康寿命を伸ばす10の生活習慣】

  1. 食事は1日3回、朝食を抜かない
  2. 魚を積極的に食べる
  3. 「ベジフル7」(野菜5皿と果物2皿)
  4. 抗酸化物質を取り入れる
  5. お酒を飲むなら赤ワイン
  6. 腹7分目でカロリー制限
  7. 定期的、継続的に体を動かす
  8. 情報をアウトプットする
  9. ストレスは毎日解消する
  10. 今日の自分を記憶する

これら項目は一見すると当たり前のことばかりのように感じますが、これを毎日守る事ができるか?と聞かれたら・・・私だったら、無理ですと答えさせてもらいます(笑)

しかし、この当たり前のことこそが病気の予防に繋がり、健康寿命を伸ばし、自立のできる快適なシニア生活を送るには、最も大切なことなのです。

この10項目を大きく3つにわけると「食生活」「運動習慣」「前向きな気持ち」となります。これらと、「痴呆症」「メタボ」「ロコモ」の関係などについては、今後詳しくブログ内でもご紹介させていただきたいと思っています。

 

チャントチャントプロジェクトでは、自立したシニア生活を送るためのお手伝いや、様々な企画などをご提案させていただきます。

 

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