『80歳からのチャレンジ』

ライトノベル作家のSHOさんがTwitterにツイートした内容が話題になっていたので、読んでみる事に。内容はSHOさんのおばあさんの事でした。

SHOさんのおばあさん、年齢は80歳で秘かな趣味がディズニーシリーズで有名な「くまのプーさん」の絵本やぬいぐるみを棚に飾ったりして、秘かに楽しんでいたそうです。

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Photo by Scott & Elaine van der Chijs

 

ある時SHOさんが「一回ディズニーランド行ってみる?」と誘ってみると、「私みたいな年寄が行ったらあかんやろ」と言ったそうですが、いざ連れて行ってみると、おばあさんは「いやーん、わーん、きゃーん!」と大興奮だったそうで。

帰った後も興奮が冷めることはなく、プーさんグッズを集めたプーさんの部屋を作っただけでなく、なんとプーさんの物語の舞台であるイギリスにまで旅に出たそうです。そのために英語もしっかり勉強して話せるようにまでなって。

この一連のおばあちゃんの行動をツイートしたSHOさんは、最後にこう締めくくっています。

「年寄りが年寄らしく枯れてなきゃいけないなんて誰が決めたわけじゃない。何か一つでいい、楽しむことを見つけてほしい。」

まさにその通りだと思いました。70歳、80歳を過ぎたって、やりたいことがあってそれに向かって行動を起こすことは、決してダメな事ではなく、むしろこうした行動こそが自立したシニアライフを送ることに必要なのではないかと思います。

「もう歳だから・・・」

そんな言葉で何かを諦めてしまうのではなく、様々な事にチャレンジする元気なシニアの方々が増えることを願っています。

『良い習慣を身に付けて健康なシニアライフを送る』

【革新】

古くからの習慣、制度、状態、考え方などを新しく変えようとする事 (大辞林 第三版より)

今回は「革新」についてです。

年齢を重ねるにつれ、今までの習慣を大きく変えることは難しくなってくるように感じます。また逆に新しい事を習慣づけるというのも、そうそう簡単なことではありません。

しかし、悪しき習慣を改め良き習慣を身に付けることは、快適なシニアライフを送ることに繋がってくるはずです。この「習慣を変える」ということは、私たちチャントチャントプロジェクトでも、「革新」というテーマで積極的に取り入れていきたいと考えています。

快適なシニアライフを送るためには、「健康であること」は最も重要な事柄の一つです。そこで、是非とも健康維持のために続けて欲しい「習慣」を今回は一つご紹介したいと思います。

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Photo by  janusz l

■水を飲むことを習慣づける

体内の水分が不足すると、熱中症、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす要因となります。こうしたリスクを回避するためには「水を飲む」ことが重要です。厚生労働省でも「健康のため水を飲もう」推進運動を全国で広く展開しています。

通常人間が「喉が渇いた」と感じる時というのは、すでに脱水が始まっている証拠ですから、渇きを感じる前に飲むことが大切だと言われています。特に水分が不足しやすい就寝前、起床後、スポーツの前後、入浴の前後は渇きを感じていなくても、十分な水分補給をすることがお勧めです。

■健康効果が絶大なのは「朝」飲む水

体内水分量が極端に減少してしまわないように、細目な水分補給も当然大切ですが、健康効果をさらに期待して飲むために一番お勧めの摂取タイミングは「起床後」です。

●朝飲むコップ1杯の健康効果

朝飲むコップ1杯のお水には、実はたくさんの健康効果が期待できるのです。

  • 腸の動きを活発にし、お通じが良くなる
  • 血液をサラサラにする
  • 脳の回転率が14%向上
  • 新陳代謝のアップ
  • 自律神経が整う
  • 美肌効果

●冷水より常温又は白湯

朝飲む水は、冷水よりも常温水か白湯がお勧めです。冷水は腸を刺激し便秘の改善には適していますが、体(内臓)は温めることで活性化されます。体は暑いと感じていても内臓は冷えていることもあるので、夏場であってもできるだけ冷水ではなく、常温水か白湯を飲むようにしましょう。

■健康効果が期待できる水の種類

飲むお水は、水道水でも浄水した水でもミネラルウォーターでも、普段飲んでいる水で構いません。ただ、どうせ飲むなら良い水を飲みたいと言う人も中にはいらっしゃいますので、ここでは健康効果に期待できる水の種類やその効果についてご紹介しておきます。

●水の種類と健康効果

『アルカリイオン水』
胃腸症状の改善・制酸、胃酸過多の改善・便秘、慢性下痢の改善・高血圧予防・老化防止・美容効果

『バナジウム水』
糖尿病予防(血糖値効果作用)・コレステロール値の改善・脂肪燃焼効果・熱中症予防

『還元水』
胃腸症状の改善・酸化還元効果・糖尿病予防・便秘、慢性下痢の改善

『海洋深層水』
中性脂肪、コレステロール低下・肩こり、冷え性改善(血流改善)・アトピー性皮膚炎改善・脂質代謝改善・口内免疫アップ・高血圧予防

『シリカ水』
美肌効果・デトックス効果・骨粗鬆症予防・関節痛予防・免疫力アップ

いくつか代表的な水について記述しています。最近ではこうした健康効果に期待できる水が簡単に手に入るようになりました。気になる症状などに合わせて選んでいただくのもいいかもしれませんね。

■まずは小さな「革新」習慣を変えることから

水を飲むだけでも、様々な健康効果があるといわれています。シニア世代になると、喉の渇きを感じる感覚も鈍ってくることが多くなります。そのため毎年熱中症で亡くなる人、脳梗塞や心筋梗塞を発症する人などが夏場に増加しています。

先にも述べた通り、シニア世代では「習慣を変える」というのが難しくなってきがちです。大きな習慣は変えられなくとも、小さな習慣であれば少しの努力で変える事ができるはずです。自分の健康を守るために、「朝コップ1杯の水を飲む」という習慣を身に付けてみてはいかがでしょうか。

 

チャントチャントプロジェクトでは、こうしたシニアの健康をサポートするご提案などもさせていただいております。これにご賛同いただける企業様からの応援(チャント)もお待ちしております!

 

 

『今度とおばけの共通点』

「今度とおばけは出たためしがない」そんな言葉を聞いたことがありませんか?

「今度食事でも行こうね」「今度は勉強するから」「今度こそダイエットする」などなど、これらに使われる「今度」は多くの場合実現されないことが多いとされています。面倒だったり忙しさにかまけて、行動に移さずにいることはありませんか?

 

■同窓会を半年に1度開催する理由

私の父は現在70歳を超えるのですが、半年に1度小学生時代の同級生との同窓会に参加しています。この同窓会、以前は2~3年に一度のペースで開催されていました。しかし、いつの頃からか、そのペースが1年に1度となり、そして現在は半年に1度になっています。

気の合う仲間と会う事は楽しい事ですから、別に半年に1度のペースで同窓会をしたって、何ら問題はないのですが、その同窓会の度に遠くからわざわざ来る人も多いわけで、そうしょっちゅうじゃ大変なのでは?と私は思っていました。

そこで、ある時父に「何故そんなにしょっちゅう同窓会を開くのか?」と聞いてみたのです。すると父はこう言ったのです。

「60歳を過ぎると病気なんかで入院したり、亡くなったりで一人また一人と参加人数が減ってくる。2~3年の間が空いてしまうと、その間に二度と会えなくなる友達もいるから、短いスパンで開催するようにした」

これは、同級生皆で決めた事なのだそうです。

 

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Photo by  nosha

 

「また今度会おう」つい社交辞令的に使ってしまいがちな言葉ですが、父たち同級生の間では、その言葉は決して社交辞令などではなく、とても重要な意味を持つ言葉として使われています。

同窓会が近くなると、父はとても嬉しそうにしていますし、参加して帰ってくると楽しそうにその様子を話してくれます。何歳になっても同級生と会う時には、学生時代に戻ったような気持ちになると父はよく言っています。そして毎回、次回の同窓会も元気に参加できるように頑張らなくちゃなと話しています。

同窓会は、父たち同級生にとって楽しいだけでなく、次に会うまでの時間健康に気を使い、楽しく元気に生きる励みにもなっているようです。

  • 会いたい人には「今度(いつか)」ではなく「今」会う

  • 観たいものは「今」観る

  • やりたい事は「今」やる

  • ごめんなさいやありがとうは「今」伝える

出来そうでなかなかできないこれらの「行動」。

皆様も、おばけと同様の出たためしがない「今度」と言う言葉を使うのではなく、実際に「行動」するための「今度」という言葉を使ってみるようにしてみてはいかがでしょうか。