「インフルエンザワクチン」について

プロジェクトリーダーの広納真介です。

10月3日に発行させていただいたブログ 『インフルエンザは予防が大切』において、厚生労働省が発表しているインフルエンザの予防に有効的な方法として

1.ワクチンの予防接種

2.マスクの着用(咳エチケット)

3.外出後の手洗い

4.適度な湿度の保持

5.十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

 6.人混みや繁華街への外出を控える

とご紹介しました。

その中の1番目にある「ワクチンの予防接種」に関してブログをお読みいただいている方からご意見がありました。

「インフルエンザワクチンの予防接種には有効性が疑わしい」という内容のご指摘がありました。

このご指摘には2つの意味で大変ありがたく感じています。

1つ目はすごい方がこんな小さなプロジェクトのブログを読んでいただいてご意見までいただけたということです。

そして2つ目はインフルエンザのワクチンの有効性が疑わしいという問題は確かにあるからです。

厚生労働省のホームページによると、インフルエンザの予防に有効な方法として「ワクチンの予防接種」と確かに書いてあります。

ただしウィルスが変異しやすい点や、抗体が血液中にしか作れず喉や鼻には抗体が出来ないなど、専門家の方々からはその有効性が疑わしいとのご意見もあるのも事実です。

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Photo by  rolands.lakis

先日お会いした看護師の方は病院のきまりでインフルエンザの予防接種を受けなければならないけど、本音は受けたくないとお話しされてました。

副作用の問題も含めて、インフルエンザの時期だからすぐにワクチンを打とうとすることは問題ではないかと思います。

インフルエンザワクチンを接種をしてもインフルエンザに感染することは事実ですから、私はワクチンは受けずに、まず食事や生活習慣を見直してみることから始めてみたいと思います。

チャントチャントプロジェクトでは皆様からの貴重なご意見をお待ちしております、より良いプロジェクトになるように精一杯努めてまいりますので、皆様からのCHANT(応援)をよろしくお願いします!

『冬と夏、脂肪燃焼効果が高いのはどっち?』

日に日に寒さが増してまいりました。寒くなると、体が縮こまり、動くのが億劫になりませんか?しかし、そんな寒い時こそ少し体を動かすだけで、脂肪燃焼効果が高まるという事をご存知でしたか?

夏と冬では、夏の方が痩せやすいと思われがちです。夏は少し動くだけでも汗を大量にかくので、痩せやすいように感じる人が多いようです。しかし実際には寒い冬こそ痩せやすい状態にあるのです。これは「代謝」と関係があります。

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Photo by Stephanie |Anabelrose Photography|

■人間の代謝

人間の代謝は、運動によって促進される「活動代謝」、食事によって熱(エネルギー)を発散する「食事誘導性体熱産生(DIT)」、生命を維持するための「基礎代謝」という3つの代謝に大きく分けられます。
このうち、エネルギーを最も消費するのはどれだと思いますか?

正解は「基礎代謝」です。

基礎代謝は全エネルギーの約60~70%を占めると言われています。基礎代謝は高い方が当然エネルギー消費量が多いわけですから、脂肪燃焼もしやすいということになります。この基礎代謝、一年中を通して同じかというとそうではなく、季節によって違います。

基礎代謝が高くなるのが実は「冬」。
よって、冬の方が脂肪燃焼効果としては高いと言われているのです。

ちなみに、年齢とともに痩せにくくなってきたというのは、この基礎代謝量が若い頃よりも落ちるからだという理由が大きいと言われています。

■なぜ冬の方が代謝が高いの?

恒温動物である人間は、気温の温度条件に関わらず、体温を一定に保つ力が備わっています。

外気の気温が高い夏には、汗をかくことで熱を放出し、一方気温の低い冬は体内でせっせと熱を作り出します。当然熱を作り出す時に必要とするのが基礎代謝ですから、「寒い冬の方が代謝が高い=脂肪燃焼効率が良い」ということになるわけです。

■冬太りの落とし穴

体のメカニズム的には、冬の方が脂肪燃焼効率が高いということはわかっていますが、実際にはどうでしょう?「そんなこと言われても、やっぱり冬の方が太るんだけど・・・」という人も多くないですか?

これには落とし穴があるのです。

落とし穴①運動不足
寒さに負けて体を動かさないでいると、当然エネルギー消費は少なくなります。

落とし穴②暴飲暴食
冬は忘年会や新年会、クリスマスにお正月などイベントが多く、つい食べ過ぎ飲みすぎてしまう。消費エネルギーよりも摂取エネルギーの方が多くなれば当然脂肪燃焼されるはずもなく、逆に脂肪を溜めこむことになってしまいます。

落とし穴③筋肉量
基礎代謝のうち、約40%ほどは筋肉で消費されます。筋肉量が多い人ほど基礎代謝でのエネルギー消費量がたかくなるということ。残念ながら筋肉量が少ない人では、基礎代謝も低下しているので脂肪燃焼効果が下がるだけでなく、身体に体脂肪を蓄えて体温を保とうとしてしまいます。

■寒い冬こそ行動的に!

冬の方が基礎代謝が高いと書きましたが、当然身体のタイプや、その人の運動量など様々な要因により、基礎代謝の調節システムには個人差もあります。ですから、必ず冬に脂肪燃焼効果がアップするわけではありません。

しかし、ある程度の筋肉をつけ、寒くても体を動かし、そして暴飲暴食を避ける事によって、夏よりも脂肪燃焼効果に期待ができるのはずです。

体脂肪を減らす事は、様々な病気のリスクを下げる事に繋がります。さらにシニアにとっては、膝への負担を軽減し、自分の足でしっかりと歩き続けることにも繋がります。

これからの時期寒いからと言って、家の中でジッとしているのではなく、細目に身体を動かすことをお勧めします。

『私の健康自慢』

先日お邪魔した仕事先でのこと。10名のシニアの方々とゆっくりお話しをさせて頂く機会がありましたので、こんなテーマで皆様にお話しを聞かせて頂きました。

「皆様の健康自慢をお聞かせください!」

内容は、「健康」についてであればどんなことでもオーケー。例えば健康のための運動や趣味、食べ物、病気を乗り越えた話など。皆さんそれぞれにたくさんの健康にまつわるお話を聞かせて下さいました。今回はその中で、いくつかの健康自慢をご紹介したいと思います。

●週に一度、休憩を挟みながら2時間水中ウォーキングをする
「膝に痛みをお持ちの女性。ダイエットをして少しでも膝への負担を減らそうと思い、水中ウォーキングを始めたそうです。体重はあまり変化がないのよと陽気に笑っておられましたが、筋肉がついたせいか歩きやすくなったとおっしゃってました。」

●毎朝公園でラジオ体操
「もう20年近く毎日続けているという80代男性。朝から体を動かすことでの爽快感からずっと続けているそうです。血圧がやや高めであったりするものの、大きな病気もなく風邪もほとんどひかないとのことでした。ラジオ体操は究極の全身運動とも言われていて、大変素晴らしい運動効果が得られるのでいいですよね。」

●気ままに暮らす
「10年近く前にご主人を亡くした70代女性。8年に渡るご主人の介護を終えた後は、とにかく自分のやりたいことをして気ままに暮らすようにしているとのこと。食べたい時に食べ、寝たい時に寝る、行きたい所に行って、会いたい人には会いに行く。そんな毎日を送っているだけだけれど、ストレスがないせいか昔よりも健康なのよとおっしゃってました。」

●野球観戦
「野球に限らずスポーツ観戦が大好きという70代女性。中でも野球観戦が好きで、年に何度もプロ野球の観戦に球場まで足を運ぶそうです。高校野球も大好きで、なんとお住まいの千葉から、毎年のように甲子園までバスで観戦に行くのだそうです。大声で応援していると、ストレス発散にもなって気持ちが若返るとおっしゃっていました。」

この他にも、「カラオケに行く」「働く」「お酒を楽しむ」「栄養を摂る」など多くの自分なりの健康自慢を皆様披露して下さいました。今回お話を聞かせて下さった方全員が「病気をしたことがない」というわけではありません。中には手術を経験された方や、現在も大きな病気を患っているという方もいらっしゃいました。そんな中でも自分でできる「健康法」というものをお持ちで、それを行うことで「現在の健康」を維持されているのです。

皆様も自分なりの健康法、何かお持ちですか?

 

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Photo by mikebaird