『 サッカー 』



世界最高のサッカー選手と言われるリオネル・メッシが所属するFCバルセロナが、チャンピオンズリーグで歴史に残る大逆転劇を起こしニュースになっています。

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一方日本でもJ2の横浜FCに所属する“カズ“こと三浦知良選手が50歳になった今シーズンもJリーグの最年長記録を更新し続けていると取り上げられていますが、スペインにはそれを上回るロベルト・カルモナという54歳の現役選手がいて現在の世界最高齢の現役サッカー選手です。ウルグアイ出身1962年生まれのカルモナ選手は昔のチームメイトの孫とプレーすることもあるということで話題を集めています。

 

サッカーはボールさえあればどこでも気軽にできるスポーツで、また世界で一番人気のあるスポーツだと言われています。(余談ですがチャントチャントプロジェクトの”チャント”はサッカーの応援チャントからきております。)

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年齢を重ねてプロでサッカーを続けるというのは大変なことですが、一般の方々が楽しみでサッカーを続けることは健康にもつながるということがわかってきています。

サッカーは一見激しいスポーツですが、ルールが単純で比較的自由度が高い競技ですから、無理をしない程度に気をつけてプレーをするのがポイントです。

デンマークのコペンハーゲン大学の研究によると、ふだんトレーニングをしていない高齢者がサッカーをすることで筋力や骨密度が向上するという研究があるようですし、サッカーは周りを見て動きますから交通事故の予防にも役立ち、ボールを蹴ったり走ったりすることで年齢とともに衰えやすい下半の筋肉が鍛えられ寝たきりの予防にもつながります。

 

また”棒サッカー”という競技も高齢者の方々に人気があります。

この競技はサッカーですが脚を使わないで棒を使います。そして座ったまま行いますので車椅子の方でも参加できます。1チーム11人で縦12メートル、横90センチのコートに向かい合い棒を使いゴールに入れるという競技です。かなり盛り上がるようです。

 

私もサッカーを時々(年に1.2回しか出来ていませんが)しますが、体力の衰えはやはり感じますが、それ以上に多くの人と汗を流して協力してゴールを目指すというのは素晴らしいと感じます。1人だと続かないスポーツもチームメイトがいると続けられるという方も多いようです。

日本でも全国各地で棒サッカーのようなものから、本格的なシニアサッカーまで盛んになってきています。

サッカーがシニアの方々の自立につながるようなことができたらいいなぁと日々考えております。

 

『フットボールは子供を青年にし、青年を大人にし、大人を紳士にする。尚且つ大人を子供に戻す力がある』

リヴァプールFCの名監督ビル・シャンクリーの言葉です。いくつになってもサッカーでもどんなことでも、何か夢中になれることを探すのもいいことかもしれません。

 

 

 

『たかがスポーツ?』

「卓球はシニアにぴったりなスポーツです」と静岡で卓球をシニアの方に教えている男性が嬉しそうにお話ししてくれました。

「卓球はまず下半身が鍛えられますし、早いボールを見る必要があるので動体視力や瞬発力が鍛えられ、なにより怪我が少ないのがいいことなんです」と教わりました。

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スポーツはただ趣味や娯楽だけではなく健康にもかなり関わりがあることがわかってきています。

スポーツによって医療費を抑制出来るのではないかという試みが始まっています。

《e-Wellnessシステムの活用》

株式会社つくばウェルネスリサーチが中心となりの住民に対して個別指導と継続使用可能とする運動、栄養プログラムを提供する管理システム

このシステムを活用した新潟県見附市の実証実験では運動継続した年間一人当たりの医療費は104234円の削減になった。

《三重県いなべ市 介護予防・健康増進活動「元気づくりシステム」》

三重県いなべ市が元気クラブいなべに事業委託を実施している介護予防、健康増進活動。

体験プログラムとしてストレッチ、ウォーキング、ボール運動などを実施。

2008年度レセプト上での参加者全体(588人)の国保の国民医療費削減額は約4600万円。

また「医療費分析による保健医療の効率評価に関する実証研究」東北大学大学院医学系研究科 辻一郎教授に基づく文部科学省試算によると

国民のスポーツ参加により抑制出来る過剰医療費が約2.9兆円とされている。

そして1日1時間以上歩く人はそうでない人に比べて平均寿命が1.5年長く、生涯医療費は70.9万円安いとされています。

健康にも欠かせないスポーツですが、文部科学省スポーツ関係データ集によると日本のスポーツ関係予算対GDP比を比較するとフランスが約3倍、カナダは約4倍、イギリスは約24倍もスポーツ関係予算を使っているようで、日本は予算が少ないようです。今後東京オリンピックに向けて増えるのでしょうか?

一方スポーツは遊びでもあるので、楽しみながら健康維持ができるというのが素晴らしいところでもあります。

ちなみにシニアのスポーツランキングによると

1位  ウォーキング

2位  登山、ハイキング

3位  ゴルフ

4位   器具を使ったトレーニング(スポーツクラブやフィットネスクラブなど)

5位   釣り

6位   サイクリング

7位    水泳

8位    ボウリング

9位    ジョギング・マラソン

10位   卓球

となっていて個人的には今後サッカーが入ってくるのを期待しております。

スポーツは誰でも何歳からでも、本格的でも軽くでもスタート出来ます。

”たかがスポーツ”かもしれませんが、その可能性はかなり大きい。

”されどスポーツ”だと思います。

 

『初めてのCCC』

2/13、シニアの自立を応援するチャントチャントプロジェクトのオープンな定例研究会、chant-chant-club(CCC)をスタートしました。

今回はプロジェクトのプロデューサー幸田涼さんの提案により、社内ですることを公開していく「公開社内大学」というスタイルで行いました。

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初めてのCCCはゲストにマーケティングリサーチのスペシャリストの野呂さんをお迎えして、参加していただいた様々な仕事についている方々と一緒にシニアの自立に対して、それぞれの立場で何が出来るのか、シニアの自立ってなんだろう?というテーマも含めて熱く意見交換をさせていただきました。

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わざわざ高知からご参加いただいたミタニホールディングスの三谷社長からは高齢者の訪問美容や、プロジェクトを通じて寝たきりにならないための料理教室などもすでに行っていただいていて、その取り組みについての話がありました。

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環境問題に取り組まれている渡辺朋和さんからは、世代間を超えてシニアの方々が若い世代に伝えていくことの大切さなど、特に農業を通じて自立をしていく取り組みなどの非常に興味深いお話がありました。

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そして健康をテーマに多くのシニアの方々と日々接している株式会社シールズの小林さんと石原さんからは「自立には健康が大切だけど、健康がゴールになっては意味がない、シニアの方々が本当にやりたいことをしていくことが大切で、そのためには健康でいることが必要になる」とお話されていて毎日シニアの方々を元気にしているエネルギッシュなお二人でした。

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プロデューサーの幸田涼さんからはシニアの自立についての世界中の取り組みなどが紹介され、「一個人や一企業では出来ないような取り組みもチームになれば出来ることもあるはず」という話があり、このプロジェクトの意義を再確認しました。

この『公開社内大学』スタイルのチャントチャントクラブ(CCC)は二ヶ月に一度開催予定です。『シニアの自立』というテーマにご興味のある方はぜひ気軽にお立ち寄りください。

CCC開催

CCCとはチャントチャントプロジェクトの考え方にご興味のある方にお集まりいただいてプロジェクトの具体的な内容や、今後予定している計画などを一緒に話し合うような、お仕事帰りに気軽に参加いただける集まりです。

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毎回ゲストをお招きして、テーマでもある「高齢者の自立支援」についてそれぞれの立場から御意見をいただけるようにしていく予定です。

 

記念すべき1回目のゲストはマーケティングリサーチのプロフェッショナル、リサーチデザイン株式会社代表取締役の野呂輝彦さんです。

今回、お忙しい中ご参加いただけることになった野呂輝彦さんは早稲田大学社会科学部卒業後、リクルート関連のリサーチ調査会社「リクルートリサーチ」、独立系市場調査会社「矢野経済研究所」を経て、1989年に消費者リサーチ会社「コミュニケーションリサーチワークショップ」に入社。2003年、同社取締役に就任。2011年5月、同社退社。
同社では年間80~100プロジェクト、22年の在籍期間中には延べ2000プロジェクトの調査実績を持つ。
2011年6月、リサーチデザイン株式会社を設立。
これまで23年間、一貫してマーケティングリサーチと関わっている。というマーケティングのスペシャリストです。

まだまだはじまったばかりのチャントチャントプロジェクトにこのような方にご協力いただけるのは大変ありがたいことだと感じています。

2ヶ月に1度行っていくCCC(チャントチャントクラブ)では毎回ゲストをお招きして、高齢者の自立支援に関連するプロジェクトに年代や職種に関わらず関心のある方にどなたでも気軽に参加していただき、より良いプロジェクトにしていけるようにしていく予定です。

是非ご参加お待ちしております。

プロジェクトリーダー 広納 真介

 

日時場所

2/13  19時より

株式会社ロイヤル内 (地図)

チャントチャントプロジェクト事務所にて

問い合わせ03-5435-1337

 

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Photo by USDAgov

 

 

『高齢化社会を担う「福祉理美容師」の仕事』

「福祉理美容師」という言葉を聞いたことがありますか?

福祉理美容師は、介護が必要な方の施設などに訪問して、美容を施すことができる者のことを指します。

数年前に起きた大震災時にも、多くの福祉理美容師の方々が活躍された事がメディアでも取り上げられ、その知名度は少しずつですがあがってきたように感じます。

実際に、美容師をしている私の友人にも、昨年福祉理美容師の認定資格を取得した人もいます。

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Photo by  conmi

 

■福祉理美容師とは?

福祉理美容師の資格は国家資格ではなく、NPO法人日本理美容福祉協会が証明する認定資格です。

認定資格と言っても、そのレベルは非常に高く、高齢者や身体の不自由な方々へ、不安なく理美容のサービスを提供するため、理美容師資格だけでなく介護福祉の基本知識を備え、寝たきりのカットやシャンプー技法などを学んだ、いわばスペシャリストを輩出するためのものです。

 

■今後注目の福祉理美容

前述した美容師の友人。彼女は東京都内で美容師として働きながら、この福祉理美容師の認定資格を取得しました。しかしこうした制度があること事態がまだ広まっていないこともあり、利用者は多くはないと言っていました。

昨年は半年間で数回程しか、出張美容師としてお客様のご自宅を訪問する機会がなかったようです。そんな数少ない利用者しかいないのが現状ですが、それでも彼女はこの出張理美容に拘るのは、美容サービスを提供することによって、元気になってくれる方々の顔を見るのが嬉しいからだそうです。

「久しぶりに気持ち良かったわ~、有難う!」

これは、足を悪くされて外出が難しくなってしまった、シニア女性のご自宅に訪問した時にかけて頂いた言葉だそうです。その言葉が本当に嬉しく、そしてその時に見せて下さる笑顔に、自分まで元気をもらえると彼女は言っていました。

こうした高齢者向けのサービスは、今後日本が迎える超高齢化社会を担う仕事として増加していくのではないでしょうか。

チャントチャントでは、このような高齢者向けのサービスなどを行う人たちをサポートしたり、もっと多くの方にサービスを知ってもらえるようにご紹介させて頂き、少しでも多くのシニアの方々が笑顔で快適に暮らせるよう応援させて頂きます!

『2年目のchant』

 

 遅ればせながら新年あけましておめでとうございます、プロジェクトリーダーの広納です。

昨年スタートしたこのチャントチャントプロジェクトですが、昨年度はこのプロジェクトの考え方などを知っていただくということを中心にやってきました。

今年からはより具体的にシニアの方々に何ができるかを実行していく、そういう年にしていきたいと考えています。

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Photo by Leaf Image

 

振り返ると昨年度はプロジェクトに共感し、ご協力いただける方々との貴重な出会いがありました。一方ニュースでは高齢者の交通事故の問題や、介護施設等での悲惨な事件、目まぐるしく変わる社会保障制度の変更、年金制度の問題を含め、超高齢社会の様々な問題点がより浮き彫りになってきたような気がします。

 

先日お会いした地方公務員の方は「介護事業者の方は増えてきていますが、本来介護の前にそうならないように高齢者の方が努力していただくことがなにより大切です。その役割をチャントチャントプロジェクトが協力してくれるなら、それは役所としてはとてもとてもありがたい」と言ってくれました。

日本が抱える問題は世界に先駆けて超高齢社会に突入する世界中に共通する課題で、そこでなにをするか?

国や自治体、介護事業者だけが行動するのか?

それとも立場や職業にとらわれずみんなで協力するのか?

 

AI(人工知能)などの研究を行うイギリスのオックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授の論文『雇用の未来_コンピューター化によって仕事は失なわれるのか』よると、今後人間がしていた仕事の約半分が機械によって奪われるとの衝撃的な内容が話題になっています。

仕事がなくなっていき、世界で初めて超高齢社会になり、今まで誰も経験したことのない困難や問題点が出てくる時代がもう目の前にあります。

大変な時代だと思いますが、大きな困難があるほど大きく変わらざるをえないという意味では新しい仕事が生まれる可能性もあるのではないかと思います。

 

今年は年間のスケジュールをたててより多くの方々とプロジェクトを進めていきたいと思っています。

『いつまでもチャントしていたい』

そういう方々を応援していくプロジェクト、今年もスタートします!

 

 

 

 

 

 

 

『年末の風物詩「餅つき」が危ない!』

先日、近所の町内会で行われた餅つきに参加してきました。毎年年の瀬に行われる餅つき、これに参加することで、いよいよ年末だなという思いと、大掃除急がなきゃという軽い焦りを感じます。

こうした年末の風物詩でもある餅つきですが、今年は餅つきを中止した自治体が結構あるとか。

中止した理由は「集団食中毒の可能性があるから」だそうですね。特に今年はノロウイルスの感染が猛威をふるっていることもあり、やむ得ず中止したところが多いようです。

確かに過去、餅つき大会を通じてノロウイルスに感染したという報告がいくつか見受けられます。

「食中毒」と聞くと、高温多湿の時期に多いというイメージがありますが、厚生労働省の統計によると、発生件数は1月がダントツで多いのです。

食中毒にはいくつかの原因がありますが、そのほとんどは「ウイルス性」か「細菌性」の二通りです。細菌は高温多湿を好むため夏の時期に、一方低温や乾燥した環境でも長く生きる事のできるウイルスは、冬を好むために冬に発生しやすいのです。中でもノロウイルスは感染力が強いため、感染が拡大しやすく発生件数が他の食中毒よりも多くなります。

餅つきで集団食中毒のリスクをあげるのは、多数の人たちが作業に関わることや、手で触れる機会が多いことが原因だとされています。

こうした理由を考えると、中止する自治体が出てきても仕方がないのかなと思う反面、昔ながらの伝統行事が減ってしまうという事に寂しさを感じずにもいられません。

食中毒のリスクへの認識と、衛生管理を徹底すること、また対策をしっかりとすることで、できるだけ餅つきが中止されないであってほしいなと思います。

餅つきで食中毒の事を心配する人も多いですが、餅にはもう一つ気を付けなければならないことがあります。

それが、餅による「窒息」です。

先日参加させていただいた、高知で行われた眞鍋昇先生(東京大学名誉教授)の講演会の中で、「我が国で殺傷力が一番強い食品は何でしょうか?」という質問が出されました。

その答えが「餅」なのです。

不慮の窒息による死亡者数は12月~2月に多く、その数は一カ月1000人を超えます。そして窒息による死亡者の8~9割は65歳以上の高齢者が占めています。

餅を食べる機会が増えるお正月、こうした窒息事故が多発しますので、餅を食べる際には十分気を付けていただきたいと思います!

 

さて、今年も残すところあと3日となりました。

今年誕生したばかりのCHANT CHANTプロジェクト。まだまだ活動範囲が狭く、至らない部分も多い中、たくさんの皆様のご協力と助けを頂きながら、この一年運営させていただくことができました。

来年、当プロジェクトでは、シニアの皆様が今よりさらに元気で快適な生活を送れるよう、様々な企画をご提案させていただく予定ですのでご期待下さい!

本年中の御愛顧に心より御礼申し上げますとともに、来年も変わらぬお引き立てのほど宜しくお願い申し上げます。

どうぞ皆様良いお年をお迎え下さい!

 

『素晴らしい講演会』

12月21日、高知県立県民文化ホールにてミタニホールディングスさんの創業15周年記念の特別講演会が東京大学名誉教授の眞鍋昇先生をお迎えして行われました。chantchantプロジェクトも協賛させていただいたイベントは健康に関心のある多くの方々にお集まりいただきました。

 

眞鍋昇先生のお話は、非常にわかりやすくなかなかテレビなどでは聞くことが出来ない内容もあり、あっという間の時間でした。

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なぜ人は食べるのか?

何気なく食べている食事の大切さを改めて感じる内容で1人でも多くの人に聞いていただきたいと強く思った素晴らしい講演会でした。

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講演終了後、高知空港の出発ロビーで伊丹行きの飛行機を待っている間のことです。

「私の周りには、健康の話を聞いたり学びたいという方々が多いのですが、”どこに行けば教えてくれるのでしょうか?”とよく言われることがあります」と私が話すと、先生から「学校では国語、算数、理科、社会、、と授業があるのに健康という授業がない。世界中の国が経験したことのない超高齢社会を進む日本ではそういうことも考えていく必要があるのではないでしょうか」というお話があり、まさにその通りだと思いました。

 

今回の眞鍋先生の講演会を企画されたミタニホールディングスさんは「毎日食べるものから健康に」をテーマに安心・安全な食材の提供、医療向け製品の取り扱いをされているだけでなく、健康づくりのお手伝いが出来るようなエステサロンや飲食店など幅広い事業を展開されている企業です。

創業15周年のイベントを講演会にしたのはミタニホールディングス代表の三谷社長の考えだったようで、地元の高知県の方々に大学に行かないと聞くことが出来ないような講演会を体験していただきたい、そして取引先の方々に会社の考え方を知ってもらいたいという気持ちがあったとお聞きしました。

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世界に先駆けて超高齢社会に直面している現在、少しでも長く健康でいれるように一人一人が取り組んでいくことはとても大切なことだと思います。そしてそういう方々を応援したいという、眞鍋先生やミタニホールディングスさんの想いが伝わってくるとても意義のある講演会だったと思います。

chantchantプロジェクトでは今回のような素晴らしい講演会のようなイベントを、もっと増やしていきたいと考えています。

 

 

『丈夫な歯が健康を作る』

先日お会いしたシニア女性、長谷部さんのお話です。長谷部さん、年齢は90歳になられます。90歳とは思えない程お元気で、なんと未だに現役で家政婦の仕事をこなしているそうです。

家政婦の仕事は結構な重労働でもあります。どうするとそんなに健康で若々しさを保てるのか、毎度のことながら長谷部さんにも恒例の質問をしてみることに。

「健康の秘訣は何ですか?」

すると、驚きの答えが返ってきました。

「歯が丈夫だからだと思うのよね」

なんと長谷部さん、90歳でいながらにして、治療箇所はあるものの全て歯は自前だそうなんです!昨年度は「いい歯の日(11月8日)」に表彰もされたそうです。

※いい歯の日表彰:80歳以上になっても自分の歯を20本以上保てている健康な人を表彰

「歯が丈夫だから、固いものでも何でも食べられるの。それが元気の秘訣だと思うのよ。」と長谷部さんはおっしゃっていました。

歯が丈夫だと健康が保てるという話を確かに聞いたことがあります。今回長谷部さんのお話を伺って、改めて歯は健康と大きく関係あるのだなと実感しました。

そこで今回は「歯」と「健康」についてを簡単にご紹介させていただきます。

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Photo by  David Salafia

 

■歯と脳と足の関係

加齢とともに弱る足腰、そして脳の衰え。こうした足腰や脳の機能を保つためには、歯を丈夫にすることが大切です。歯を丈夫に保てないと、認知症のリスクは1.9倍、転倒リスクは2.5倍高くなるというデータが出ています。

物を噛むという行為は、同時に脳を刺激することがわかっています。噛んだ時の刺激は歯根にある歯根膜から脳に伝わり、その刺激は脳にある、運動・記憶・思考・感覚・意欲などを司っている部分の活性化に繋がるからです。歯がなくなると、噛めなくなるだけでなく、歯根膜もなくなってしまうので、脳への刺激が伝わらなくなるので、認知症リスクが高くなると言われています。

また、歯が残っていないと下顎がずれて前身のバランスが崩れることから、歩く速度が遅くなったり、歩くこと自体が少なくなり筋肉量がしだいに減少してしてしまうと言われています。

歯を健康に保つためには、咀嚼回数が重要です。何度も噛むことによって、唾液がしっかりと分泌され歯を守ってくれます。

子供の頃に「よく噛んで食べなさい」と言われた事はありませんか?これは、食べ過ぎ予防や消化に関する理由だけでなく、虫歯の予防や脳や運動能力の発達にも関係していたのです。

皆様も今ある歯を大切にするためにしっかり噛んで、認知症や足腰の衰えを防止できるよう心掛けてみてはいかがですか?