『 前へ 』

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もうすぐ敬老の日を迎えます、このプロジェクトを始めるときに考えたことは、いまの自分に何ができるだろう?ということでした。

少子高齢化で働き手が不足し税収が減り、高齢になればなるほど病気にかかりやすくなり医療費を使います、また年金問題や要介護者や認知症患者が増え社会保障費を圧迫するいま、お偉い方々がどんな秘策をもってしても万事解決するなんてことは難しいと思っていますし、ましてやこれといって取り柄もない自分なんかが役にたてることなんてあるのかな?と未だに思っています。

 

『 前へ 』

1996年に95歳でこの世を去った北島忠治さんは、なんと67年もの間明治大学ラグビー部の監督をつとめた名将です。

その北島忠治監督が言い続けた言葉が『 前へ 』という言葉です。今もなお明治大学ラグビー部に伝統として受け継がれているこの言葉は、北島忠治監督がラグビーを通して生き方を選手たちに教えたことにより、より広く知られるようになったいいます。ラグビーは直線的に前に進もうとすればするほど敵の圧力がかかります、かといって目の前の敵から逃げてばかりだと勝つことは出来ません、前に進まなければ勝利はありません。

人生も前に進むのは簡単ではありません、ただ困難にぶつかっても逃げずに少しでも前に進むことが大切だと、ラグビーも社会に出てもあきらめずに立ち向かう、つまり”前へ”が大切だということです。

北島監督の最後の言葉は「明治、前へ…」だったと言われています。

 

 

『 3年生存率 』

12日、国立がん研究センターはがんと診断された人が3年後に生存している割合を示す「3年生存率」を初めて公表しました。

2011年にがんと診断された約30万人を調査しまとめた結果、全てのがんの3年生存率の平均は71.3%だそうですが、がんの種類によって差があり、中でも治りにくいがんに対して、新たな治療法の効果を5年を待たずに評価できるようになると期待されているようです。

私達の身体には毎日3,000個以上ものがん細胞が発生していると言われています。しかし多くのがん細胞は自殺したり、免疫細胞によって駆除しているようですが、なんらかの理由でそれらがうまくいかなかった場合がんになると言われています。早期がんとして発見される大きさは約1cm、約1g、がん細胞の数は約10億個ともいわれ、発見されるまでの経過時間は約10年、つまり10年以上前にがんはできていたということになります。

がんの治療は日進月歩で進んでいますが、今回の3年生存率の発表が、限られた時間の中でがんと闘う人やその家族や友人にとって良い結果につながることを、一歩でも前へ進むことを望むばかりです。

 

『 尊敬する人へ 』

「今できるかどうかじゃない、うまくいかなくても自信がなくてもチャンスが来たらやるんだよ、失敗しても構わないから」と昔言われたことがあります。その言葉はその頃の私にとって大きな意味があったと思います。どんな不恰好でも前に進むことの大切さや、また少しでも前に進んだからこそわかることや、出会えた人もいたはずですから。

その人はどこか不思議な魅力がある人で、今思えばそれは『どんな時も逃げちゃいけない、前に進みなさい』と言ってくれていたんだと思います。ここ数日、大きな存在であり尊敬できる人がいることは有り難いことだと痛感しています。

” 前へ ” です。

 

『 あり 』

蟻の足を切って短くしたり、豚のヒゲを蟻の足にくっつけて義足のように長くしたりするとどうなるかという実験をドイツのウルム大学の研究チームが行なったようです。

エサを取るために巣から離れたサバクアリという蟻にその実験を行なったところ、足を短くした蟻は巣の手前で止まり、足を長くした蟻は巣を通り過ぎたようで、このことから蟻は自分の歩数を覚えているということが明らかになったようです。

 

『 それぞれの進み方 』

ありの歩幅は測ったことはありませんが、人も歩く歩幅やスピードは人それぞれですし、同じ人も時と場合によってはうまく前進出来ない時もあると最近よく思います。大病になったり、家族に問題があったり、今年の度重なる災害を見ているとなんとも言えない気持ちになります。

なかなか思い通りに前に進めないときは、もしかしたら最短距離で前に進もうとしているのかもしれない、と考えるようにしています。ラグビーも直線的に前に進もうとすればするほど敵の圧力は強くなります、ただそれは前に進もうとしている証拠とも言えると思います。前へ進むことは時には楽で、時には残酷なほど辛いことでもあると思います。

 

そして前に進むと何があるんだ、とすぐに聞いてくる人がいますが、先がどうなっているかは行ってみなきゃ分からないとも思います。

このプロジェクトは、いま目の前にある問題に対して、高齢者に関わりの深い人が高齢者の自立を支援するような活動をしていこうとスタートし、共感していただける方に支えていただきながら、今できることだけではなくこれから出来るかもしれないことに向かって 少しずつ”前へ” 進んできています。

 

 

もうすぐ敬老の日ですが、その頃には皆様に新たな試みをお伝えできると思います。

 

 

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