2月8日は特別な日になりました。この日は全5回の”ちゃんとちゃんとの学校”のシーズン1が終了する日です。
そして何よりシーズン1の集大成になる今回は、日本を代表する”食”のプロである東京大学名誉教授の眞鍋 昇先生をお迎えして『シニアの栄養学』という特別授業を開催できました。
プロジェクトにとって特別な1日になりました。
今回は静岡や名古屋など、わざわざ遠方から来ていただいた方々もいらっしゃいましたし、また毎回参加していただいている方々の中にも今回はインフルエンザやお仕事の関係で残念ながら来ることができなかった方々などもいました、ただ今までで一番多くの方々にご参加いただきました。
『居酒屋で3人で始まったプロジェクト』
このチャントチャントプロジェクトはプロデューサーの幸田さんと、プロジェクトリーダーをさせていただいている広納と、プロジェクトには陰ながら応援してくれている高知県にあるミタニホールディングスの三谷社長の3人で”シニアの方々に本当に役に立つことをやろう”と自由が丘の居酒屋で2016年からスタートしました。なかなか参加出来なかった三谷社長も今回は初参加してくれました。
三谷社長とは10年以上前からの数少ない親友です、地元高知県の話をすると止まらなくなるくらい高知県を愛している人間です、地元の高知の特産品を全国に紹介したり、世界の医療現場で使用されているサプリメントから高齢者向けの訪問理容まで様々な取り組みをしているミタニホールディングスのCEOです。
今回は眞鍋先生に会うために、あとついでに私に会うために来てくれたと言っていましたが、わざわざ京都から日帰りでこのプロジェクトの為に参加してくれました。ありがとう!
『夢のような授業』
眞鍋先生は少しでもお話するとみんな先生が好きになるような、本当に優しい方だと思います。
授業も濃い内容をコンパクトにまとめていただいて、難しい話を聞くと気絶する私でも分かるような、とても分かりやすいお話でした。ユーモアいっぱいで様々な分野で活躍された先生ならではの、色々な角度からの説得力のあるお話は、シニアの方から若い方まで年代を問わず勉強になる凄い授業でした。普段からこの話を聞ける学生さん達は幸せだなぁ…とつくづく思いました。寝ちゃだめです!大阪国際大学の後輩達!
そして『常識を疑いなさい』という繰り返し共通している問いかけは、今までの健康の常識を覆す内容が沢山あり、参加者の皆様も目から鱗の連続でした。
私は眞鍋先生のお話は今回が初めてではないのですが、最初の印象はとにかく”どストレート”な、関西風に言えば”どっからでもかかってこんかい”という何にも影響されない、偏りがない、誰がなんと言おうと正しいものは正しいという、という印象がありました。いまはネットやテレビも含めて情報が多すぎるので間違った情報や、商品などの宣伝の為の偏りがある情報も多い中、なかなか聞く事が出来ないど真ん中の内容だと思いました。
それは、正しい情報を多くの人に伝えるという想いだったり、日本の超高齢社会に対しての先生のメッセージなのかと私は感じました。
『健康の授業をつくりたい』
これからの日本は国語、算数、理科、社会だけではなく、健康でいる為の授業が必要だという話を眞鍋先生と2人でしたことがあります。このプロジェクトの夢の一つが『健康でいるための授業』を誰もが学べるようになることです。世界に先駆けて超高齢社会に突入している日本では必修科目になるはずです。
今回、眞鍋先生にはお忙しい中、友情出演という形で参加していただけて、素晴らしい授業までしていただいて感謝してもしきれません。
言葉は形がなく、発すると宙に消えてしまって、何も残りませんが、その瞬間にその場に居た、言葉を聞いた人の心の中には形を変えて何かが残るはずです。人それぞれ形はバラバラだとしても、そういう何かを感じて、それを誰かに伝えたいなぁ、と思っていただけたなら、それはとても意味がある事だと思っています。
『感謝と敬意を表して』
シーズン1には、各分野のスペシャリストの方々がプロジェクトの主旨に御賛同いただき、ちゃんとちゃんとの学校で授業をしていただきました。プロデューサーの幸田さんからの提案で、シーズン1で授業をしていただいた8名の方々に感謝と敬意を表してCOLLEGE OF CHANT -CHANT “LEGEND”という記念の盾をお渡しさせていただこうということになりました。
8名のうち、今回ご参加いただいた方々には校長の綿貫からCOLLEGE OF CHANT -CHANT “LEGEND”として表彰させていただきました。
お忙しい中にも関わらず、快く授業を引き受けていただいた皆様のおかげでシーズン1は無事終了できました。本当にありがとうございました。
『シーズン2』
多くの不安と少しの期待で始まったシーズン1はあっという間に終わってしまいましたが。翌日に早速ミーティングをして、シニアの方より、まずはシニアに関わる自分達が今まで以上にもっと学んで、もっと現場に足を運んで、よりレベルアップをしないといけないとプロジェクトメンバーと話をしました。
2月8日に全5回にわたって開催した”ちゃんとちゃんとの学校”のシーズン1が終了しました。2月8日は農業の「事始め」として、一年の農作業が始まる日、つまりスタートの日になるようです。
このプロジェクトもやっとスタートラインにたったところです。様々な方々の応援をいただきながら”ちゃんとちゃんと”のマークにもなっている炎が徐々に大きな炎になって色々な人の心に火をつけていければプロジェクトは大成功です。
ミーティング後の帰りの電車で、数少ない親友のもう1人、プロデューサーの幸田さんからメールが来ました『せっかくなら社会にインパクトをあたえ、世界を変えるプロジェクトにしていきたいですね』と来たので『みんなで歴史の教科書にのれるように頑張りましょう』と返信しました。
それはそれは多くの課題がありますが、馬鹿にされても夢は大きくやっていこうと心に決めた”ちゃんとちゃんとの学校”のシーズン1でした。
シーズン2はよりパワーアップして戻ってきますので、またお会い出来る日を楽しみにしております!
本当にたくさんの応援チャントありがとうございました!