『 宇宙と栄養とお金 』

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先日大雪が降った東京では、48年ぶりの寒さのようで”低温注意報”という聞きなれない注意報が出ています。毎年1月下旬は一年を通してもっとも気温が低いらしいですが、こうも寒いとドアを開けて外に出るのも、布団から出るのも勇気がいります。

一方で寒い時期は夜空が綺麗に見えます、それは空気が乾燥し、視界を邪魔する空気中にある細かい水分が少なくなることや、夏に比べて暗くなる時間帯が早く”残照”という(太陽の光が残り空が青に近い黒になる)ということがない、つまり真っ暗になりやすいことなどが、冬に夜空が綺麗に見える理由なんだそうです。

冬の夜空はいいものですが、特に都市部を離れるとさらに良く見えます。一昨年から年末年始は山梨県の北杜市で過ごしていますが、こんなに星があったのかと驚きます。

また都心でも、東京の三鷹市にある国立天文台三鷹キャンパスでは変わったプラネタリウムが見れるようです。

“4D2Uドームシアター”(フォー・ディー・トゥー・ユー  Four-Dimensional Digital Universe 4次元デジタル宇宙)とは、空間3次元と時間1次元を合わせた(4次元)宇宙を、デジタルデータで可視化したものです。まるで宇宙にいるかのような宇宙空間の様子を立体で見ることができるようです。

また大阪ではビルの屋上でコタツに入りながらお酒を呑み天体望遠鏡で星を観るという“星カフェ”なんていう場所があり、寒さの厳しい時期ほど星がよく見えて人気があります。

 

『宇宙開発競争』

アメリカと旧ソ連が冷戦状態だった1957年、ソ連が世界初の人工衛星スプートニク1号を打ち上げに成功し、地球を回る軌道にのせました。そこから長く続いた米ソの宇宙開発競争がスタートするわけですが、「地球は青かった」(日本以外では「見回してみても神はいなかった」と言った言葉の方が有名)と言ったガガーリンの宇宙初飛行などソ連は宇宙開発でアメリカをリードし続けます、ところがアメリカの月面に人間を着陸させるというアポロ計画には先行することはできませんでした。

 

『アポロ計画』

「我々は、月に行くことを決めました。我々は、今後10年以内に月に行き、そしてさらなる取り組みを行うことを決めたのは、それが容易だからではありません。それが困難だからです。」というケネディ大統領の有名なスピーチと共に月に人類を送り込むアポロ計画がスタートします。

そもそも宇宙開発には莫大なお金がかかるわけですから、そんなことより戦争や兵器の開発に予算を、そんなことより社会福祉に予算を、などアポロ計画には当初かなりの反対があったようです。

そこで選挙で鍵となる州に対してアポロ計画による経済効果を約束したり、また宇宙開発の技術は軍事利用できることや、科学技術が発達し社会や経済が活性化することをPRしていく、そしてなによりソ連には何がなんでも負けられないという国民感情もありアポロ計画は巨額の費用がかかるにも関わらず行われたようです。

 

『宇宙と栄養学』

アポロ計画を含め、宇宙開発の成果の一つに栄養学の進歩があると言われています。それは過酷な宇宙環境において、人間が本当に必要な栄養素の研究がより深く行われたからだということです。

また現在も“フライトサージャン”(Flight Surgeon)という宇宙医学の専門家がいるようです、宇宙のお医者さんです。

宇宙環境では厳しいトレーニングをしているはずの宇宙飛行士も骨密度が低下し、筋肉も衰えます、フライトサージャンは宇宙飛行士の健康管理などを任されています。そしていま、宇宙で健康を維持するための研究を高齢者の骨粗鬆症や筋萎縮の予防にも応用出来るのではないかと研究が進んでいます。

 

 

『ゲータレードシャワー』

アメリカ最大のスポーツイベントといえば”スーパーボウル”(アメリカンフットボールの優勝決定戦)ですが、52回目の今年は日本時間の2月5日にミネソタ州ミネアポリスで行われます、その日はスーパーサンデーと言われハーフタイムショーから高額なCMの値段まで話題になる、全米が注目する一大イベントです。

試合の終盤になり、勝敗が決まるとインカムを付けたヘッドコーチの後ろから、選手達がコソコソと氷の浮いたスポーツドリンク入りの大きな容器を持ってきて、ヘッドコーチの頭からぶっかけます。コーチはビックリしますが大喜びです。”ゲータレードシャワー”と呼ばれ、アメリカでは氷水は祝福を意味し大きな試合に勝利したときに選手たちがヘッドコーチにかけることが知られています。

『アイスバケツチャレンジ』

アイス・バケツ・チャレンジ (ice bucket challenge) とは、難病の筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の研究を支援するため、バケツに入った氷水を頭からかぶるか、または寄付をする運動のことです。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。有名な物理学者のホーキング博士や、私の友人の父親がこの病気の患者でした。

2014年にアメリカで始まり、FacebookやYouTubeなどを通して社会現象化し世界中に拡がりました。

参加者の中には俳優やスポーツ選手や政治家や世界的企業の経営者も含まれており、寄付金の増加や病気の認知に貢献しています。

 

この運動によって集まった資金でプロジェクトALSの研究プロジェクトが立ち上がり、その結果としてNEK1遺伝子というALS治療における重要な遺伝子が発見されたと言われています。

お金になる患者数の多い疾患には多くのお金が使われ研究が進みます、一方で患者数が少ない病気には研究したくても十分な研究費が出ないということはよく聞く話でありますが、このアイスバケツチャレンジはそこに果敢にチャレンジしていった一つの例かもしれません。

諦めないことや、アイデアを出すこと、また社会に拡がっていくようなことは、今まで難しいと思われていたことを、変える力があるんだと思います。

研究するにはお金が必要です、また研究されたことは1人の人間を寿命をはるかに超えて、のちに何かの役に立っていくことがあります。アポロ計画の栄養学が時間を超えて日本の超高齢社会に役立つようになるかもしれないと考えると、必ず何かのチャレンジには意味があるんだと思います。

 

小さなチャレンジも意味があるんだとスタートしたシニアの自立を学ぶ”ちゃんとちゃんとの学校”もいよいよシーズン1は終了です。 5回目の今回は日本を代表する食のプロ、東京大学名誉教授、眞鍋 昇 先生からの特別授業です。テーマは”骨”を中心にした『シニアの栄養学』です。是非皆様のご参加お待ちしております。

 

▼▽▼参加受付中▼▽▼

シニア支援パーソンが集う勉強会

ちゃんとちゃんとの学校 vol.5
2018. 2/8(木) 19:00~20:30 開催!

✳︎✳︎ 新春特別授業 ✳︎✳︎

日本を代表する食のスペシャリスト
東京大学名誉教授 眞鍋 昇先生 による

いつまでも”ちゃんと”できるための食を学ぶ

『シニアの栄養学』です。

要介護にならないための『骨』をテーマにした特別授業、シニアとシニアに関わる人達に学んでいただきたい”ちゃんとちゃんとの学校”の集大成になる授業です!

ぜひ皆様のご参加をお待ちしております!

詳細・ご予約

<ご予約はコチラから>

→FBイベントページ
https://www.facebook.com/events/523975257978625/
→WEBより
http://chant0208.peatix.com/

日時 : 2018年2月8日(木)19:00~20:30
会場 :パークスターズ東京青山会議室(青山一丁目駅)
主催 :  chant-chant プロジェクト

 

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