『 食事と心の関係 』

『象10頭分食べる』

日本人が一生で食べる量が約50トン?、女子栄養大学の五明 紀春(ごみょう としはる)教授によるとそのうち米は6トン。これはご飯11万杯分になるそうです。

 

50トン、象10頭分、と言われてもあまりピンとこない方は新幹線の1車両分ほどのようです。ただこれもあまりピンときませんね、まあ、とにかくかなり食べているということだと思います。

 

『精神疾患と栄養療法』

「我が国の精神医学書には、精神疾患の栄養療法はのっていない。また臨床栄養学の書には、精神疾患は取り上げられていない。統合失調症を含めて、精神疾患への栄養療法は全く研究されていないのが、我が国の現状と思われる。」と『統合失調症の栄養療法』に書かれているのは、心と栄養の関係を研究されている岩手大学名誉教授の大沢博先生です。

大沢博先生によると米国やカナダでは『Orthomolecular Psychiatry』という栄養を補うことによる精神医学が発展して成果をあげているにもかかわらず、日本では病院の医師も「知らない」や「栄養で治るはずがない」と無視されたり否定されたりしていることが多いようです。

カナダのホッファー博士を中心に1950年代から始まった栄養を補うことによる精神疾患への試みは、様々な圧力にも屈することなく成果を発表をしてきているようです。例えばビタミンB3という栄養があります。ビタミンB3は”ナイアシン”ともいうようですが、そのナイアシンが統合失調症の治療の助けになるような研究もあるようです。ちなみにナイアシンは(カツオ、サバ、ブリ、イワシ、レバー、鶏ささみ、マグロ、シラス干し、たらこ、豆類、コーヒー)などに多く含まれます。

 

『薬の問題』

日本では高齢化社会の問題と同じように”薬”のことが問題になることが増えてきている気がします。

ポリファーマシー“という言葉があります、これは複数の病院にかかり、それぞれで薬を処方されて、結果的にたくさんの薬を飲んでいることになるという、つまりポリファーマシーとは”薬の飲み過ぎ”のことです。高齢者にとっては、体に大きな負担をかけることがあります。

また年間1000億円以上とも言われる残薬の問題(医師から処方された薬を飲み残したり飲み忘れたりして余った薬)もあり、医療費の面でも問題があると言えます。

例えば統合失調症などの精神疾患には向精神薬が使われますが、その副作用も問題になることがあります。

以前、福岡の門司でお会いした70代の女性は31種類もの薬を服用していました。薬が全て悪いわけではないと思いますが、人間の身体を作るのは薬ではなく、食事です、一生にすると50トンにもなる食事をおろそかにしてはならないと感じるのは私だけではないと思います。

 

 

『心と食事』

長野県の旧真田町(現在の上田市)では過去に学校給食を変えたことにより、大きな変化を起こした例があります。


消費税が3%から5%に上昇した1997年、学校の非行問題があった旧真田町に教育長として赴任した大塚貢さんは、生徒の非行の原因が食事内容にあるのではないかと考え改革を始めます。

生徒の食事を調査すると、朝ごはんを食べない生徒や、食べる生徒にしても菓子パン、ジュース、インスタント食品などの朝ごはんが多いことがわかり、そこから変えてもらおうとするわけですがなかなか保護者の理解が得られない。

だったら生徒が必ず食べる給食を和食にしてしまおうと改革を行ったようです。ご飯が週に1回程度だったものを毎日にするというのは相当大変なことだったはずですが、大塚さんは”食”が良くならないと生徒は変わらないという信念のもと様々な困難を乗り越えて改革を断行します。そしてサッカーのワールドカップが日本で初開催された2002年には完全米飯の給食になります。努力の結果、和食の給食にしたわけですが、給食を変えた成果が出てきます。

キレる生徒が減り、アトピーなどのいわゆるアレルギー症状の生徒が少なくなり、学力も向上したようです。また不登校の生徒もゼロになりました。

食べるものがいかに心を変えるのかという凄い話だと思います。

 

今回のちゃんとちゃんとの学校 vol.4では、忘年会続きで大変な方もいらっしゃるのでは?ということで身体と心に優しい食事を参加者の方々に味わっていただこうということになりました。ちゃんとちゃんとの学校に参加いただいている清水 絵里さんにクリスマスパーティーの食事をお願いさせていただきました。

清水 絵里さんは介護の現場から”食”の大切さを伝える活動をされているクシマクロビオティックス・コンシェルジュでもあり、いわゆるマクロビオティックのスペシャリストです。

 

『マクロビオティック』(Macrobiotic)

マクロ    = 大きな

ビオ       = 生命

ティック = 術・学

という3つの言葉からなる「マクロビオティック」は古代ギリシャ語が語源の「自然に即した命のあり方」という意味だそうです。

マクロビオティックは桜沢如一(さくらざわ  ・ゆきかず)氏が「玄米菜食」という自然に則した食事法を提唱したことからはじまったようです。

玄米、全粒粉を主食にし、豆類、野菜、海藻類から作られた食事になります。

身体と環境(土)は切り離せない(不二)という考え方、その土地、その季節にあった食べ物をとる「身土不二」(しんどふじ)、一つの食べものをまるごと全部食べる「一物全体」(いちぶつぜんたい)、食べものを陰と陽に分ける「陰陽調和」(いんようちょうわ)などの考え方のもと世界中に広がっていった食事法です。

 

12月14日の”ちゃんとちゃんとの学校”の打ち合わせで清水 絵里さんとお会いしたときに、わざわざマクロビオティックのお弁当を作ってきていただきました。恥ずかしながら初めてのマクロビだったのですが、本当に食材の味がしっかりして、もちろん美味しく、優しい味で普段食べている食事がいかに良くないものを食べているのかと考えさせられる食事でした。

今回はお忙しい中、清水 絵里さんのご協力のもと心と身体に優しい食事をいただきながらのクリスマスパーティーになりますので、是非お気軽にご参加ください。

 

 

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【12/14(木) ちゃんとちゃんとの学校 vol.4】
  クリスマスパーティ
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■開催日時:12月14日(木)19:00~20:30(開場 18:40)
■開催場所:クラブハウス会議室
東京都港区南青山2-2-8 DFビル5F
(地下鉄大江戸線・半蔵門線・銀座線 青山一丁目駅徒歩2分)

■受講料 :一般 2,000円(税込)
パーティ参加費: 1,000円(税込)マクロビ食ドリンク付き
■定員:30名

https://www.facebook.com/events/1276115312492431/?ti=icl

『 サンタフクロース 』

どうやら英語ではプレゼントのことを”プレゼント“とは言わないようですが、それにして難しいですねプレゼントは…

大きすぎず、小さすぎず、高すぎず、安すぎず、これはすでにもっているのではないか?、とにかく相手に喜んでもらえればいいのですが、相手のことを考えれば考えるほど悩みます。もうこうなれば相手に聞けばいいのですが、それはそれで少し楽しみが減るので、まあ、本当に大変です。

 

もう少しするとクリスマスですが、我が家ではなるべく長い間サンタクロースはいるんだと思ってほしいので、欲しいものは聞かないようにしていますが、子供は欲しいものが分かりやすいので楽でいいですね。

出張族で滅多に見れないですが、朝起きてプレゼントを探し、包装紙をビリビリに破いてお目当てのプレゼントが出て来て、大喜びする姿は最高ですね。子供は素直でいいですね!

 

クリスマスを楽しむための情報サイト”クリスマス大好き“さんによると日本にクリスマスが初めてやってきたのは1552年になるようです。

歴史の教科書でもお馴染みの、あのフランシスコ・ザビエルが山口県で信者を集めてミサを行ったのが始まりのようですが、その後、幕府によるキリスト教禁止令でクリスマスは日本から一旦姿を消します。

明治時代、キリシタン放還令によりクリスマスが解禁になります、明治37年に銀座の明治屋にクリスマスツリーがディスプレイされると大きな話題になり、有名なホテルでクリスマス晩餐会が行われたりするようになります、しかしその後の第二次世界大戦でまたクリスマスが日本から姿を消しました。

戦争が終わると、戦後の復興と同じようにクリスマスもまた活気を取り戻し、今のように一般家庭でクリスマスを祝うようになったのは昭和25年頃からだそうです。

450年以上も前から日本に伝わり、消えそうで消えなかったクリスマスの灯りは、大変な時代を超え、今では12月にもなると街はLEDの灯りとクリスマスソングが流れ、クリスマス一色になるのが年末の日常になりました。日本人の感覚にクリスマスは合っているのかもしれません。

 

『一人暮らしのお年寄りに、クリスマスプレゼントを』

この前のブログでも書きましたが、一人暮らしのお年寄りはいま増えています、また昔のようなご近所づきあいも減り、日常会話もほとんどしないお年寄りも多いようです。

このプロジェクトでも、クリスマスに一人暮らしのお年寄りにクリスマスプレゼントを贈るのはどうかなぁと考えまして、プロデューサーの幸田さんと相談して、12/14日の「ちゃんとちゃんとの学校.vol4」で参加者の方々とクリスマスプレゼントを作り、介護福祉施設に来られているお年寄りの方々にプレゼントするという、クリスマス特別チャリティ企画をすることになりました。

お年寄りはどういうものが喜ばれるかなぁ?とプロジェクトのケアマネジャーの安藤亜樹さんに聞いたところ、「フクロウが好きな人が多いですよ」と教えてもらいました。 

 

 

フクロウは昔から縁起がいいとよく言われますが、不苦労だから苦労しないとか、首が回転するので幸運を見逃さず、魔除けの意味もあるようです。

そしてクリスマスと言えば、なんといっても”サンタクロース”ですよね、そこでサンタクロースとフクロウを合わせて”サンタフクロース”という名前にして、プレゼントすることにしました!

 

 

日本経済新聞によると「2016年の交通事故死の半数が65歳以上の高齢者」と高齢者の交通事故が増えている現状が問題にもなっています、早い時間帯から薄暗くなる冬場はさらに注意が必要です。

今回は出来れば、喜んでもらえるような可愛いもので、ただし、可愛いだけではなくて役に立つものがいいのではないかということでこのプロジェクトに毎回参加いただいている防犯防災アドバイザーの楠本 あゆみさんに講師としてご協力いただき、高齢者の交通事故も増えている現状も含めて、シニアの方が元気で安全に出歩けるように
防犯アクセサリー「サンタフクロース」を
参加者全員で作ります。

作成した「サンタフクロース」は
介護/デイサービス施設の利用者さまに
直接お届けする予定です。

参加者の皆様には2つ作っていただいて、そのうちの1つはお持ち帰りいただいてご家族やご近所のお年寄りの方などにプレゼントしてみていただければどうかと思います。

 

この”サンタフクロース”が、一人暮らしのお年寄りや施設の方々のささやかなクリスマスプレゼントになればなぁと願っています。年末のお忙しい時期ですが、フクロウ型防犯グッズ作りに是非参加してみてください。

 

 

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【12/14(木) ちゃんとちゃんとの学校 vol.4】
  クリスマスパーティ
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■開催日時:12月14日(木)19:00~20:30(開場 18:40)
■開催場所:クラブハウス会議室
東京都港区南青山2-2-8 DFビル5F
(地下鉄大江戸線・半蔵門線・銀座線 青山一丁目駅徒歩2分)

■受講料 :一般 2,000円(税込)
パーティ参加費: 1,000円(税込)マクロビ食ドリンク付き
■定員:30名

https://www.facebook.com/events/1276115312492431/?ti=icl

『 生と死 』

Netflixのインタビューで「ワクワクしながら死にたい」という言葉が座右の銘になったと明石家さんまさんが言われていました。ただ、そう思うのはまだまだ難しいとも付け加えていました。

「死」というのは誰もが逃げることが出来ないことの一つですが、正直あまり考えたくないことでもあります。いくつになったら死の恐怖がなくなるのか?そんなものは一生なくならないのか?死んだらどうなるのか?子供の頃からの謎は今になってもよくわかりません。

 

『死んだらどうなる?』

死のとらえた方は国によって違いがあります、寄藤文平さんの『死にカタログ』では様々な時代、国や地域などでの“死後の世界”についての違いがイラスト入りで紹介されています。日本では天国と地獄があり、地獄は地底8階建てで最下層は「無間地獄」で頭が牛や馬の管理人に永遠にいじめらるとか、フィリピンでは死の儀式に失敗するとコオロギに、フランスではハエになったり、アイルランドではチョウになったり、死者の国で待つエジプトや、輪廻するインド、など様々な死後の世界の捉え方が可愛らしいイラストと共に紹介されている興味深い内容です。

 

『後悔』

大津秀一さんは過去に1000人以上の人の「死」を見届けた終末期医療の専門家です、その大津秀一さんの著書『死ぬときに後悔すること25』には題名通り“死ぬ前に後悔する25のこと”が書いてあります、ずいぶん前に友人のお父さんがガンの末期だと聞いて、その友人に渡そうとして買った本ですが結局渡す前に残念ながらお亡くなりになり、結局渡せずになっていた本でもあります。

それから何年も経ち本を開くと、

・自分のやりたいことをやらなかったこと

・自分の葬儀を考えなかったこと

・美味しいものを食べておかなかったこと

・会いたい人に会っておかなかったこと

などなど、とても考えさせられます。

今やらなくても、そのうちやればいい、土壇場にならないと頑張らない、テスト勉強も一夜漬け、ブログも追い込まれないと書く気がしないというそんな私には頭が痛い内容でした。

本を読んでいる最中に思い出したことがあります、それが昔の職場の先輩に聞いた“仇桜”の話です。

「明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」【親鸞上人絵詞伝】より

“明日も咲いているだろうと思っていた桜も、夜のうちに嵐が吹いて散ってしまうかもしれない”

という意味で、今を大切に生きることを感じる“仇桜”です。

 

 

 

英語には“kick the bucket”(バケツを蹴る)という表現があるようです。意味は「死ぬ」という意味のようで、首を吊って自殺する時に台にしていたバケツを蹴るところからきているようです。

 

余命6ヶ月の孤独な大金持ちと、家族の為に45年間真面目に働いてきた2人の老人が人生最後にやりたいことリストを作り、冒険に出るというジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの共演でも話題になった「最高の人生の見つけ方」(邦題)は原題が「The Bucket List」“死ぬ前にやりたいことリスト”です。

そのタイトルと同じ名前のノートも出ているようです。

「BUCKET LIST  」PAS-PAL

死ぬまでにしたい100のことを書きとめて、実現させるノート、完成出来れば凄いですね!

 

 

 

『キューブラー・ロス』

エリザベス・キューブラー・ロス(Elisabeth Kübler-Ross)は『死』を科学的にとらえようとした精神科医です。死にゆくプロセスを5段階にとらえたことでも知られています。著書である『死ぬ瞬間』は、世界的なベストセラーとなりました。

第1段階【否認と孤立】

自らの命があとわずかだと理解しようとするが、認めたくない、現実的な周囲と、認めたくない自分とに距離をとり、孤立する

第2段階【怒り】

死が近いのは理解できたが、なぜ自分だけが死ななければならないのかという怒り

第3段階【取り引き】

信仰のあるないに関わらず、死を遠ざけてほしいと願ったり、何かをする代わりに少しでも生きたいと願う

第4段階【抑うつ】

死の回避ができないことがわかり、悲観と絶望に打ちひしがれ、憂うつな気分になる

第5段階【受容】

生命が死んでいくことは自然なことだという気持ちになる。

この内容はサナトロジー(死学)の基本テキストとして世界中で読まれている一方で、本当に科学的なのかといった様々な批判もあるようです。

 

 

シニアの自立支援のプロジェクトのブログにこういう内容を書くのも正直どうかとも思いましたが、『死』を怖いものだから意識しない方がいい、縁起でもないという気持ちも分かります、一方で最近は『終活』という言葉もあり、怖い、考えたくもない『死』に対して向き合って、意識していくことも大切だという考え方もあるのも事実です。

 

「死は怖いのは事実、ただ死ななかったらこんなに頑張らないし、死があるっていうのが脳で分かっているから、喋ったり、女の子とデートしたり、タバコ吸ったり、水のんだりするんだろうと、死を当たり前として生かされているのがある」と冒頭の明石家さんまさんのインタビューの続きがありました。

子供の頃は『死』なんて言葉を使うだけで母親に怒られたのを覚えています、どこかタブーにされている『死』ですが、死を意識することにより、よりやるべきことや大切なことが明確になる気がします、もしかしたら本当に大事なものは案外シンプルでそんなに多くはないのかもしれません。

当たり前のように1日が終わりまた次の1日が始まる、そんな日常はいつまでも続くものだと錯覚します、そんなとき、何かのきっかけで考えさせられる『死』は、限られた時間の中で自分には何が出来るだろう?といつも考えさせてくれる生きている証明のような気がします。

 

 

シニアの自立についてみんなで学ぶ「ちゃんとちゃんとの学校 vol.4」が12/14(木)、19:00より開催します。

今回は『シニアの心のケア』をテーマにして、参加者の方々と一緒にシニアの方に贈るクリスマスプレゼントを作ったり、マクロビメニューの出るクリスマスパーティーも行う予定です。少しでも興味のある方ご参加お待ちしております。

 

▼▽▼参加受付中▼▽▼

ちゃんとちゃんとの学校 vol.4
~シニア支援パーソンが集う勉強会~
詳細・ご予約

https://www.facebook.com/events/1276115312492431/?ti=icl

日時 : 2017年12月14日(木)19:00~20:30
会場 :パークスターズ東京青山会議室(青山一丁目駅)
主催 :  chant-chant プロジェクト

 

『 素晴らしき哉、人生! 』

あっという間に、もう今年も残りが2ヶ月を切りました。来月はもうクリスマスですが、アメリカではクリスマスに毎年のように放送される映画があるようです、それが『素晴らしき哉、人生!』(It’s a Wonderful Life)です。

 

もう70年以上も前の作品でモノクロですが大人から子供まで楽しめる名作で、私もクリスマスの映画と言えば『素晴らしき哉、人生!』か『ダイハード』です。

 

主人公のジョージはとにかく良い人で、自分のやりたいことや夢を諦めてまで周りの人達の為に精一杯生きてきました。そんなジョージがクリスマスに自殺をしようと考えます。そこに天使が現れ自殺を止めようとしますが、ジョージは天使にこう言います「自分は生まれて来なければ良かった」

天使はジョージが存在しなかった世界にジョージを連れていきます。そこではジョージたった1人がいないことによって全てが違う、今よりも暗く酷い世界になっていました。

「もう死にたい」「自分は生まれて来なければ良かった」と言っていたジョージが初めて天使にお願いします「もう一度生きたい!」ジョージはいいことなんてないと思っていた人生の素晴らしさを初めて知るという話です。何回観てもいい映画だと思います。

僕は親が自分のことを犠牲にして子供のために頑張ってくれたことを思い出したりします、また仕事でお会いするシニアの方の今では考えられないほどの大変な御苦労された話と重なって、頑張って来られた方がこの映画のジョージのようにハッピーエンドを迎えられることが出来たら、帳尻が合うのになぁ、と思うことがあります。

 

『独居老人』

内閣府の【平成29年版高齢社会白書】によると一人暮らしの高齢者が2015年で592万人、65歳以上の男性の約8人に1人、女性の約5人に1人が一人暮らしになり、そして今後ますます”独居老人”は増えていくと予測されています。

 

『一人暮らしの問題点』

いわゆる“独居老人”が増えたのは少子高齢化や核家族化が一つの原因になります、例えば65歳以上の高齢者と子供との同居率は、1980年は約70%だったのが2014年には約40%にまで下がっています。(内閣府 高齢化の状況 / 高齢者の家族と世帯)

「困ったときに頼れる人がいない」と感じる一人暮らしの高齢者が5人に1人(2011年 高齢者の経済生活に関する意識調査・内閣府)もいることや、当然かもしれないですが一人暮らしの高齢者は日常生活においての会話の頻度が極端に低いということが明らかになっています。

会話は脳の多くの場所を使います、またストレス解消にもなり、例えば少しの会話で元気になることだってあります。その会話をしない生活が続くことは脳の機能低下、つまり認知症になりやすい生活習慣だと考えられます。

時代と共に家族や地域の“人と人”の繋がりは少なくなっています。

私の実家にも1度だけ電話がありましたが“おれおれ詐欺”というのも孤独な高齢者を狙った犯罪だと思います。

これだけ被害が出ている理由の中には、高齢者と家族がいかに日頃会話をしていないか、コミュニケーションをとっていないかということもあるのではないかと思います。

 

 

 

『年間3万人とも言われる“孤独死”』

誰にも看取られることなく息を引き取り、その後、相当期間放置されるような「孤立死(孤独死)」は死亡した時に立会者がいなく、死因が特定できない場合を「立会者のいない死亡」といい、また死因が特定できた場合も含めると「孤独死」は3万人はいるのではないかと言われています。超高齢社会の大きな問題の一つです。たった一度しかない人生の最後がこれではあまりにも悲しいと思います。

すこしでもこういう状況を良くしようとする様々な試みが始まっていますが、これは家族だけではなくて、周りにいるお年寄りに挨拶してみることや、声をかけるだけでも、それを少しづつでも始めることも、とんでもなく大切で意味があることだと思います。

 

12月のクリスマスの時期になると、恋人や家族と過ごしたり、子供にはサンタさんからプレゼントがあったり、パーティーをしたり街はクリスマス一色になります。

でも1人でクリスマスを過ごし、1人で年を越すお年寄りもいらっしゃるわけです。

今回紹介させていただいた映画のラストシーンに天使からの手紙があります、そこには「友ある者は救われる」と書かれていました。友とまではいかなくても、そういう方々に何か出来ることがないだろうか?小さなことしか出来ないかもしれないけど何か出来たらなぁと、友でもあるプロデューサーの幸田さんと話をしていました。

次回の『ちゃんとちゃんとの学校vol.4』で参加者の方々と一緒に出来るようなことを企画中です。皆様のアイデアも募集中ですのでよろしくお願いいたします。年末のお忙しい時期だと思いますが皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

12月14日の『ちゃんとちゃんとの学校 vol.4』のテーマは『シニアの心の健康』です。

 

 

▼▽▼参加受付中▼▽▼

ちゃんとちゃんとの学校 vol.4
~シニア支援パーソンが集う勉強会~
詳細・ご予約

https://www.facebook.com/events/1276115312492431/?ti=icl

日時 : 2017年12月14日(木)19:00~20:30
会場 :パークスターズ東京青山会議室(青山一丁目駅)
主催 :  chant-chant プロジェクト

 

 

 

『 3回目の “学校” 』


東京は連日の雨で、珍しく晴れた10月26日に”ちゃんとちゃんとの学校”の3回目が無事開催されました。

今回のテーマは『シニアと運動   JAPAN 最前線』というとてもハードルの高いテーマでしたが、ゲストの方々の素晴らしい授業と熱心な参加者の方々のおかげで中身が濃い内容となりました。

ちゃんとちゃんとの学校はまず「始まりの会」から始まります、初めて参加される方に向けてプロジェクトの主旨などをお伝えさせていただきます。今回からチャントチャントプロジェクトの影の功労者である都能さんから「始まりの会」をしていただくことになりました。都能さんはシニアの自立というテーマにとても共感していただいて、多くの方々をプロジェクトに紹介してくれている頼もしい存在です。

1時間目は広納(私)から、高齢者の交通事故や、認知機能検査、また運動で病気の予防や認知症予防になり、医療費の抑制になるという群馬県の中之条町の例などをとりあげました。

そしてプロジェクトメンバーでケアマネジャーをしている安藤亜樹さんの協力で、町田にある介護福祉施設の見学に行った時のことを報告させていただきました。半身麻痺などの方々のために手すりの位置を変えたトイレの右向き左向きの話から、実際に自宅まで行ってその方にあったレベルの運動法を提案するという話までとても素晴らしいと感じました。詳しくはまたの機会に書きたいと思います。ここからは私の意見ですがこれだけ大変な仕事内容にも関わらずそれに見合った収入が得られないという話をよく耳にします、実際働いておられる現場を見させていただくともっと仕事に見合う収入にならないと“高齢者の方々のためになれば”という気持ちだけでは、続けることは大変だと感じました。とにかくお忙しい中にもかかわらず快く案内していただいた施設長の方、施設で身を粉にして頑張って働いている現場の方々本当にありがとうございました。

現在、高齢者にとっての運動は認知症予防に、要介護予防にもつながります。

 

 

『ほとんどの日本人は正しく歩くことが出来ていない』

2時間目はプロデューサーの幸田さんにどうしても来ていただきたいとお願いしていた、フィールフィールド株式会社、スポーツ骨格サイエンティストの鈴木学さんです。

今のお仕事をされる前は自動車メーカーのマツダで車のボディをデザインしていたという鈴木学さんは、車もボディに対してそれを支えるタイヤやサスペンションなどが合ってないとうまく走れない。それは人間も同じことだと、ただし人間の場合はどんなに合っていない靴を履いたとしても歩けてしまう、どうやらそれが問題なようです。自分に合っていない靴や歩き方で歩いているとそのうち身体のあちこちに負担がかかります。そして高齢者の場合関節の痛みにつながります。今ほとんどの人は“正しく歩くことが出来ていない”といいます。

 

そして鈴木学さんからは身体に負担をかけない正しい歩き方を参加者の皆様にレクチャーしていただきました。もう目から鱗の話で参加者の方からも大反響でした!私もすぐに翌日に家族に教えました。

高齢者に多い悩みの一つに”膝が痛い”というものがあります。ほとんどは加齢とともに膝を支える軟骨がすり減り変形するという変形性膝関節症です。40代から始まるというこの変形性膝関節症も元気なうちから正しい歩き方をしていれば防ぐことも可能なようです。

人間の骨格は162種類のタイプに分かれ、その人にピッタリな身体の動かし方や靴の選び方をアドバイス出来る鈴木学さんのような方がチャントチャントプロジェクトを応援していただいているのは有り難い限りです。今回はこの数時間のためだけに、わざわざ広島から来ていただいて翌朝には広島に戻られました。内容だけではなくて少し話をするだけでも伝わってくる鈴木学さんの丁寧で真面目な姿勢も含め、とても素晴らしい授業になりました。鈴木学さん、お忙しい中本当にありがとうございました。

 

ちゃんとちゃんとの学校に参加いただいている方を紹介するコーナーでは、森脇剛さんをご紹介させていただきました。

森脇剛さんは山口県周南市の出身で、上京されてアパレル関係のお仕事をされていたのですが、転職して現在は老後の資産形成セミナーを中心にファイナンシャルプランアドバイザーとして活躍されています。山口県にいるお父様が介護状態で、このプロジェクトにも興味をもって参加いただいています。森脇さんは現在65歳からのセカンドライフプランセミナーも企画中だということで精力的に活動されています、またBMW(Best/Business Matching Workshop)という食をテーマにした色々な企業とコラボしたイベントも開催されています。是非参加してみたいです。

 

そして毎回、ちゃんとちゃんとの学校の素晴らしい写真を撮っていただいている松岡 満夫さんです。

10月14日(土)に開催された東京都北区の北区花火会オフィシャル・カメラマンとして選ばれるなど活躍されている松岡さんですが、株式会社パソナの自治体事業委託や若者の就労支援事業などをされています。私は毎回撮っていただいた写真を見るのがとても楽しみです。松岡さんの写真はとにかくカッコイイです!そしてこんな場面を撮っていたんだと感心しています。

フェイスブックにある夜景や花火の写真も素晴らしいですが、ちょっとした写真もとても素敵です。松岡さんとはチャントチャントプロジェクトで一緒にチャレンジしていきたいことがあるのでこれからもよろしくお願いします!

 

『元気なシニアの最前線』

そして授業の最後に、今回からスタートする『元気なシニアの方々の生の声を届けていく』というシリーズ企画を行いました。このシリーズ企画をすることになりご協力いただいたのは初回から参加いただいている株式会社シールズさんです。

シールズさんは吉祥寺に本社がある“身体に安心で安全な自然派食品やサプリメント”などを取り扱っている企業で、いわゆるアクティブシニアと言われる元気なシニア層のお客様から支持されて、関東地区と東海地区で1万2000名の会員様がいる、若い社員さん達からなる元気な会社、それがシールズさんです。

この企画を引き受けていただいたのが株式会社シールズ常務の松本正則さんです。シールズさんではただ商品を販売することより、まずはお客様にいかに喜んでもらえるか、どうしたら感動してもらえるかということに力を入れている会社さんで、シールズに来られるお客様とシールズの社員の方はまるで家族のような関係性だと思います。

松本さんはシールズさんの社員研修もされていて、シールズの最大の売りは社員ですと言われていました、社員さんが“よさこいソーラン”を披露し、それを見たシニアの方が感動してよりシールズが好きになる、そういうシールズさんだからこそ、シニアのダイレクトな声が聞けると思いましてこのシリーズ企画が始まることになりました。今回は初回ということでシールズさんの名前の由来を松本常務からお話がありました。参加者の方からも、シールズさんみたいな会社に入りたかったという声も出るような魅力的なお話をしていただきました。

 

シニアの方々と最前線で活躍されているシールズさんには、これから『元気なシニアの方々の生の声を届けていく』というシリーズ企画をお願いしています、是非これからも楽しみにして下さい。

 

最後の懇親会ではプロジェクト立ち上げメンバーのミタニホールディングスの三谷社長からサプリメントを食材に入れるシリーズの『サプリパン』(カルシウム・葉酸)を提供いただいたのと、実際にシニアの方々に自立につながるチャレンジをしようという企画から生まれた『ちゃんとちゃんとの教室』からマメパンを懇親会で食べていただきました。

懇親会では、いつも熱気でいっぱいです。

12月はパワーアップして、より学べる、より楽しめるものにしたいと思います。プロジェクトをいつもサポートしていただいている皆様、なにより参加いただいている皆様本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『 ちゃんとちゃんとの学校vol.3 』

『 いつまでもチャント

                 歩けるためには・・・』

 

10月26日(木)19時より、シニアの自立支援を学ぶ“ちゃんとちゃんとの学校”の第3弾が「シニアの運動」をテーマに開催されます。

 

高齢になると普通に歩くことさえも困難になることがあります。歩くことや身体を動かすことは日常的な生活の一部ですが、それが出来なくなることは生活の質を著しく低下させてしまいます。厚生労働省の介護保険事業状況報告によると、2016年4月の要介護(要支援)認定者数が621万5406人にもなるようです。その原因のひとつは筋肉が脂肪に変わってしまうという状態サルコペニア(ギリシャ語でsarco:サルコ=筋肉、penia:ペニア=喪失)が年齢とともに増えるということや、また2014年に日本老年医学会が提唱したフレイル(高齢者の身体機能や認知機能が低下して虚弱になった状態)も関わっています。

(厚生労働省HPより)

 

超高齢社会のいま、いつまでも自分の脚で歩けることは非常に重要なテーマです。高齢の方だけではなく、より多くの方々が考えるべき問題かもしれません。

 

『 年齢に負けない身体を目指して 』

例えば50歳まで現役を目指しているメジャーリーグ、マイアミ・マーリンズのイチロー選手はただ筋肉だけを増やしていくような筋肉トレーニングを否定しています。”初動負荷トレーニング“というトレーニングを取り入れ、柔らかくしなやかな身体をキープしています。

イチロー選手のインタビューで年齢とともに身体機能が低下すると周りの人は言ってくるけど、「これから僕の絶頂期が来るってどうして考えられないんだろう?」と答えている場面はとても印象に残りました。身体もきちんとケアをしていけば、正しい使い方をすれば年齢を超えて活躍することも可能なんだと思います。

 

『アスリートのノウハウをシニアにも』

これからの時代は一部のアスリートだけではなくシニアの方々も健康寿命を延ばすという意味でも正しい身体の使い方やトレーニングの仕方を学ぶこと、またシニアに関わる人もそういう知識を持っているのといないのでは違ってくるはずです。

アスリートがより良いパフォーマンスを目指すように、シニアの方もまたより良い生活を送り、周りにも迷惑をかけない老後を暮らしていくためにも正しい運動は大切です。

 

『自分の骨格を知る大切さ』

そしてそのためには、まず”自分の身体を知ること”が大切になります。日頃私たちは無意識のうちに立ったり、座ったり、歩いたりしているわけですがこの当たり前のような行動にも密接に骨格のパターンが関わっていると言われています。

 

『人それぞれによって骨格パターンが違う』

そして今回ゲストでお呼びするスポーツサイエンティストの鈴木 学さんは162種類の骨格から最適な運動方法、最適なシューズのアドバイスが出来るというシステムフィットファクターの開発者であります。

 

この一人一人によって異なる骨格パターンはプロのスポーツ選手から、スポーツに励む小学生、高齢者の方が多くなっているフィットネスクラブやスポーツジム、脚や腰の痛みでお悩みの高齢者がよく通っている接骨院などの関係者の方、シニアの方と一緒にウォーキングイベントを企画されている方なども非常に興味を持っていただいている分野だと思います。

なかなか聞けない話が盛りだくさんですので是非ご参加お待ちしております。

 

▼▽▼参加受付中▼▽▼

ちゃんとちゃんとの学校 vol.3
~シニア支援パーソンが集う勉強会~
詳細・ご予約

http://chant1026.peatix.com/

日時 : 2017年10月26日(木)19:00~20:30
会場 :パークスターズ東京青山会議室(青山一丁目駅)
主催 :  chant-chant プロジェクト

 

 

『 ごはん派?パン派? 』

朝は食べない人もいるようですが、そうでない人は”ごはん派“と”パン派“にわかれます、皆さんはどちらでしょうか?

私は”パン派“で自宅にいる時はもっぱらパンを食べています。

それは奥さんがパンを毎日のように焼いているからです。パンの食べ歩きをし、パン教室に通い、友達を呼んでパン教室をしたり、パン屋にアルバイトに行ったりと、とにかくパンが大好きで、毎朝2人の子供とともにその恩恵を受けております。

炊きたてのごはんに熱い味噌汁、焼き魚と漬物も最高ですが、焼きたてのパンにスクランブルエッグにフルーツ、そして熱いコーヒーも捨てがたいですね。

若い方もパンが好きですが、手軽さもあってか高齢の方の方がよりパンを食べているようです。

 

 

ちなみに朝食を食べない人ですが、男性が15.4%、女性は10.7%に達していると「平成28年度国民健康・栄養調査結果の概要」として厚生労働省が発表しました。

朝食を食べないという健康法や、忙しくてとらないなど理由も様々だと思います、また年代によって大きく違いがあるのも特徴的です。ただ男女とも年齢と共に朝食を食べる割合が高くなるという共通点があります。

 

 

『高齢者の栄養失調』

厚生労働省の「国民健康・栄養調査報告」(平成28年度)によると65歳以上の高齢者の低栄養傾向(BMI≦20 kg/m2 )の割合が男性12.8%、女性22.0%になり、高齢者の低栄養の問題を指摘しています。朝食は食べているということだったはずですが、実は栄養が不足しているようです。食べているようで量が不足したりバランスが悪かったり、消化や吸収する力が衰えるのも関係しているという理由です。

栄養が足りていないと身体を支える筋肉が減少します、また骨も衰え、肌も老化します、そして認知症リスクも上がり、なにより長生きが難しくなると言われています。

血液検査の項目にある“アルブミン”という項目が注目されています、たんぱく質のアルブミンの値が高い方が長生きすることがわかっており、栄養失調の高齢者はアルブミンが低いようです。

そして2015年からたんぱく質の目標値が設定されるなど、高齢者の低栄養の問題も注目されはじめています。

 

例えば80歳の人が一生のうちに食べる食事の量は、約50トンと言われていてこれは象10頭分に相当するになります。

そう考えるとたくさん食べているわけですが、この食事が身体を作る材料になります、年代によって食事の目的も変わってきます。先程たんぱく質のアルブミンのことを書きましたが、勿論たんぱく質だけをとればいいわけではありません、食事の中でいかにバランス良くその年代に合わせた栄養をとるということが必要になります。

 

家のそばに慶應義塾大学があり、駅前にはいかにも学生が好きそうな大盛りの定食屋さんや、脂っこいラーメン屋さんが数多くあります。こういう食事は学生にはいいのかもしれませんが40を超えた私なんかが食べているとすぐに健康診断でひっかかります。40代を超えると食べ過ぎないほうがメタボの予防にはいいと言われます。

一方で70代を超えると逆にしっかりと食べた方がいい、というように年代に合わせた食事や栄養摂取のアドバイスが、超高齢社会のいま、ますます必要になってくると思います。

 

『高齢者が栄養失調になる原因』

・食欲が無くなる

・食事を作るのが面倒

・1人暮らしなので簡単に済ませる

 

シニア世代の方々からはよくこういう意見をお聞きします。自分の親も「今日のご飯は昨日の残り物」とよく言っていますから人ごとではありませんし、気持ちもわかります。

やっぱり食事は1人で食べるよりも誰かと食べた方が美味しいですね、また料理をするのもせっかく作った料理も食べてくれる人がいるといないとでは気持ちが違います、一言「美味しい」と言ってくれるだけでも作る甲斐がありますね。

 

 

今月からチャントチャントプロジェクトの事務所を使って、シニアの方々に実際にお集まりいただいて『ちゃんとちゃんとの教室』という企画を始めることになりました。

まだまだ試験的な企画ですが実際にシニアの方々と一緒にシニアの自立に関する何かを学んでいこうという企画で、まずはシニアの方でも簡単に参加出来るパン教室を始めてみることにしました。

パンが大好きなうちの奥さんが講師をさせていただきます。奥さんによるとシニアでパン作りを始める方の多くは自分が食べるだけではなく、パン作りを習って孫に作ってあげたり、友達に教えてあげたりとしているようで、パン作りを習うとそれがきっかけになって家族や友人とのコミュニケーションを増やすことにもつながるのではないかと思います。今後はパン教室だけではなく『ちゃんとちゃんとの学校』に参加いただいている方などにも、高齢者の方の自立につながるような教室を開いていただけたらなぁと考えております。またお知らせします。

 

そして季節は食欲の秋でもありスポーツの秋でもあります。

体育の日の前日にスポーツ庁が「体力・運動能力調査」の結果を公表しました。
調査は東京五輪が開かれた1964年から毎年実施されていて、今回は計7万4千人が調査対象となりました。35~39歳女性は過去最低、だったのに対して65歳以上では、75~79歳女性が3年連続で過去最高だったようで、高齢者はいずれの世代・性別でも、この20年で体力・運動能力が大幅に向上しているようです。

調査に関わった順天堂大の内藤久士教授(運動生理学)は「元気に過ごせる健康寿命が伸びていることに加え、特に60代以上の世代は東京五輪後に運動する機会が増えた世代で、高齢になっても運動に前向きな傾向が強い」と指摘されていてオリンピックの影響力は凄いと改めて感じました。

2020年の東京オリンピックに向けて、若い人以上に期待をしているのはシニアの方々かもしれません。

スポーツを楽しみながら、またいつまでも自分の脚で歩けるようになるようなテーマで10/26(木)に『ちゃんとちゃんとの学校vol.3』を開催します。是非皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

▼▽▼参加受付中▼▽▼

ちゃんとちゃんとの学校 vol.3
~シニア支援パーソンが集う勉強会~
詳細・ご予約

http://chant1026.peatix.com/

日時 : 2017年10月26日(木)19:00~20:30
会場 :パークスターズ東京青山会議室(青山一丁目駅)
主催 :  chant-chant プロジェクト

 

 

 

 

 

 

『 スポーツ = 働かない? 』

『スポーツ』の語源は“働かない”という意味をもつようです。

 

「sports スポーツ」の語源はラテン語の「deportareデポルターレ」にさかのぼるとされ、「ある物を別の場所に運び去る」が転じて「憂いを持ち去る」という意味、あるいはportare「荷を担う」の否定形「荷を担わない、働かない」という語感の語である。これが古フランス語の「desporter」「(仕事や義務でない)気晴らしをする、楽しむ」となり、英語の「sport」になったと考えられている[1]。

 

とウィキペディアに書いてありました。プロスポーツは別として、私たちがするようなスポーツは本来は楽しみであり、気晴らしであり、仕事ではありません。

ただ赤ちゃんは泣くのが仕事で、子供は遊ぶのが仕事、学生は勉強するのが仕事、、、と考えていった場合にお年寄りは健康でいることが仕事で、そして家族に迷惑かけないよう、寝たきりにならないよう、そのために身体を動かすようなスポーツは、そういう意味では“仕事”になるのかもしれません。

 

 

 

最近よく街で見かける紫色の看板があります。カーブス(Curves)というお店です。講演のときにお会いするシニアの方々も利用されている方がたくさんいます。

カーブスは1992年にアメリカのテキサスでスタートした女性専用のトレーニングジムです。カーブスに来る約40%は60代ですが、1回30分で、予約不要、普段スポーツジムに通わないようなタイプの方でも手軽に通えるということで人気のようですが、さらにカーブスが女性から支持されている理由が“3つのM”を排除することです。

  1.  men            男
  2. mirror          鏡
  3. make up     化粧

男性には分かりにくい女性ならではの気遣いもあるようです。

 

 

 

また「要介護」「要支援」の予防をするために累計27都道府県、70市区町村の自治体から介護予防事業を受託し、カーブスで運動指導を行うなどスポーツクラブの枠を超えて社会に貢献するような活動が人気の理由の一つだと思います。

 

 

世界15か国・1地域の527社・団体の最新の福祉機器の展示や体験が出来るH.C.R(Int.Home Care & Rehabilitation Exhibition)2017が東京ビッグサイトであり参加してきました。高齢者の介護予防に関連するものが多数紹介されており大盛況でした。

 

 

外側のブースにはトヨタ、日産、ホンダ、マツダなどの自動車メーカーがズラリと並び、足腰の衰えた高齢者も安心して乗れる車があり、また理学療法士が杖の選び方を教えてくれるコーナーや、足腰を強くすることが出来るゲームや、転倒しにくい靴、そしてロボットスーツでおなじみのあのサイバーダインもブースがあり体験してきました。やはりロボットスーツは素晴らしいの一言でした。

 

中でも静岡鉄道が独自に開発したという『トライリハ』は興味深い商品でした。3枚のプラスチックのような板を組み合わせたシンプルな作りながら、値段も安く場所もとらずに形を変えると様々な運動が出来ていいなぁと感じました、またアビリティーズの『トレアックスパッド』も色のついたパッドをタッチしたり踏んだりすることによって先端のLEDインジケーターが光るというもので、ゲームのように楽しみながら様々なトレーニングが出来る印象に残った商品でした。

とにかく高齢者の介護予防、特に運動分野はいつまでも自分の足で歩きたいという高齢者の思い、そして家族も少しでも応援してあげたい気持ちと介護の負担が少なくなることへの期待もあって期待されている分野だと思います、超高齢社会の日本では市場的な意味も含めて多くの企業がものすごく力を入れていると感じました。

 

 

魅力的な商品に共通してることは気軽に楽しみながら身体を動かすということでした。

 

身体を動かすことやスポーツが介護予防になるということは、スポーツが本来持っている楽しみや気晴らしの要素が無くなってしまっては意味がないので、スポーツの楽しさを残しながら介護予防につながるようなものにしていかなければならないことが大切です。

そして身体の状態は人によって異なります、そう考えるとそれは決して簡単では無いことだと思います。

人によって身体の動かし方や身体の状態は違いがあって当たり前です。チャントチャントプロジェクトでは本当にシニアの方々の自立につながる運動をとなると、やはり一人一人にあった身体の動かし方や運動などを考えていかないといけないと思っています。

 

 

超高齢社会のいま、スポーツにはこれまで以上の意味が求められているのかもしれません。次回10/26(木)のちゃんとちゃんとの学校ではシニア世代の介護予防につながるような運動や身体の使い方などを中心にした授業を、骨格形状から身体の動かし方を提案するスペシャリストであるフィールフィールド株式会社代表取締役の鈴木学さんにゲストで参加していただいて行います。なかなか聞く事が出来ない話がありますので私はバスケをしている子供も連れて行く予定です。皆様も是非一緒に学んでみませんか?

 

▼▽▼参加受付中▼▽▼

ちゃんとちゃんとの学校 vol.3
~シニア支援パーソンが集う勉強会~
詳細・ご予約

https://www.facebook.com/events/121662748562280??ti=ia

日時 : 2017年10月26日(木)19:00~20:30
会場 :パークスターズ東京青山会議室(青山一丁目駅)
主催 :  chant-chant プロジェクト

 

 

 

 

『 敬老の日に思うこと 』

台風18号が夜中に通過し、青空が広がっている今日は取引先企業のシニアの会員様、約200名ほどの方々にお集まりいただいて横浜国際ホテルでの健康教室です。

 

 

 

お集まりいただく方のほとんどはお元気です、元気な方が病気にならないように、寝たきりにならないように、そんなお話をさせていただくわけですが、今日は「敬老の日」ですね。

 

社会人になりたての頃、先輩に教えてもらった昔話があります。

【むかしむかし、あるところに母親と息子の2人暮らしの家がありました。そして息子が嫁をもらい子供を授かり、2人だった家族が4人の家族になりました。

そんなある日、村に大雨が降り川が氾濫し家族4人が流されてしまいます。体力のある息子と嫁は自力で岸まで辿り着くことができたんですが、小さな子供と息子の母親は流されています。息子と嫁は考えました、恐らく2人とも助けることは難しいから1人だけ助けることにした、という話です。】

 

そして話の結論は、子供を助けず息子の母親を助けました。子供はまた産めばいい、でも母親は俺にとって1人しかいない、お願いだから助けさせてくれと息子が嫁に言って、嫁がわかりましたと言ったという話で、聞いたときはびっくりしました。

 

先輩の話で詳しいことはわかりませんが、恐らく昔は親を敬う気持ちが今より強かったということなんだと思いました。

 

 

こういう川柳があります。

”親孝行したい時には親は無し”

ところが以前新聞の投書で見かけたのは

”親孝行したくもないのに親がいる”

一見ひどいことを書いていますが、これは認知症の親を持つ家族が書いたもののようで、考えさせられる川柳です。

 

 

認知症で行方不明1万5000人

日本経済新聞によると2016年に認知症が原因で行方不明になったとして警察に届け出があった人数が1万5432人であり、これは4年連続で増え過去最多を更新し続けている。もし家族が認知症になったら、常に側にいることは難しいと思います。ちょっと目を離した隙に行方不明になり、事故にでもあったら、逆に事故をおこしてしまったら、そう考えるとぞっとします。

これが今後ますます増え続けると考えると大変な時代になっていくのは明らかで、より認知症の予防は大切になります。

 

チャントチャントプロジェクトでは「敬老の日」だから高齢者を大切にしましょうというより、お年寄りを敬うことは当たり前のことでこれからも当たり前でなければならないと考えています。

出来れば「敬老の日」をきっかけにして例えば超高齢社会の日本のことを、子どもから大人までが少し考えてみるきっかけに、そして今の自分に出来ることはないだろうかなど、そういう何か始めてみるきっかけにすることが大切なのかなぁと感じています。

 

先ほどの”親孝行したい時には親は無し”

の後に

”石に布団は着せられず”

と続けることがあるようです。

親孝行は大切ですが、きっかけがないとなかなか後回しになりがちですが、残念ながらいつまでも出来るわけではありません。まずは自分の周りにいる人から始めてみるのもいいかもしれません。

 

 

 

来月以降チャントチャントプロジェクトの事務所を使ってシニアの自立につながるような小さなチャレンジをスタートしようと考えていますので、またお知らせいたします!

 

そして10月26日の”ちゃんとちゃんとの学校 vol.3”では、来てもらえて本当に嬉しい特別なゲストがわざわざ広島から来ていただけることになりました。フィールフィールド株式会社から代表取締役の鈴木学社長をお招きして開催いたします。

フィールフィールド株式会社さんは、(私も1度体験させていただいたのですが)1人1人の骨格構造を分析できる測定器を開発されていて、その人にあったより正しい身体の使い方や適切なシューズを選ぶことが出来るシステムを確立しており、2015年に設立されたフィールフィールド株式会社は2016年には第23回ひろしまベンチャー助成金で大賞を受賞するなどいま注目されている企業です。

 

 

 

代表の鈴木学さんには1度会わせていただいたのですが、とにかく誠実でまっすぐな方で高齢者の方々が膝が痛いとか腰が痛いとよく言われているので、それも身体の使い方が深く関わっているという話や、あと私にぴったりな靴も教えていただいて、試しに履いてみたら全然違いました!また詳しくご紹介させていただきたいと思っています。

 

シニアの自立をみんなで学ぶ

”ちゃんとちゃんとの学校 vol.3”

是非気軽にご参加ください。

 

 

▼▽▼参加受付中▼▽▼

ちゃんとちゃんとの学校 vol.3
~シニア支援パーソンが集う勉強会~
詳細・ご予約

https://www.facebook.com/events/121662748562280/?ti=icl

日時 : 2017年10月26日(木)19:00~20:30
会場 :パークスターズ東京青山会議室(青山一丁目駅)
主催 :  chant-chant プロジェクト

 

 

 

『 ドライブ 』


MIT(マサチューセッツ工科大学)がウェブ上で自動運転に関するアンケートを始めています。『MORAL MACHINE』(モラル・マシーン)という名前のアンケートでは今後自動運転が進めば起こる可能性がある不測の事態にどう対応するべきかなどを、アンケート方式で選んでいきます。

例えば自動運転の車がどうしても回避出来ない状況になった場合、子供連れの家族をひくのか、あるいは高齢者をひくのか、決めることが出来ない究極の選択をしなければならないという恐ろしくもあるアンケートです。今は人間が瞬時に判断しているものをAIが判断するようになると命の重さなど様々なモラルに関わる問題が出てくるというのがこの『モラルマシーン』です。

 

 

 

警視庁交通総務課統計によると東京都内の交通事故発生件数は、10年前から毎年減少しています。ところが高齢者の交通事故は毎年増加しています。

 

もちろん高齢者の人口が増えていることが原因の一つではありますが、高齢者による交通事故のニュースをよく見かけるのも事実です。アクセルとブレーキの踏み間違いや高速道路の逆走など、高齢者の車による事故は運転する高齢者だけの問題ではなく、誰もが関わる可能性がある大きな問題です。

 

 

 

高齢者の運転事故の約6割が交差点で起きています。

例えば左折や右折する場合、一本道に比べると対向車や歩行者などにも気をつけなければなりません。同時に複数のものに注意をすることは加齢とともに苦手になることの一つにあげられます。

 

高知工科大学、地域交通医学研究室の朴啓彰(パク・ケチャン)客員教授によると高齢者の交通事故と脳が関係していることがわかってきているようです。脳ドックで調べた4000人の脳を調査した結果、交通事故を起こす高齢者の脳の一部の血流が悪くなって出来る『白質病変』が起こっているということで、白質病変があると事故を起こす割合が1.6倍、さらに交差点事故は3.4倍も高くなるようです。

『白質病変』になると

①物忘れ

②ちょっとした段差につまずきやすくなる

③食事のときに咳き込む

などの症状がでてくるようですから当てはまる方は注意が必要です。

 

改めて健康でいることは、自分のためだけではないと思います。

 

 

 

そんな状況の中、高齢者の方が「クルマの運転が怖い」「運転する自信がない」という声から生まれた制度が『運転免許証自主返納制度』です。

 

1998年に制度化されたこの制度は当初、身分を証明するものがなくなるという理由であまり進まなかったようですがその後、金融機関などでも本人確認書類として有効な『運転経歴証明書』がつくられ、また自主返納のサポート制度も都道府県別に様々な特典があり、例えば大阪府では大阪府警と30以上の商店街がタッグを組んだ返納者への割引きなどのサービスが話題になっています。

(都道府県別の運転免許証自主返納制度のサービスが詳しく載っている【高齢者運転者支援サイト】)

 

 

 

ただし、クルマの運転に関しては交通手段として考えた場合、交通網の発達した都市部に比べて、地方では生活の中で切っても切れない存在でもあるのがクルマの運転でもあります。

 

どうしても運転が必要な時には、”自分は大丈夫だろう”という思い込みを捨てて、ベテランドライバーになればなるほどより安全運転をしていく心がけが大切になります。

 

 

また、先ほど紹介させていただいた”白質病変”(高齢者の交通事故に関係する脳の状態)にならないようにすることも大切になってきます。

 

そのためには「栄養」「休養」「運動」を日頃から気をつけるべきです。よく白質病変に関しては地中海料理を参考にするといいと言われています、地中海料理には「オリーブオイル」「魚」「ナッツ」などが使われておりそれらに含まれているオレイン酸、DHA・EPAなどは認知症予防にもなります。

 

また”睡眠負債”という言葉がアメリカから始まり、慢性的な睡眠不足も脳の機能を著しく低下させる要因です。

 

そしてなにより脳の健康には運動が大切になるようです。1日30分歩くということが白質病変を防ぐうえでは大切で、運動することはいつまでも歩ける身体をつくるためにも、そして脳の病気を防ぐことにも関係があるようです。

 

 

チャントチャントプロジェクトでは元気なシニアがいつまでも自立して楽しい生活を過ごしていくことが大切だと考えています。これからもっと高齢化が進む中で、高齢者は運転しないほうがいいというだけでは問題の解決にはならない気がします。

テクノロジーはどんどん進化していきますが、それだけではなく人間ももっと自立して進化していかないといけない時代になる気がします。

 

 

シニアの自立についてみんなで学んでいく

”ちゃんとちゃんとの学校”の3回目の日程が10月26日に決まりました。ゲストやテーマはまたお知らせいたしますので是非皆様のご参加お待ちしております。

 

▼▽▼参加受付中▼▽▼

ちゃんとちゃんとの学校 vol.3
~シニア支援パーソンが集う勉強会~
詳細・ご予約

https://www.facebook.com/events/121662748562280/?ti=icl

日時 : 2017年10月26日(木)19:00~20:30
会場 :パークスターズ東京青山会議室(青山一丁目駅)
主催 :  chant-chant プロジェクト