『 大阪国際大学にて 』

昨日は母校でもある大阪国際大学で、栄養科学の講義をさせていただきました。プロジェクトを応援していただいている東京大学名誉教授で大阪国際大学の学長補佐をされている眞鍋昇先生にお力添えをいただき実現しました。

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約80名の、倍ほどの年の差の大学1年生の方々にはとても感謝しています。よくわからない私の話を聞いてもらえただけでも有難いですし、若い人達からするとまだまだ先の話であろう高齢化問題や、色々な話にも熱心に聞いていただいた方もいて、大変だったけど良かったなぁと思いました。

いま栄養科学を学ぶということは、いま日本が抱えている大きな問題に必ず必要な要素の一つになります。増え続ける医療費の問題や、高齢化による社会保障費の問題も含めてとても大切だと思います。

多くの方は病気になってからはじめて健康の大切さに気がつきます。それは病気になったら医者に行けばいいと誰もが当たり前のように考えているからです。アメリカでは州によって違うようですが盲腸の手術で400万円以上かかるようです。日本では国民皆保険制度のおかげで患者の負担は少ないですが、国全体としてみると医療費はもう限界にきていると思います。

 

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医療費の問題は色々な複雑な要素がありますから、単純ではないですが、私は”一人一人が自分の健康ぐらいは自分で守る”という気持ちをもつことがこれからより大切になると思います。

これからは病気になってからではなくてなる前に予防していくことを真剣に取り組むべきだと思います。例えば増えている生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症など)にならないためにはまずは生活習慣の改善です、そして講義でも言いましたが80年生きるとして人間は約50トンの食事を食べると言われています、50トンとは象10頭分にもなるようです。つまり生活習慣病の大きな原因として日々食べる食事を考えていくことは非常に大切です。

元気なうちから病気にならないように、その人に必要な栄養をアドバイスする。それはすごく意味のある仕事だと思います。そういう仕事についてもらえる人がより必要な時代になるんだと思います。

 

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日本では様々な健康情報が溢れています、そして本当に正しい情報がなかなか知ることが難しいとも思います。新聞やテレビやネットの健康の情報もどちらかと言えばスポンサーの意向に左右されていたり、本当に知りたい話が聞けないと私は感じています。

私は眞鍋先生の健康の話を聞かせていただいて感動したことがありました。本当にシニアの人や私達も聞きたい情報がたくさんありました。最前線で研究されてきた方だからこそできる話はとても説得力もあり、普段では絶対に聞くことが出来ない内容でした。

出来れば眞鍋先生にシニアの方々やシニアに関わる仕事についている方々にも、プロジェクトを通して講義をしていただきたいと考えています。

 

今回講義をさせていただいて年齢に関わらず興味をもってくれた方がいたのはとてもうれしい発見でした。

 

チャントチャントプロジェクトでは立場や年齢を超えてシニアの自立支援をするプロジェクトです。

そしていよいよ来週の木曜日、29日に東京都青山にて初めてのイベント『ちゃんとの学校』スタートします。是非お気軽にご参加ください。

 

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『 ロウソク問題 』

『ロウソク問題』ってご存知ですか?

ドイツの心理学者カール・ドゥンカーが行なったのはこんな実験です。

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「テーブルに蝋がたれないように、ロウソクを壁に取り付けてください」

という問題があります。

画びょうで壁に取り付けようとしても出来ません、蝋をとかして壁に取り付けようとしても出来ません。

 

正解は

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画びょうを入れていた箱を違う目的で使うというのが正解です。このような問題って結構あると思います、発想の転換で解決する問題です。

 

 

そしてこういう問題を解く場合に、報酬を準備したらどうなるのかという実験もあります。

グラックスバーグという科学者が2つのグループにこの問題を解かせる実験をしました。

片方のグループは普通通り、もう片方のグループは早く解けた上位の25%に入ると5ドル、1位は20ドルと報酬を準備しました。

 

結果は

普通通りにしたグループが平均7分

報酬を準備されたグループが平均10.5分

つまり報酬ありのグループが遅かったということです。

お金を払えばその分成果が上がると思ってしまいますが、実はそうではない場合があるようです。

お金を払えば成果が上がるのは単純な作業だそうです。現在では機械化やAIの登場もあり単純な作業の仕事は少なくなっています、そしてそう簡単にはいかない問題が山積みです。様々な問題を解決するために必要なクリエイティブな発想には報酬はあまり効果がないようです。

 

 

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超高齢社会のいま、プラスに考える発想の転換が必要なのかもしれません、そしてそれは報酬のような外から与えられるモチベーションではなく、シニアが大好きな方々による内から溢れるモチベーションのはずです。

ただ一個人や一企業では出来ることも限られてしまいます、企業側からではなく、あくまでシニアの方を中心に考えたものってありそうでまだまだ少ない気がします。

そういうことを一番身近で感じている方は、シニアに関わる仕事に就いている人だと思います。そういう方々が協力していけば、シニアに関わる新しい仕事や、考え方、本当に必要な商品、心からワクワク出来る企画が生まれると思っています。

 

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シニアの方々の中には”こんな歳してみっともない”とか、”もう歳なんだから”とか、よく言ってる人がいますが本当は歳なんて関係ないんだと思います、若い人よりも輝いているシニアの人はいっぱいいます。

 

『シニアシフトの衝撃』によると海外ではエイジズム(年齢差別主義)の考え方から、「Elder」(高齢者)という言葉自体をあまり使わなくなっているようです。そしてその考えから年齢による「定年」も年齢差別だという理由で撤廃されたようです。

年齢にとらわれている時代はもう無くなっていくと思います。この年代はこうしなきゃいけないとか、周りの目を気にしてやりたいことが思う存分出来ないなんてもったいないと思います。

 

”世界に別れを告げる日
人は一生をふりかえって
自分が本当に生きた日が
あまりにも少なかったことに驚くであろう。”

 

大阪出身の詩人、茨木のり子さんの『ギラリと光るダイヤのような日』の一節です。

 

チャントチャントプロジェクトでは、6/29木曜日19時より青山にて初めてのイベント「ちゃんとの学校」を開催します。シニアの自立支援に興味、関心がある方はお気軽にお越し下さい。

 

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『 スイッチ 』

子供の頃は大人ってすごいなぁと思っていたのに、なってみるとたいしたことないと思うことが良くあります。身体が大きくなり周りの環境が変わるとまるで別人になると思っていたら中身はあまり変わらないのかもしれません。いい歳して漫画を読んだりゲームをしたり歯医者が苦手だったり、30年たってもやってることが変わらないと落ち込んだりすることもあります。

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先月大阪で会った90歳の女性は「こんな歳して言うのもあれやけど、死ぬの怖いねん、死にたくないねん」と言われていて思わずグッときました、なぜだかわかりませんがすごくその方のことがより身近に感じました。

周りにはそういうことを言うシニアの方がいなかったからかもしれません。「早く死にたい」「長生きするのが疲れた」「もう思い残すことはない」という人が多くてそう感じたのかもしれません。すごく反省しました。何歳になろうが内面は変わらないことが多いと改めて思った出来事で、言葉が直球で心に刺さりました。何回も思い出しているとそれは皆さんが口にしないだけでみんな同じように思っているんではないのかなぁと思いました。また「死にたくない」と言うことは「長く生きていたい」というとても良い言葉なんだと思いました。

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言葉に関してはつくづく大切だと感じます。

例えば誰かに話しかけるとします、聞いているのはもちろん聞いている相手ですが、他にもう1人聞いている人がいます。それは自分自身です。

大脳は1人称と2人称の区別が出来ないようです。つまり『私』と『あなた』です。

例えば誰かの悪口を言った場合それは相手に言ったつもりでも、自分の脳も同じことを言われたように感じてしまうということのようです。

日頃明るく前向きなプラスの言葉をよく使うタイプの人と、否定的で他人の悪口ばっかりというタイプの人とでは大きな違いです。

言葉や心の持ち方が健康にも大きな影響があるということは経験的に知っている方が多いのではないかと思います。ヘビースモーカーでも元気で長生きの方、大酒飲みなのに病気ひとつしない、そういう方って周りにいませんでしょうか?

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そして日々使う『言葉』が心に影響し長生きの遺伝子のスイッチにも関わってくるのでないかと言われています。

日本の国民病である高血圧に関係する酵素「レニン」の遺伝子解読に初めて成功された筑波大学名誉教授の村上和雄さんの書かれた『生命の暗号』にトマトの話がありました。それは私も小学生の頃に兄と2人で行ったことのある『つくばの科学万博』で出品されたトマトの話でした。

1本の苗から1万数千個の実をつけたというすごいトマトの話です。見に行ったはずの私も正直あまり記憶にありませんが、その辺に蒔けばせいぜい20〜30個くらいしかならない普通のトマトの種を使い、バイオ技術はいっさい使わず、土を使わず水耕栽培で育てるという農法で育てたトマトで、考案者の野沢重雄さんは「植物は土に根を生やしているために潜在的な生長力が一定に抑えられている」という発想からトマトの生命力を引き出し1000倍もの実をつけるトマトを作ったようです。

 

人間はトマトではありませんが、人間の遺伝子は30億もの膨大な情報がありながら働いているのはせいぜい5〜10%で後はまったく眠ったままの状態にあるようです。

そして遺伝子のスイッチが”ONになるかOFFのままなのか”はそれらをとりまく環境や外からの刺激によっても変わってくる、そしてそれは精神的なレベルでも影響しているんではないかと考えらているようです。

 

そう考えると改めて日々使う言葉って大切なんだと思います。

 

シニアの方々にとってもシニアに関わる人にとっても「言葉」は大切だと思います。シニアの方々に使ってはいけない言葉の話もしていければと思っています。

6月29日の木曜日夜7時より「ちゃんとちゃんとの学校」スタートします。ぜひご興味のある方は気軽にご参加ください。

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『 写真 』

戦後の沖縄を撮り続けた写真家、山田實(やまだ みのる)さんが5/27に肺炎のため、お亡くなりになりました。98歳でした。

山田さんは沖縄県内で最高齢の写真家として子供達が遊ぶ様子や、釣り具を操る老人、那覇市内の街並み、地域の祭りなど庶民の生活に密着した写真を多く残されています。

 

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1918年(大正7年)に那覇に生まれた山田さんは中学生の頃にトーゴー・カメラを入手して撮影を始めたようです。トーゴー・カメラとは特殊な1枚撮りのフィルムを使い自分で現像などが出来るカメラで、何より一番の特徴は値段が安いということだったようです。

昭和10年の大卒初任給が73円で、ライカのカメラが420円だったようですからカメラは超高級品だった時代にトーゴー・カメラは1円で売っていたので「円カメ」とも言われていて人気があったようです。

 

20代に戦争を経験された山田さんはソ連軍との交戦中に沖縄壊滅を知らせれており、敗戦後はシベリアに抑留され、飢えと過酷な労働に2年間耐えた後、沖縄に戻られて1952年那覇市に「山田写真機店」を開業されています。

 

久しぶりに帰った故郷が変わり果てている、どのようなお気持ちだったのか、考えるだけでも辛く悲しくどうしていいのか分からない感情だったのではないかと思います。

 

あえて庶民の日常を撮り続けられた理由は、今の現実を後世に伝えるという意味合いと、戦争で大変な経験をされたからこそ、あたりまえの生活こそが一番の幸せなんだとうことを伝えておきたかったのかもしれません。

 

 

写真には多くの情報がつまっている気がします。

 

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昔の写真を使う「回想法」という認知症のリハビリテーションがあります。

 

認知症の情報がわかりやく紹介されている ”認知症ねっと” によると「回想法」は1960年にアメリカの精神科医ロバート・バトラー氏が提唱した心理療法で認知機能が改善することが明らかになり、現在介護施設などでも取り入れられています。

例えば若い頃の写真を見て昔のことを思い出そうとしたり、写真について会話をすることで自然と記憶力や集中力などが使われ、脳が活性化されます。認知症の進行を遅らせることが期待できるほか、元気だった頃の自分を思い出すことによって自信を取り戻すこともできるようです。

 

ヨーロッパで2016年6月に41人の認知機能が低下した高齢者を対象に行った検証では記憶だけでなく、行動や精神状態(不安やうつ症状など)が有意に改善したことがわかり、また日本でも国立長寿医療研究センターの遠藤英俊医師が65歳~86歳の人を対象に2年間検証を行い、認知機能が改善し、それが2年後まで効果が持続する可能性がある事を報告しています。

 

 

チャントチャントプロジェクトでチャレンジしたいことの一つが昔の写真を展示する写真展です。

 

シニアに関わる人達が中心になってシニアの方々の昔の写真を展示する写真展です。プロの写真家ではない普通の人が撮った普通の写真かもしれませんが、その写真にはその方しか知らない思い出があるはずです。

シニアの方は昔の話を楽しそうに話してくれます。でもそれを聞いてもらえる場所だったり、聞いてくれる人がいない人もたくさんいます。

写真があると自然と会話が始まります。家族やシニアに関わる人達が、昔の写真を見ながらシニアの方の話を聞いたりすることは認知症予防だけではなく、いつまでもシニアの方がいきいきと生活されるためのエネルギーになると思います。

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ちなみにこの写真は私の母です。無断で載せてしまったので母が見ないことを祈ります。

シニアの自立には様々な方法があるはずです、このプロジェクトでは色々な立場の方々と共に学び形にしていきたいと考えています。

6/29 19時より東京都青山にて「ちゃんとちゃんとの学校」スタートします。もしご興味がある方は是非ご参加ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

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『 チャレンジ 』

何かを始めるのはとても勇気がいることです、最初からうまくいくと分かっている事なんてほとんどないからです。

そんなことを考えながら先週末、下の子どもの運動会に応援に行きました。運動会といえば昔は秋のイメージがありますが、最近では春に行う小学校も増えているようです。

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昔は農業の繁忙期を外して農作物の収穫後のタイミングで行われていたことが多かったり、1966年に10月10日が『体育の日』に定められ、その前後に運動会を行なっていたことが多かったようです。昔に比べて春に運動会を行う小学校が増えている理由として受験を控える子どもに秋から勉強に専念させるためや、秋は台風が多いこと、2学期制になったこと、クラス替えをして早い段階で新しい友達と打ち解けるため・・・など様々な理由もあって”春の運動会”が増えてきたようです。

私の地域ではお年寄りの方々も見学に来られていて、「私は孫はいないけど元気な子供の姿を見ていると、こっちまで元気になって長生きできる気がするよ」とお話されているのを聞きました。

私もその方の気持ちが分かる気がします。

運動会で盛り上がる競技のひとつがリレー競技だと思います。自分の子供が出ていなくてもリレーは感動します。凄いスピードで走る子供、走るのが苦手な子供、空回りして転んでしまう子供、緊張していつもの走りができない子供、、それぞれが補い合って勝利を目指す姿やプレッシャーに立ち向かっている姿を見ると、1人で頑張る競技も素晴らしいけど、団体競技ならではの面白さがある気がします。

団体競技はよりプレッシャーがあります、子供ながら失敗するかもしれないけどそれを乗り越えている姿は感動してしまいます。一等賞をみんな目指しますがスタートラインに立っただけでも子供にとってはチャレンジなんだと思います。

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東海大学の川田浩志教授の『長生きの統計学』という本によるとロンドン大学のハガー・ジョンソン博士の研究が紹介されていて、英国の37〜78歳の女性1万2778人を調査した結果座っているときに”貧乏ゆすり”をすると死亡リスクが下がるという内容でした。

これはつまり少しでも身体を動かした方が長生き出来るということのようで、ちなみに40〜64歳の日本人は1日平均8〜9時間座って過ごしているようです。その時間は世界20カ国でもっとも長いようです。

また長時間座って過ごすことは糖尿病、心臓血管疾患やがんの罹患リスクが高まり、一説にはそのリスクは喫煙に匹敵するのでないかとまでいわれているようです。

 

 

今は便利な時代です、楽をしようと思えばいくらでもできてしまいますが、いつまでも元気でいれるためには、さすがに”運動会”とまではいかなくても少しでも身体を動かす習慣をつけていくことが非常に大切になってきます。そして身体を動かすことで心の幸福度が上がることも分かってきています。

 

またウィーン医科大学によると自然に接している人ほどバイタリティがあって人生の満足度が高いという研究もあるようです。

科学的にも”自然の中で身体を動かす”というのは心と身体の健康にはとても良いことのようです。

 

シニアの方々が自分のため、家族のために健康に気をつけることが必要不可欠な時代になって来ました。そんなとき少しでも身体を動かすことが寝たきり予防になるんだと思って行動することは大切な大切な”チャレンジ”だと思います。

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年齢に関わらず、チャレンジし続けることの大切さを感じます。このプロジェクトも一つのチャレンジです。問題点を毎日の仕事のいそがしさにかまけて見て見ぬふりをしていた時、大変な問題に対して苦労しながらも立ち向かっている人達と会うことがあり、挑戦することの大切さを改めて感じさせてもらった気がします。

 

シニアの自立を支援する目的でスタートしたチャントチャントプロジェクトですが、6/29(木) 19時より東京都青山にて『ちゃんとちゃんとの学校』をスタートすることになりました。シニアに関わる方々、シニア支援の事業に興味がある方などと、ともに学び交流していくスクールです。少しでも興味のある方は是非ご参加ください。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

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『 シニアの時代 』

中学1年生になる子供に「歴史なんて面白くない、なぜ勉強しなきゃいけないの?」と聞かれて困ったことがあります。自分自身もあまり好きではなかったからです。

 

しばらくしてから、たまたま本屋で手に取った本が『ライフネット生命』を作った出口治明さんの本でした。歴史の本ですが非常に面白くて、なるほどなぁと思うことがたくさんありました。

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“ペリーが日本にやって来た本当の理由は?”

日本史だけを考えると幕末に浦賀沖にペリーが黒船で来航したという事実だけですが、アメリカの歴史から考えると当時のアメリカは大英帝国と対中国貿易においてライバル関係にあって、従来の大西洋から中国に向かルートでは距離の問題でライバル大英帝国には勝てない、ということで新たな太平洋から中国に向かうためのルートがつくられ、その中継地点として日本が選ばれ、その目的でペリーが来たというのがアメリカ側の歴史には書かれているようです。

そして長く鎖国していた日本は開国した時にアメリカ側に有利な条件で為替レートを決められてしまい。日本から大量の金が出ていってしまい、日本は貧しくなり、それが幕府が崩壊した大きな原因になったようです。

 

世界の歴史は何度も何度も争いを繰り返しながら続いていて、人間は同じようなことを繰り返しやっている。世界の長い歴史を学ぶということは今の時代を理解する上でも、また未来のことを考える上でも重要ではないかと考えさせられる内容でした。

 

同じようなことを繰り返している世界の歴史ですが、今の日本のような超高齢社会はなかったのではないでしょうか?

 

日本は世界が歴史上未だ経験したことのない超高齢社会に突入しています。

日本の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合が26.7%となり、『4人に1人が高齢者』ということになり、さらに2035年には33.4%つまり『3人に1人が高齢者』と予測されています。

コンビニでも高齢者向けの少量の惣菜や宅配サービスなどに力を入れています、またスーパーでも軽い買い物カートや速度の遅いエスカレーターの導入など、赤ちゃん用のオムツより成人用のオムツが売り上げが上回る時代になっている今、各企業が超高齢社会に向けて様々な対策を始めています。

 

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今までシニアに関わる仕事についている人だけだったシニアの方々とのコミュニケーションも、今後は全ての仕事にも関わってくると思います。

 

私はシニアの方々とコミュニケーションをとる仕事でもあるので普段から気をつけていることがあります。

①第一印象が全て

第一印象といっても見た目ではありません。まずはシニアの方々は非常に経験値が高いので、すぐにその人の本質的なものを見抜きます。うまく話をしようとかよく見られるように格好つけてもあまり意味がないと思います。それよりはまず自分のような若僧の話を聞いていただいて有難いと思い、その気持ちをもってお話しさせていただきます。そんなことかと思うかもしれませんがその気持ちから出てくる表情や仕草は言葉以上に伝わることだと思います。

 

②例え話を増やす

人間は難しい話は苦手です。特にシニアの方は難しい言い方や知らない言葉が出てくると心を閉ざしてしまいがちです。どんなに正しいことも分かりやすくなければ伝わらないです。

例えば骨密度が低下すると骨粗鬆症になる可能性が上がるので日頃から陽に当たることや適度な運動、食事ではカルシウムやビタミンC、Dやタンパク質をバランス良く摂りましょう。

と言うよりは、生の柔らかい木の枝と堅い枯れ木を目の前で折ります。生の木は弾力があるので折り曲げても中々折れませんが、枯れ木は直ぐにポキッと折れます。

例えばこの木が骨だとすれば枯れ木にならないようにするには・・・天気のいい日は散歩しましょう、時々肉も食べましょう、そして果物を食べると骨が丈夫になりますよと伝えた方がより伝わりますし、会話も始まりやすいです。

 

③敬語は使い過ぎない。

敬語は相手に敬意を伝えるためには最初の頃は非常に大切ですが、使い続けるとなかなか距離が縮まらない。

敬語は距離感が出来る言葉だと思います。

本当の意味で心を開いてもらうにはその方との心の距離感にあった言葉を選ぶことだと思います。シニアの方々と長く会話していると年齢のことをあまり考えなくなることがよくあります。人と人が打ち解けるときには年齢はあまり関係なくなるのかもしれません。

 

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私はシニアの方々とコミュニケーションさせていただくほど成長できることはないのではないかと思います。一言一言に重みがありますし、自分の事より周りの方のためにという方が多いです。なかなか最初は歳が離れていると会話をするだけでも緊張してしまいますが勇気をもって声をかけることが大切だと思います。スマホでは調べられないような話がたくさん聞けることもあります。

 

なぜシニアの方と会話していると楽しいのか?

それは実際に生きてこられた、体験されてこられた実体験にもとづいている、その方だけの歴史があるからだと思います。

 

『道を知っていることと、実際にその道を歩くことは、別物だ』

 

仮想現実を生きさせられている人類を描いた映画『マトリックス』の台詞です。

シニアの方とのコミュニケーションはとても勉強になります。是非勇気をもってコミュニケーションをとってみてください、何か大きな発見があるはずです。

 

『 CKDってご存知ですか? 』

新たな国民病と言われている病気があります。それが『CKD』です。CKD(Chronic Kidney Disease)とは2002年にアメリカの米国腎臓財団が提唱した概念で日本語で『慢性腎臓病』とよばれています。

日本では患者数が1330万人、成人以上の8人に1人にもなる慢性腎臓病は放置すると取り返しがつかない怖い病気です。

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腎臓は腰の辺りに2つある臓器で、握りこぶしよりは少し小さなサイズですが1日でドラム缶1本ほど血液の濾過を行い、血圧も調節します。人間が生きていくためにとてもとても重要な臓器です。

大切な腎臓ですが1度悪くなるとほとんど良くなることがないので腎臓病が悪化すると”人工透析”が必要になります。

人工透析患者数は32万人を超えており、世界の透析患者の6人に1人が日本人と言われ2025年までは毎年増加していくと予測されています。週に3回、4〜5時間かけて行う透析は日常生活に大きな負担になります。ある患者さんは「透析患者には盆も正月もないよ、死ぬまで2日に1回は病院に行かなきゃならない」と言われていたことがありました。

人工透析は患者の精神的、肉体的な負担は非常に大きく、そして医療費の部分でも大きな負担になっている現状があります。

年間500万円近くかかるとされる人工透析の費用は単純計算で1兆6000億円もかかっているということになります。

人工透析より患者にとってQOL(生活の質)が高く負担が少ないのが腎臓移植になります。ただ日本では厳しい移植の基準の問題などがあり、また透析の利権の問題もあり腎臓移植は海外に比べて積極的ではありません。

今週は兵庫県の尼崎市に来ています。

尼崎市といえばあのダウンタウンさんの出身地として知られていますが、今年市制100周年を迎えた尼崎市は腎臓病を予防する取り組みでも知られています。

2011年にNHKの『ためしてガッテン』で新たに透析を開始する患者数を3年連続で減らすことに成功したと紹介されたことがあります。尼崎市では透析療法は自治体にとっても大きな経済的負担になるので実際に透析をするようになった患者を調べていったようです。そうすると多くの場合透析の1〜4年前からしか受診しておらず、おそらく予防が間に合わなかったのでないかということで、ただ健康診断を受けるだけではなくその結果をチャートにして市民に配ったことが透析患者を減らした結果につながったようです。

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医療費の問題は深刻です。医学は日々進歩していきますが、本当の意味で健康でい続けることや医療費を抑えるには個人個人が病気を知り、予防していくことしかないと思います。

自分の身体は自分で守る”

『言うは易く行うは難し』ですがこれからは病気になったら医者に行くという考え方から、なるべく病気にならないように元気なうちから気をつけていくことが、自分の将来や子供や孫の時代までを考えていくと、より大切になっていく気がします。

『未来とは、今である』

アメリカの文化人類学者マーガレット・ミードの言葉です。誰もが出来ることなら人工透析はしたくありません、この先も健康でいれるかどうかは

今日どういう一日を過ごすのか”

にかかっているのだと思います。

 

『 選択 』

「人が1日に選択する回数は?」コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授によると平均的なアメリカ人の場合『1日で70回』の選択を下しているようです。

”選択”の捉え方が難しいので1日2万回という説もあるようですが、普通に暮らしている中でも朝何時に起きるか?どんな服を着るか?朝は何を食べるか?など知らず知らずの間に選択をしていると考えるとかなりの選択をしながら生活しているのだとあらためて思います。

 

『選択』について考えさせられた本があります、【欧米に寝たきり老人はいない】という本です。

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ご夫婦で内科医をされている著者の宮本顕二さんと宮本礼子さんは2012年に『高齢者の終末医療を考える会』を立ち上げて日本の終末医療の問題提起をしているお二人です。本では様々な立場の人達の意見や体験談、そして海外と日本との終末医療の違いなどが分かりやすく書かれていて興味深い内容です。

例えば日本では高齢になり食欲がなくなると”胃ろう”(お腹に小さな穴を開けチューブで胃に直接栄養を入れる栄養投与の方法)をすすめられることが多いようです。日本の病院では管に繋がれた寝たきりの患者が多く訪れた外国の医師が驚いたエピソードがあります。海外では自力で食べられなくなった場合は無理に食事を与えないのが当たり前のようです。欧米の医学生なら誰もが学ぶ有名な内科の教科書『ハリソン内科学』では「死期が迫っているから食べないのであり、食べないことが死の原因になるわけではない」書かれているほど当たり前のようです。

 

86歳の男性は点滴を抜いてしまうため両手をベッドの柵にしばられて、起き上がろうとするため今度は胴体も縛られたという日本に対して、スウェーデンでは患者の身体を縛ってまで医療はしないと言われたというエピソードや、患者が苦しむ延命治療はしたくないが様々な問題があり思うようにできないジレンマ、家族も延命治療をしたくはないが周りの目が気になりどうしていいかわからない方、自分の判断が正しかったのか悩み続けている方、あるいは年金受給のために延命治療を続ける例など様々な方の意見や体験が書かれている本を読んでいると、深く考えさせられます。

 

そして日本では80%以上の国民が望んでいない延命治療が、実際には終末期のほとんどの人に対して当たり前のように行なわれています。

その原因として、

①延命至上主義

②自分の意思を家族に伝えていない

③診療報酬や年金受給などの社会制度

④医師が延命措置を怠ったと訴訟を起こされる可能性

⑤倫理観の欠如

などがあるようです。

 

「人は最期まで人として生き、人として生きたいのでは?」生命維持装置で生かすのが博愛主義や人道主義だとの勘違いは即改めて、個人の人間性を守るために、完治する見込みのない高齢者の死ぬ権利を認めるべきだと思います。ほとんどの親は子供や孫に負担をかけずに静かに天寿をまっとうすることを望んでいるはずです。

 

というメールが私はとても心に残りました。

 

”いかに長生きするか”ということも大切ですが、”どういう生き方をするのか”ということもより大切になってくるのだと感じました。

チャントチャントプロジェクトは『シニアのライフデザインプロジェクト』というテーマでスタートしましたが、当たり前に過ぎていく日々の生活の中にある”小さな選択”が少しずつでも意識していくことで大きな違いになるものだと思います。

プロジェクトで行う小さなチャレンジのひとつひとつの積み重ねが、シニアの方がいつまでも自分らしく生きていけることにつながれば素晴らしいと思っています。

 

 

最後にオススメの映画です。

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舞台はイスラエルの老人ホーム、発明好きの主人公ヨヘスケルは病に苦しむ友のためにある発明をします。

最期まで自分の人生は自分らしく生きていきたいという映画でユーモアたっぷりですが、とても考えさせられる映画です。

邦題『ハッピーエンドの選び方』、『The farewell party』(送別会)です。

『チャトランガ』

『チャトランガ』という紀元前の古代インドで発明されたボードゲームがあります。8×8に区切られた盤の上で行うチャトランガはサンスクリット語で”4つの要素”という意味で【象・馬・車・歩兵】の4つの戦力のことをあらわしているようです。

戦争好きの王に戦争をやめさせるため、戦いを模したゲームを高僧が作って王に献上したのが始まりとする説もあります。そしてやがてこれが世界に広がってチェスや将棋の原型になっていったようです。

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昨日まで山形県の天童市にいました。天童市は将棋駒づくりで有名で街を歩くとあちらこちらに将棋をモチーフにするものがあり楽しめます。 

また今月は武者姿の人たちが将棋の駒にふんして対局する「人間将棋」を開催したり、将棋の棋士が主人公の映画「3月のライオン」の主演の神木隆之介さんなどが訪れて盛り上がりをみせている天童市です。

江戸後期、天童織田藩の財政難を立て直すために始まったとされる将棋駒づくりは現在、全国の生産量の大部分を占めるまでになっています。

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将棋といえば、14歳の中学生棋士の藤井聡太四段が非公式ながら羽生善治3冠に勝利するというニュースがあり、また将棋プロ棋士の佐藤天彦名人とコンピューターソフト「PONANZA」の対局が日光東照宮で行われコンピューターソフトに佐藤名人が破れるということなどもあり話題に事欠かない将棋ですが、シニアの健康にも役立つことがわかってきています。

 

2012年時点で約462万人と推計されている認知症ですが、2025年には700万人を超えると予測されていてこれは65歳以上の方の5人に1人が認知症という計算になるようです。そして認知症になる前の段階を軽度認知障害(MCI)と呼びその軽度認知障害も含めるとなんと65歳以上の3人に1人が認知症患者とその予備軍という予測があります。

 

認知症は生活習慣病の側面があると言われており、そのためには日々の脳のトレーニングが必要だとされています。

ただし脳のトレーニングといっても同じことを繰り返し行うような脳のトレーニングより、将棋などのような人と向かい合い頭を使うようなトレーニングのほうがはるかに効果があるようです。

 

ニューヨークで行われた75歳以上の高齢者の追跡調査によると、アルツハイマーになる確率が何もしないグループより新聞や本をよく読むグループが3分の2、チェスなどをするグループは4分の1にまで減少するようです。

 

なぜ頭を使うと認知症予防になるのかは実はまだよく分かっていないようですが、物事を考えるときには過去の経験や様々な情報を分析することで脳の神経細胞が活性化し、そして活動的になる脳の神経細胞の数が増えるのではないかと、その頑張って働いている脳細胞を「認知的予備力」と呼び、その力をつけていくことが大切なことのようです。年齢とともに物忘れは増えていきますが、その分努力が必要ということだと思います。

 

そしてその「認知的予備力」をつけるのに将棋はとても良いようです。

 

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日本の将棋はいつできたかはっきりわからないようですが平安時代の「天喜六年」(1058年)と記された木簡と一緒に奈良市で見つかったものが日本最古の将棋の駒とされていて、今と同じ5角形の形をしていたようです。

5角形というのは日本だけで何故なのかは諸説あるようです。前後どちらに進んでいるかわかりやすいという理由や、木簡などが5角形であったため、古くなった木簡を将棋の駒として再利用したとか、、、とにかく昔も今も日本人に愛されている将棋で楽しみながら認知的予備力を上げるというのは素晴らしいことではないでしょうか?

 

 

 

 

『 相撲で寝たきり予防② 』

先日ブログで紹介させていただいた”相撲で寝たきり予防”の続報です。

チャントチャントプロジェクトのメンバーで元力士の『豊錦』(とよにしき)という四股名で活躍されていた圓山さんという方がいます。圓山さんは相撲の稽古の中には高齢者の寝たきり予防につながるものがたくさんあると言われていて、4月14日両国にある陸奥部屋(みちのくべや)にて相撲の稽古の基本的な動作を教えていただきました。

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今回初めて相撲部屋に入らせていただいたのですが、独特な張り詰めた緊張感と神聖な空気、そしてなんとも言えない迫力がありました。

陸奥部屋の方々は超高齢社会のいま、相撲が少しでも高齢者の健康に役立てばとご協力いただきました。

 

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そして圓山さんと共に教えていただいたのは現役の力士『霧津羽左』(きりつばさ)さんです。

平成10年3月31日生まれの19歳、鹿児島県鹿屋市出身の霧津羽左さんは実は行司になるために陸奥部屋に入られたようです。ブレイクダンスをされていたという筋肉質の霧津羽左さんは突然のお願いにもかかわらず快く教えていただきました。

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まず鉄砲柱と呼ばれる柱に向かって左右の突っ張りを繰り返す『鉄砲』が始まりました。鉄砲とは手と足が同時に動かないといけないので、腕と腰と足の筋力を鍛え、上半身と下半身の連動性やバランスを整えるトレーニングだということです。

 

 

そして『四股』を見せていただきました。

片足を高くあげ、強く地を踏む『四股』は古くから地を踏み鎮めるという宗教的意味をもち、力士の四股によって大地の邪悪な霊を踏み鎮め、あるいは踏むことで春先の大地を目ざめさせて豊作を約束させるなどといわれています。

もちろん相撲の重要な稽古の一つである『四股』は相撲で重要な下半身を鍛え、股関節を柔らかくする下半身強化にはもってこいのトレーニングです。

間近で見せていただいて四股は、高く足があがっても全くぶれない姿はとても綺麗で思わず見とれてしまうほどでした。

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相撲は直径4m55cmの土俵の中で、体重制限がない戦いをするわけですからより合理的な身体の使い方が求められると言われています。

長い歴史の中で培われた相撲の稽古は、より合理的な身体の使い方が多くあり、改めて学ぶことが多くありました。

 

 

チャントチャントプロジェクトでは相撲の基本的な動作の中で、高齢者にも簡単に出来て『寝たきり予防』につながるようなエクササイズを圓山さんと共に考えています。

完成したらまたご報告します。その時には高齢者の方々にチャレンジしていただきたいと思っています。

 

 

『相撲』の語源は「争う」「負けまいと張り合う」を意味する動詞「すまふ(争ふ)」が名詞化して「すもう」になったのではないかといわれています。

人間は歳をとりますが、それぞれが「いつまでも元気でいるんだ」「病気や老化に負けまい」と張り合うことこそが、今の超高齢社会には必要なのかもしれません。