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『 シーズン2は東大から 』

2018年12月9日は、プロジェクトにとって忘れられない1日になりました。

師走の忙しい日曜日、しかもやっと冬らしくなった寒さの中にもかかわらず、全国各地からシニアの自立支援に関心のある方々にお集まりいただいて、美しいイチョウが舞う東京大学で “ちゃんとちゃんとの学校” のシーズン2がスタートしました。

 

『 苦しんだ再スタート 』

今回の感想を一言で表すなら、「苦しんだなぁ」ということかもしれません。

それはちゃんとちゃんとの向かっていく方向や、ちゃんとちゃんとしか出来ないことが果たしてあるのか?。

東京大学でチャレンジする機会をいただいたことは同時に、これからやっていく意味があるのか?ということを改めて私達が考える機会にもなりました。

そういう時間がとても長かったから “苦しんだなぁ” と感じたのかもしれません。

ただそういう時間がこのプロジェクトには必要だった気がします、12月9日はそういった気持ちが吹っ飛ぶような素晴らしい時間を過ごせた気がします。

 

『 素晴らしいチーム 』

シーズン1は幸田さんと私で、ある程度作っていた “ちゃんとちゃんとの学校” ですが、シーズン2からは立ち上げメンバーの三谷さんもしっかりと参加していただくことになり心強い限りです。

そしてシーズン1に参加いただいた森脇さん、楠本さん、清水さん、唐澤さん、三谷さんの会社から曽我部さん、シーズン1の事務局の渡部さんの有志9名と、シーズン1からいつも最高の写真を撮っていただいているカメラマンの松岡さん、今回風邪で参加出来なかった事務局の中山さん、当日にはシーズン1からの方々からのあたたかい応援もいただきながら、”チームちゃんとちゃんと”としてスタートを迎えました。

 

 

『 いよいよスタート! 』

張り詰めた緊張感の中、幸田さんと清水さんの司会でスタートした “ちゃんとちゃんとの学校” のシーズン2は、初参加の方々も多数いらしていたので、まず私から超高齢社会のキーワードでもある2025年問題や、プロジェクトの目的、そして “ちゃんとちゃんとの学校” のシーズン1の取り組みを説明させていただきました。 

そして今回からしっかり参加いただくミタニホールディングスの三谷さんからは、チャントチャントプロジェクトの立ち上げた頃から、真っ先に取り組んでいただいている料理教室などの話や(ちなみにプロジェクトの炎のマークも、私の子供の落書きの様な絵をミタニホールディングスの加藤さんにカッコよくデザインしてもらっています。)、 会社として取り組んでいる超高齢社会に対しての対策にもなるようなたべサプリや、来年に予定しているカフェ事業についても説明があり、ちゃんとちゃんとの学校を様々な角度からバックアップしてくれています。

そして今回はミタニホールディングスさんから参加者の方全員に、たべサプリシリーズ(乳酸菌マヨネーズ、サプリパン、タレサプリのアイケアドレッシング)のプレゼントがありました。 

ずいぶん前に東大でちゃんとちゃんとをするかもしれないと相談したら、ひとつ返事で僕も行きますと言ってくれたことが全てですが、今回も高知から飛んで来てくれることになった三谷さんは、とても行動力のある、とても熱く、とても頑固なプロジェクトに欠かせない人です。

 

『 100歳ごはん 』

そして今回の1部のメインでもある東京大学名誉教授、眞鍋 昇先生からの『100歳ごはん』という特別授業が始まりました。

東京大学名誉教授、内閣府食品安全委員会専門委員、学者の国会とも言われている日本学術会議の会員で日本を代表する食のスペシャリストでもある眞鍋先生からの特別授業は、何回聞かせていただいてもやはり特別でした。

健康寿命を伸ばしていくためには “食” は避けて通れないほど大切で、しかも間違った情報や、偏った健康法などの情報が氾濫するいま、正しい食の知識はかえって知ることが難しくなっているのかもしれません。先生の講義は自然体でとても分かりやすいので幅広い層の方々にも伝わります、またユーモアたっぷりであっという間に終わった気がします。とても深い内容の濃厚な”100歳ごはん”でした。

超高齢社会に対しての答えの1つになるような眞鍋先生の話を、1人でも多くの人に聞いていただくことがプロジェクトとしても大切なことだと思っています。 

眞鍋先生がいないとこの日は無かったわけですから、感謝してもしきれませんが、とんでもなく凄い方なのに誰に対してもとても優しく、そのお人柄に誰もが好きになってしまう先生です。この未熟なプロジェクトを優しく見守っていただいている気がして有難い気持ちでいっぱいになります。

 

 

後半のスタートは今回の”ちゃんとちゃんとの学校@東京大学”の運営のスタッフメンバーを紹介させていただきました、またプロジェクトのアドバイザーをしていただいている綿貫さんにも有難いご挨拶をいただいて始まりました。

 

『 人生100歳時代のお金との付き合い方 』

後半のスタートにふさわしいテーマ “人生100歳時代のお金との付き合い方” ではちゃんとちゃんとの学校シーズン1から参加いただいていて、今回のサポートメンバーでもある森脇 剛さんからの授業でした。 

山口県出身の森脇さんはファッション業界に憧れて18歳で上京しアパレル業界に入りますが、35歳の時に奥様の乳がんが見つかり保険の大切さやライフプランの重要性を知り、アクサ生命保険株式会社に転職されました。

今回はアクサ生命保険の大人気Webサイト「人生100年の歩き方」をもとにして、100歳が当たり前になる時代に向けて、今までの考え方を改める必要があるのではないか?またシニア世代の方々や若い方々も含めてお金に対していつ頃からどう取り組むべきなのか?私達がどういうライフプランを立てるべきなのか?などなど、日々の生活に欠かせないお金と超高齢社会についての興味深い授業をしていただきました。

森脇さんは私がよく知る保険会社の人とは雰囲気が違います。とても熱くて誠実で、少し不器用でもあるところがなんだか大好きです。こういうテーマは難しいのですが森脇さんの真っ直ぐな言葉には情熱があり、参加者の方々も考えさせられる、とてもためになる “100歳時代のお金との付き合い方” の授業でした。

 

『 人生100歳時代の介護と演劇の授業 』

「老いと演劇」OiBokkeShi(オイ・ボッケ・シ)という演劇ユニットで活動されている俳優であり、介護福祉士でもある菅原直樹さんの “介護と演劇” の活動内容を取材させていただいて授業にさせていただきました。

偶然にも見つけた「老人ハイスクール」演劇のチラシを見て、幸田さんとこれは素晴らしい!ということになり、1ヵ月前にも関わらず、駄目元で是非ともちゃんとちゃんとに来てもらいたいと、失礼と思いながら突然のメールをさせていただきました。

残念ながら菅原さんは予定があり来ていただくことが出来なかったわけですが「とても興味深い活動でぜひ協力させていただきたい」と、とても有難いお言葉をいただき、幸田さんが三重県まで行き稽古の取材をさせていただいたり、私は菅原さんの介護と演劇のワークショップを体験させていただきました。 

どうしても暗いイメージがある介護や、老い、ボケ、死に対してどう向き合うのか?、介護に演劇の要素を取り入れたという方法は画期的で、一筋の光のように私は感じました。

例えば認知症の方が正しいことを言っていない場合であってもあからさまに否定するのではなく、受け入れる、少しでも寄り添っていくということは介護される方だけではなく、介護者にもいい影響を与えることがあるようです。今回の授業では菅原さんの活動の一端を紹介させていただきました。

「介護はクリエイティブな仕事です」と菅原さんは言います、介護現場は第2の人生をつくっていく場所なのかもしれません。

そんな菅原さんが構成・演出をされる「老人ハイスクール」が12月22日(土)、23日(日)に三重県文化会館で上演されます、私と幸田さんはワクワクしながら観に行く予定です。

 

『 あったらいいな、こんな授業 』

後半は参加者の方々にちゃんとちゃんとの学校でこういう授業があったらいいなぁというご意見をいただきました。

シニアのファッションショーや合コンなどなどたくさんのユニークなご意見をいただきました、このプロジェクトは参加者の方々が主役でもありますので、またご紹介させていただきたいと思っています。

 

 

『ちゃんとちゃんとの学校のこれから』

シーズン2のスタートにあたり、3つの部門をつくり活動していくことになり、プロジェクト立ち上げメンバー3人の役割を明確にしました。

 

フードプロジェクトリーダー(食品の開発や、カフェ事業など)

三谷 浩幸

 

 

クラスプロジェクトリーダー(シニア向けのちゃんとちゃんとの授業をつくる)

広納 真介 

 

 

プロジェクトマネージャー(事務局、シニア支援の方々向けの研修)

幸田 涼

 

この体制でシーズン2はより幅広く活動していく予定です。

 

 

『 新たな価値観をつくりたい 』

ちゃんとちゃんとの学校は ” ゆるく、まじめに ” という気持ちでやっています。それは高齢者の自立支援というテーマは、とても重要であるからこそ、なかなか多くの人にとって気軽に参加しずらいテーマでもあります。1人でも多くの方に気軽に来ていただいて、楽しくまじめに考え始めていただきたいからです。

年齢を重ねると出来ないことが増えます、若い頃とは違います、足し算より引き算かもしれません。逆に年齢にかかわらず若い人に負けないくらいバリバリ働くスーパーシニアの方々もたくさんいらっしゃいます。これからの日本はお年寄りも働かなければならないということもひとつの事実です。

ただしそういう方々ばかりではありません、シニアも色々です。働かなければ価値がないというような考え方や、常に進歩しなければならないというような考え方だけでは、豊かな長寿国とはいえないのではと思っています。甘い考えと言われてもそういう方々に対して、新たな価値を見出していくちゃんとちゃんとの学校でありたいと思っています。

今回は全国のあらゆるところでちゃんとちゃんとの学校が出来たら素晴らしいなぁと感じました。

またシニアを応援するちゃんとちゃんとの学校では今回からサポーターも募集を開始しました!様々な形で高齢者の自立支援プロジェクトにご協力いただけたら幸いです。

今回はお忙しい中お時間を作っていただいたり、遠方からわざわざ参加いただいた方々も多数いらっしゃいまして有難い気持ちでいっぱいです。少しでもこのプロジェクトに関わって良かったと思っていただけるように頑張ってまいりますので、今後ともプロジェクトをよろしくお願いいたします。

最後にこのプロジェクトは幸田さんがいなくては何も始まらない、今回も誰よりも頑張っていただいたこのプロジェクトの核になる幸田さんに感謝したいです。そしてちゃんとちゃんとの炎のマークの周りに、まるでキャンプファイヤーのように多くの方々とみんなで集まって、最高のシーズン2にしていきたいと思っています。

 

 

 

『 100年前は・・・ 』

いつもより寒く感じないからか、もう今年もあと1ヶ月だと思うとびっくりします。そしてこれは毎年ですが、なぜか12月は慌ただしくなります、それは今年のうちにやるべきことをやっておきたいという心理もあると思います。

 

『 蕎麦 』

大晦日に年越し蕎麦を食べるのは江戸時代からなんだそうですが、蕎麦は長く伸ばして細く切ってから作る食べ物なので、“細く長く生きる”ということから、”健康長寿”などの縁起をかついで食べるようになったと言われています。

ただこれには諸説あって、蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから「今年の嫌なことは切ってしまって来年に持ち越さないように」という意味もあるのだそうです。 “今年の汚れは今年のうちに”ということなんだと思います。

ワイドショーでは今年の1年の出来事を何回も振り返ったり、流行語の話がよく出てきますが、このプロジェクトでは12月9日に東京大学で『100歳長寿先進国を目指して』という”ちゃんとちゃんとの学校”の特別公開授業を行いますので、1年を振り返るのではなく100年前を少しだけ振り返ってみます。

 

『 主婦の暴動 』

富山県魚津港の主婦達から始まった米の安売りを求めた暴動 ”米騒動” が起こったのが今から100年前です。第一次世界大戦の好景気により、物価が上昇、貧富の差がひろがり、米の作り手が減り、米を食べる人も増え、また米を買い占めるような会社もあり、一時は米一石 (150kg、米俵2.5俵)の価格がその当時の平均的な月収を超えたみたいですからそれは大変です。

富山の騒動が新聞などで掲載されると、それをきっかけにして全国各地で暴動が発生していきました。元々は米の安売りを求めていた騒動は、次第にエスカレートし打ちこわしにまで発展していきます。政府は米価引き下げのための資金投入や、暴動鎮圧のために軍隊まで投入することになります。

これら一連の騒動の責任をとる形で当時の寺内内閣は退陣となり、その後に初の政党内閣となる原内閣が誕生します。これまでは爵位をもった貴族院議員しか内閣総理大臣になったことがなかった時代に初めて国民が選んだ衆議院議員が内閣総理大臣になったということです。これは富山の主婦達が始めた米騒動が、後に大きな時代の変化につながっているわけですから凄いもんだと思います。

 

『 ナショナル 』

またこの年にはあの松下幸之助が大阪に松下電気器具製作所(現:パナソニック)を設立した年でもあります。石炭の時代にこれからは電気の時代になるという信念からスタートした松下電器は、電話や電車の普及し始める時代の変化と、さらに第一次世界大戦によるヨーロッパからの輸入が途絶えたことが国産化を加速させたことなども含めて急成長をしていきます。

松下幸之助は生前に数多くの名言を残していますがその中で「無理に売るな、客の好むものも売るな、客のためになるものを売れ。」という言葉が私は大好きです。どうしたら売れるのか?どうしたら客が喜ぶのか?だけでは一時的には上手くいったとしても100年も続く企業にはならなかったはずです。私もついつい目先のことに意識がいってしまいますが、ただ自分のやっていることが、ほんの少しでも誰かの役に立つのかどうかは大切だと再確認させられる言葉です。

 

『 100歳時代 』

今年の9月14日現在ですが、日本で100年以上生きている方が6万9785人いらっしゃいます。とてつもなく大変な大きな変化の時代を生きてこられた素晴らしい大先輩です。

人生100年時代を迎えるいま、その人口はさらに増えていきます。日本は71年前(1947年)に初めて男女ともに平均寿命が50歳を超えました、その頃とこれからの日本では人生の時間が倍近くあるわけですから、それはもっともっと可能性が広がるのではないでしょうか?

もちろんいいことばかりではなく、深刻な多くの問題を抱えながらも、それに悲観的になるだけではなく “どう向き合うか?” が試されているのが今なんじゃないかと思います。

 

私達はそういう問題に対して、何か出来ることがあるのではないかと、心ある方々に協力をいただきながら、正直なところ迷いながらも、ただ諦めずに進めていこうとしているプロジェクトです。ぜひ1人でも多くの方々に関心をもっていただいて、ご協力いただけたら幸いです。

12月9日は “ちゃんとちゃんとの学校 season 2 ” を東京大学からスタートさせていただきます。有難いことにわざわざ遠方からもご参加いただけるようなので感謝の気持ちでいっぱいです。ただ堅苦しい雰囲気ではやらないのがこのプロジェクトですので、当日は真面目に楽しく開催したいと考えております。

お忙しい年末ですが日曜日の午後に日本の100歳時代について一緒に考えてみませんか?

ぜひ気軽にお越しになってみてください。

 

ちゃんとちゃんとの学校@東京大学『100歳長寿先進国を目指して』〜わたしたちができること〜』

シニア支援パーソン大集合!
 
私たちは、今の時代に合ったシニアの新しい自立を支えるためのプロジェクトを展開しています。
シニア支援に関わるお仕事や活動をされている皆さん。
各業界の枠を超えて、シニア支援の未来を学んでみませんか?

 

<日時>
12/9(日)13:30~16:30 開催予定

<会場>
東京大学大学院農学生命科学研究科
フードサイエンス棟 中島薫一郎記念ホール

 

 

 

『 ちゃんとちゃんとのうた 』

なんにもない、たべたりのんだり、とったり、もらったり、出会ったり、助けられたり、なんだかんだと荷物も増えて足取りが重くなる、でもいつからかそれを捨てていく、荷物が減りどんどん軽くなっていく、気持ちが晴れ晴れしたり、身体とは逆に心は羽が生えているかのように軽やかで、今まで思いつかない事が思いつく、人の気持ちを知ったり、別れを経験したり、涙もろくなったり、損得にとらわれなくなったり、生きている意味が増えたり、人は結局1人だったり、かと思えば繋がりの中にいたり、実は生きていくうえで本当に大切なことなんてそんなになかったり、、、

 

歳をとることは引き算だけではく、足し算でもある、心の容量がスカスカだったころはどんどん入れるだけ、一杯になってきたら大切なものしか入れなくなる、いらないものは捨てていく、そしてどんどん自分らしく煮詰まっていく、それは退化じゃなくて進化じゃないのか?

 

科学の進歩は身体を変えていく、コンタクトレンズも人工関節もシリコンも、身体の一部を作れる時代になって人間の身体は昔よりも長持ちするようになった。

 

心はどうなんだろう、長く生きるということは、白髪や皺も増え、見た目や体力は衰え変わっていくが、心はそうとは限らない。100年も鍛えた心は凄いんじゃないのか

 

歳をとることが悪いなんて決めたのは誰なんだ、生産性とか、機械じゃないんだ、目に見える物差しだけでは測れないものがあるはずだ、合理的だとか効率的だとかは薄っぺらくて信用出来ない。
人間が成熟していく可能性を信じられなくなるのは今までの価値観、とりまく社会、人の目、変わらなきゃならないのは高齢者ではなく私たち。

 

700万年前に人類が誕生してから一番長生きな時代である現在、過去に例がない以上先人の知恵に頼ることは出来ない、世界に倣う事も出来ない、日本は高齢先進国。

少子高齢化、介護難民、社会保障費、、、答えのない多くの課題に直面している新たな100歳時代に今までの常識は非常識になるかもしれない。ピンチをチャンスに変えるためには、学生も主婦もパン屋さんも、より多くの人が関わるしかない、自分のことと合わせてほんの少しの理解が、応援が、協力が未来を変えることだってあるはず、大変な現実を受けとめながらも、ワクワクする挑戦をしたい。

 

無条件に人を笑顔にする赤ちゃんのように、みんなを笑顔にするお年寄りがいる。ただそこにいるだけで。

歳をとってもバリバリと社会に出て誰かの役に立つ人は素晴らしい、ただそういう人ばかりじゃなくてもいいんじゃないか、多種多様な高齢化の時代は表面的な数字ではあらわせないものの価値こそが豊かさになると思う、今までの既成概念にとらわれない、新たな100歳時代に新たな価値観をつくりたい、そんなプロジェクトでありたい。

『 Who cares? 』

作家の女性からこんな話を聞いたことがあります、「いい歳してこんな服を着たら恥ずかしいと思っていたら、アメリカの彼が “Who cares?” って言うのよ」とお酒を呑みながら楽しそうに話をしてくれました。

” Who cares “とは「誰がそんなこと気にするの?」とか「そんなこと、どうだっていいだろ」と言う意味のようですが、とってもいい言葉だと思いました。

 

 

『  テイコブコラボステッキ  』

「鉄人28号」、「マジンガーZ」、「ゲッターロボ」など懐かしのロボットアニメのキャラクターが “杖(つえ)” になり話題になっています。『 テイコブコラボステッキ 』という名前でTacaoF(テイコブ)とバンダイの共同開発した商品で7月から発売しています。テイコブとは大阪にある福祉用具、介護用品の総合メーカー幸和製作所のブランド名です。

 

TacaoF(テイコブ)というブランド名には、「take care of(…のお世話をする)」という意味で、どうしても暗くなりがちな介護の現場を少しでも明るくしたい、心のお世話をしたいという思いからつけらたようです。そういう思いから生まれた商品だからこそ意味があるんだと思います。

一般的な杖をイメージすると、だいたいこういうものだという今までの概念にとらわれない、”そんなことどうだっていいだろう”という画期的な商品だと思いました。

 

 

『 老人ハイスクール 』

「 老いと演劇 」OiBokkeShi (オイ・ボッケ・シ) の主宰であり、俳優であり、介護福祉士である菅原直樹さんは演劇によって介護はより豊かになると活動されている “俳優介護士” 。幅広い分野で活躍されている岡山県の奈義町アート・デザイン・ディレクターです。

その菅原直樹さんが構成と演出をする演劇「老人ハイスクール」が12月22日、23日に三重県の津にある三重県文化会館で上演されます。

19〜90歳の公募メンバーが老いの明るい未来をとどけるという「老人ハイスクール」は

【少子高齢化で廃校となった学校が老人ホームとして開業、母校で老後を過ごす個性豊かな老人たち。ルールなし、恋に落ちるもよし、非行に走るもよし。未来がなくても、記憶を失っても、人は青春を生きることができるのか?】

という前代未聞の老人ホーム青春群像劇です。今回は2015年に上演された「老人ハイスクール」が新たに生まれ変わって上演されるようです。

実際の演劇や演劇に関わることによって従来の老後や、介護などのイメージがどう変わるのか、とてもワクワクします、新たな可能性を感じさせてくれる演劇になるはずです。楽しみです。

 

 

『 Who  cares? 』

匂いで昔のことを思い出したりすることを “プルースト効果” というようですが、この言葉はフランスの作家マルセル・プルーストが半生をかけて執筆した『失われた時を求めて』からきているようです。

そのプルーストの名言として「真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ」という言葉があります。

 

 

きっと新しい目が無ければ、見えない景色がアニメのロボットや演劇なのではないかと思います。

これからの超高齢社会においては、今までの慣習を変える、価値観を変える、ものの見方を変える、そういう新しい目が必要不可欠になります。

そして何かを変える時には勇気がいると思います、どう思われるか?なんて言われるだろう?

そんな時には「Who  cares? 」と言いたいもんです!

 

12月9日に東京大学で開催する『 ちゃんとちゃんとの学校@東京大学 』ではそんな新しい試みを紹介出来たらと思っています!

 

 

ちゃんとちゃんとの学校@東京大学『100歳長寿先進国を目指して』〜わたしたちができること〜
 

シニア支援パーソン大集合!
 
私たちは、今の時代に合ったシニアの新しい自立を支えるためのプロジェクトを展開しています。
シニア支援に関わるお仕事や活動をされている皆さん。
各業界の枠を超えて、シニア支援の未来を学んでみませんか?

 

<日時>
12/9(日)13:30~16:30 開催予定

<会場>
東京大学大学院農学生命科学研究科
フードサイエンス棟 中島薫一郎記念ホール
 
※東京メトロ南北線「東大前」、千代田線「根津」

 

『 恋愛に年齢は関係ない 』

土砂降りの中、赤信号で偶然止まった目の前の車には愛する人がいる、信号が変わるまでの僅かな時間、激しくワイパーが動く度に人生を考える、このまま退屈な、けれども安定した生活を続けるのか? それともドアを開け、全てを捨て愛する人のところに駆け出すのか? 運転する夫の助手席で今にも飛びだそうと、ドアレバーを握りながら涙を流す主人公…なんて映画がありました。

随分と前に観た『マディソン郡の橋』というクリント・イーストウッドとメリル・ストリープ共演の映画です。母親の葬儀に集まった子供達が、平凡な人生を送っていたはずの母親の激しい恋を知るという話です。不倫を袋叩きにする今の時代には合わないのかもしれないですが、悲しすぎる別れのシーンが印象的な映画でした。

 

 

『高齢者の4人に1人が恋愛中?』

50~69歳の独身男女1850人を対象に婚活支援サービスを行う株式会社パートナーエージェントが実施した「シニアの恋愛」に関するアンケート調査がありました。

「交際している相手がいる」(13.7%)、「好意を寄せている相手がいる」(4.5%)、「なんとなく気になっている相手がいる」(5.9%)となったようで、いったいどこからが恋愛なのかはよくわかりませんが、だいたい4人に1人が恋愛中という結果になったようです。

高齢者の4割が恋愛願望があるとも回答したようで、時代とともに恋愛事情も変わりつつあるようです。

 

 

『新しい出会いの場所』

国立社会保障・人口問題研究所によると、戦前には見合い結婚が約7割を占めていたが、1960年代末に恋愛結婚と比率が逆転し1990年代に全体の1割を切り、2010~2014年には5.5%になっているということで、昔に比べて見合い結婚は少なくなり恋愛結婚が増えています。

そして結婚する年齢も変化があります。平均初婚年齢は1908年の男性が26.8歳、女性が22.9歳だったものが、2016年には男性31.1歳、女性29.4歳まで上がっています。これは様々な要因があるようですが、人生の時間が昔より長くなってきたことも関係しているのではないでしょうか。

また50歳以上の出会いの場「森羅クラブ」を運営するイー・シェアーズは、対象年齢を男性は68歳以上に限った「もっと大人の出会いパーティー」を開催して話題になりました。第1回目は昨年4月に行われ、68~80歳の男性と、52~73歳の女性計26人が参加し、平均年齢は男性72.4歳、女性66.6歳と、業界最高齢の出会いパーティーだったそうです。

 

 

『最長寿夫婦』

今年の7月25日、ギネスワールドレコーズは松本政雄さんとミヤ子さん夫妻を、「存命中の最長寿夫婦(合計年齢)」に認定しました。松本政雄さん(1910年7月9日生まれ)、ミヤ子さん(1917年11月24日生まれ)記録取得時のふたりの合計年齢が208歳259日になるようで話題になりました。

また過去にはイングランドで103歳の男性と91歳の女性が結婚式を挙げ、世界最高齢の新婚夫婦としてギネスワールドレコーズに記録認定を申請したという話があります。新郎は103歳のジョージ・カービーさん、新婦は91歳のドリーン・ラッキーさんで27年前から付き合い始め103歳のバレンタインデーにプロポーズし、その後めでたくゴールインしたようです。やはりプロポーズをするタイミングは難しいもんだと思いました。

 

『晩恋』

昔好きだったあの人は、今どうしているんだろう?
誰もが少しは気になるテーマですが、そういう人にオススメの本が『晩恋』です。
一度は結婚をしようとしながら別れ、50年たってからの話です。この本では本来なら2度と交わらないはずの2人が毎日のようにメールをするようになり、過去を振り返りながら記憶をたどっていきます、その様子はとにかく丁寧で臆病で若々しくて思わず引き込まれます。
昔の人の恋愛観や、その当時に聴いていた音楽なども面白いです、また”君に会いたい”というメールを打っているときには年齢や時間は2人の間には無くなっているような気がします。
女性は昔の男のことはすぐ忘れるといいますが、この本を読んで昔好きだった人のことを思い出したりするのもいいかもしれません。

 

『人生100年時代』

“歴史は繰り返す” と言ったのは古代ローマのクルティウス・ルフスという歴史家なんだそうですが、人類が今まで経験したことがない人生100年時代になろうとしている今、当てはまらないこともこれからは増えるのではないでしょうか?、それは “何歳だからこうでなければいけない” とか、”いい歳してみっともない”、…そんな今までの価値観を変えるかもしれません、そう思うと少しワクワクする気もします。

日本が抱えている超高齢社会の問題も少し角度を変えればとても可能性があることにもなるのでは、そういう気持ちの方々にも是非お集まりいただきたいのが、私たちのプロジェクトが主催している”ちゃんとちゃんとの学校”です。シニアに関わる方々とともに新たなシニアの自立を学ぶ昨年からスタートした企画です。今回の”ちゃんとちゃんとの学校”は12月9日に東京大学で一日公開授業を行います、初めて参加される方も大歓迎ですので、是非皆様のご参加お待ちしております!

 

ちゃんとちゃんとの学校@東京大学『100歳長寿先進国を目指して』〜わたしたちができること〜
シニア支援パーソン大集合!
 
私たちは、今の時代に合ったシニアの新しい自立を支えるためのプロジェクトを展開しています。
シニア支援に関わるお仕事や活動をされている皆さん。
各業界の枠を超えて、シニア支援の未来を学んでみませんか?

 

<日時>
12/9(日)13:30~16:30 開催予定

<会場>
東京大学大学院農学生命科学研究科
フードサイエンス棟 中島薫一郎記念ホール