『読みにくい漢字クイズ』

先日シニア世代の方々と食事をする機会を頂きまして。その時に大変盛り上がった話題が、「食べ物の名前の漢字」についてでした。発端は、お店のメニューに書いてあった魚の名前。

「氷下魚」

さて、何と読むでしょう?魚の名前であることはすぐにわかると思います。そして魚好きならすぐにわかるかもしれません。

正解は「コマイ」。

日本近海に生息するタラ類の一種ですが、あまりメジャーな魚ではないこともあり、皆なかなかすんなり名前が出てきませんでした。この氷下魚から、皆で「あの魚はどういう漢字で書く」、「あの果物はこんな漢字だ」などと盛り上がったわけです。皆さん、さすがに色々な漢字を知っていらっしゃって、大変勉強になりました!

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Photo by cotaro70s

 

漢字の読み書きというのは、脳を刺激して認知症の予防にも繋がる良いトレーニングにもなります。そこで今回は、10月ということもあり秋にちなんだちょっと読みにくい漢字クイズを出題したいと思います。(回答は下に記載)

 

【季節の言葉・季語編】

  • 行秋(過ぎ去って行こうとする秋)
  • 寒露(二十四節気10/8頃)
  • 霜降(二十四節気10/23頃)
  • 稲架(刈り取った稲を干すための木組み)
  • 鳥威(実った稲などの穀物を鳥から守る仕掛け)

【秋に美味しい食材編】

  • 蔓紫
  • 零余子
  • 湿地
  • 香母酢
  • 無花果
  • 石榴
  • 木通
  • 甘藷

【秋の代表的な魚編】

  • 潤目鰯
  • 真沙魚
  • 黄姑魚

皆様、いくつ読むことができましたか?

 

 

【回答】

  • 行秋 ゆくあき
  • 寒露 かんろ
  • 霜降 そうこう
  • 稲架 はざ
  • 鳥威 とりおどし

 

  • 蔓紫  つるむらさき
  • 零余子 むかご
  • 湿地  しめじ
  • 香母酢 かぼす
  • 無花果 いちじく
  • 石榴  ざくろ
  • 棗   なつめ
  • 木通  あけび
  • 甘藷  かんしょ

 

 

 

  • 鯔   ボラ
  • 潤目鰯 ウルメイワシ
  • 鯒   コチ
  • 真沙魚 マハゼ
  • 黄姑魚 コイチ

『インフルエンザは予防が大切』

先月(9月)、私の住む近隣の小学校でインフルエンザの発症が報告されました。これから冬に向かい、感染の拡大が予想されるインフルエンザ。シニア層では特に気を付けたい病気の一つですよね。

なぜシニア層では特にインフエンザに注意が必要かというと、症状が重篤化しやすい事と、合併症を引き起こす可能性が考えられるからです。

シニアがインフルエンザに感染した場合、最も気を付けなければならない合併症が「肺炎」です。インフルエンザのウイルス自体が肺炎を起こす事はほとんどありませんが、インフルエンザに感染したことによって他の細菌や常在菌によって肺炎を起こしやすくなります。

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Photo by a4gpa

■インフルエンザは予防が大切

インフルエンザは、とにかく罹らないように予防することが一番です。厚生労働省が発表している、インフルエンザ予防に有効的な方法は以下の通りです。

  1. ワクチンの予防接種
  2. マスクの着用(咳エチケット)
  3. 外出後の手洗い
  4. 適度な湿度の保持
  5. 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
  6. 人混みや繁華街への外出を控える

■インフルエンザに罹ってしまったら?

予防をしっかりしていても、絶対にインフルエンザに罹らないという保証はありません。もし罹ってしまったらどんな事に注意したら良いでしょうか。

●早めの受診が大切
インフルエンザは発症してから48時間以内に、医師から処方される抗ウイルス薬を服用することで、ウイルスの増殖を抑えることができます。自己判断で、市販の総合感冒薬や解熱剤などを服用した場合、インフルエンザ脳炎やライ症候群を併発する恐れもあります。インフルエンザの可能性がある場合には早めに受診するようにしましょう。

●とにかく休養
高熱をともなうインフルエンザは体力が奪われますので、とにかく安静第一で休養をとりましょう。汗をかいたら着替えをし、水分補給を十分にします。また、食事は食欲があるようなら、お粥や茶わん蒸しのような水分が多く消化の良いものを食べましょう。

●部屋の湿度を保つ
ウイルスは乾燥した環境で増殖やすくなります。
また、特にシニア層では喉から肺へ続く気道の湿度が低下すると、気道粘膜が傷つきやすく肺炎菌などの常在菌が付着しやすく、肺炎を発症しやすくなります。室内の湿度は50~60%に保つようにし、換気も忘れずに行いましょう。

インフルエンザは、インフルエンザそのものよりも、肺炎や気管支炎などの合併症を引き起こしやすく非常に危険です。「予防にまさる治療なし」という言葉通り、まずはしっかりと予防に努め、罹ってしまった場合には正しい対処を心がけるようにしたいものですね。

『様々な高齢者見守り活動』

近年、ひとり暮らしの高齢者の増加にともない、孤独死が社会問題ともなっています。かつてのような「向こう三軒両隣」といった濃密な近隣関係は希薄になり、地域の支え合い機能は低下しつつあります。

こうした現状を改善するために、各自治体などで行われているのが「見守り」活動です。地域において見守りが必要だと感じられる方の自宅に、定期的に訪問をしたり、茶話会やイベントを開催し、参加してもらうことで安否確認に繋げたり、そのやり方は様々です。

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photo by Luis Hernandez-D2k6.es

 

■日常生活の行動を利用した見守りシステム

佐賀県伊万里市、長崎県松浦市一帯をサービスエリアとする西海テレビでは、ちょっと変わった「高齢者見守りシステム」を導入しています。そのシステムはテレビのリモコンを使用して、遠く離れた所に住む家族に使用状況をメールで知らせるというもの。

高齢者がリモコンでテレビの操作をすると、「テレビの電源ボタンが押されました」というメールが届くだけでなく、一日の操作履歴も配信されてきます。さらに、このセンサーには温度を感知して、室内が異常高温などになった時や一日の温度記録なども配信されます。

こうしたメールが届くことによって、電源操作が長時間されていない場合には、何かあったのではないかという事にも気づきやすくなるだけでなく、このシステムを切っ掛けに連絡を頻繁に取るようになり、コミュニケーションが深まるなど、利用者の方からは喜ばれているそうです。

実際にこのシステムのお陰で、大事に至らなくて済んだ方の体験談がホームページに記載されていましたのでご紹介します。

今年の7月のことです。独り暮らしをしている実家の父宅に見守りセンサーを設置していますが、その日は朝6時頃のリモコン操作メールがきた後、夕方19時を過ぎても次のメールがきませんでした。気になって実家に連絡すると、受け答えの様子がおかしく、実家へ駆けつけたところ、父がぐったりとして椅子に座っていました。朝から食事もできないくらいに具合が悪く動けずにいたようです。すぐに病院へ連れて行き、結果的に二週間入院することになりました。
翌日はかなり蒸し暑い日だったので、あの時電話をしていなかったら、具合が悪いまま熱中症になって大変なことになっていたかもしれません。今は退院して元気に暮らす父。あの時気になって、電話をする切っ掛けをくれた見守りシステムに感謝しています。

こうした見守りシステムなども、今後の高齢化社会に向けて必要となってくるものの一つなのかもしれませんね。