『転ばぬ先の杖 転倒防止サポーター』

寝たきりや、認知症の原因の一つと言われる「骨折」。シニア世代では、一週間ベットに横たわっていると、筋肉の約20%が衰弱し、その筋肉を回復させるには約一カ月のリハビリを要すると言われています。
こうした寝たきりなどの原因ともなる骨折をしないためには、転倒を予防することが大切です。

浜松市の福祉事業者が、転倒を防止するための「転倒予防サポーター」という養成講座をスタートさせたそうです。講座は全7回で、今回は40名の方が養成講座を受けています。

浜松医科大の鈴木みずえ教授(高齢者保健学)の協力を得てプログラムが作られ、在宅ケアや食事療法などを学びます。講座の対象者は看護師や専門家ではなく、地域住民です。一般の方を対象とした、こうした複数回にわたる養成講座は非常に珍しい取組で、日本転倒予防学会など専門家たちも注目をしているそうです。

養成講座を受けた人たちが転倒防止サポーターとなり、他の地域住民や高齢者の集まる会合などで、転ばないための講話や運動などを伝えていきます。こうしたサポーターが増えることにより、転倒しないような意識付けに繋がり、寝たきりや認知症など要介護状態を予防することに繋がっていくことでしょう。

こうした試みがもっともっと全国的に広まっていくことを期待しています。

 

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Photo by Paul Kline

『チャレンジ精神が健康を作る』

昨年、テレビなどメディアで取り上げられた「高橋幸枝」さんという方をご存知でしょうか。高橋さんは98歳(現99歳)でありながら、現役のお医者さんなのです。

98歳、そんなに元気でいられるのはどうしてなのか?というような内容でテレビ番組では紹介されていたと思います。高橋先生はお医者さんだし、さぞかししっかりとした健康法や食事法を実践しているのでは?と思いきや、健康で長生きの秘訣は案外特別なことではありませんでした。

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Photo by  soggydan

 

■健康長寿の秘訣は「チャレンジ精神」

高橋先生の健康長寿の秘訣、それは『いつまでも衰えないチャレンジ精神』。80歳の時には水彩画を習い始め、92歳の時に大腿骨を骨折したのにも関わらず、どうしても家に帰りたいという執念から、リハビリに励んでその後現役に復帰。とてもバイタリティに溢れた方です。

「まだ毎日学ぶことがある。年寄りでも甘えちゃいけない。出来る事はする。」高橋先生の言葉です。

高橋先生だけではありません。長寿で健康な方というのは日本中にたくさんいらっしゃいます。例えば、聖路加国際病院の名誉院長である日野原重明先生は、103歳で初めて乗馬にチャレンジ。99歳でヨーロッパアルプスの最高峰モンブランで、スキーの滑走を果たした三浦敬三さん。100歳でマスターズ選手権に出場するスイマー長岡三重子さんは、なんと80歳から水泳を始めたそうです。

こうした長寿で元気に生活されている方の共通点は、やはり高橋先生の言う「チャレンジ精神」なのだと思います。

チャレンジすることに年齢制限はありません。
「年甲斐もなく」
「もう歳だから」
など年齢を言い訳に、何かを諦めていませんか?

歳を重ねれば、精神的にも肉体的にも衰えが進み、新しいことにチャレンジするのは難しいと思うかもしれません。しかし、実際に年齢の言い訳をはねのけて、様々な事にチャレンジしているシニアは大勢いるんだということを知っておいてください。そんな人たちを見ていたら、年齢を理由に諦めてしまうことがバカバカしく感じませんか?

健康で長生きをするために、チャレンジすること、見つけてみませんか?

『笑いがもたらす健康効果が凄い!』

先日仕事でお会いしたシニア女性の方、他のお客様よりも一際お元気で、肌ツヤも抜群に良い。70歳前半くらいの年齢かなと勝手に思い込んでいたのですが、実際には82歳だとおっしゃるではないですか!

全く80歳を超えているようには見えません。先に70歳前半くらいと書きましたが、もしかすると60代でも通るのではないかというくらいに、とても若々しく見えるのです。

なぜそんなにお元気でハツラツとしていられるのですか?と聞いてみたところ、そのお客様はこう答えられました。

「毎日笑って過ごしているのよ!それが元気の秘訣!」

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Photo by  Emery Co Photo

 

■笑う門には健康来たる!?

「笑う」ということが、健康にいいと言う話を聞いたことがあると思います。笑いの健康効果というのは、多くの研究機関によっても立証されていますが、では実際に、笑う事によってどんな効果が得られるのでしょうか?

1.免疫力アップ
笑う事で免疫細胞であるNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化し、ウイルスや癌細胞を攻撃してくれる。

2.ストレス解消
笑う事により、副交感神経が優位になりストレスホルモンが減少する。また、血中酸素濃度も増加するので、ストレスを大幅に軽減できる。

3.糖尿病の予防改善
笑う事で血糖値の上昇を抑える事ができる。これは、細胞の活性を高める遺伝子のスイッチがスイッチが入り、血糖値の上昇を抑えているのではないかと言われている。

4.鎮痛効果
笑う事によって幸せ物質エンドルフィンが放出される、エンドルフィンはモルヒネの6倍に相当する鎮痛効果があると言われている。

5.美容効果
笑うと、表情筋の上にあるリンパの流れが促され、新陳代謝が活発化して肌を綺麗にしてくれる。

どうでしょうか?ただ「笑う」だけで、こんなにもたくさんの効果が得られるのです。昔から「病は気から」という言葉が有る通り、笑いは気分を高揚させてくれ、病気を撃退する事に役立っているのです。

歳を重ねるにつれ、一日に笑う時間というのは減少傾向にあるそうです。ある調査では、小学生は一日に平均300回笑うが、70代では一日2回程度しか笑わないという報告がありました。

 

「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」米国哲学者:ウィリアム・ジェームズ)

 

何でもない日常の中でも、少し視点を変えれば楽しいと考えることができる出来事はたくさんあると思います。冒頭にご紹介したシニア女性も、特別な毎日を送っているから笑顔で過ごしているわけではありません。何気ないことでも楽しむようにしているからこそ笑顔で過ごせて、それが元気の秘訣に繋がっているのです。

皆様も是非笑顔の絶えない毎日を意識してみませんか?